ドリンクバー
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ドリンクバー (drink bar) は、外食産業レストラン店内におけるセルフサービス方式のフリードリンクコーナーである。若者には、ドリバと略語で呼ばれることがある。

名称が定着しているために、サービスそのものをドリンクバーと呼ばれることが多い。
ドリンクバーの特徴・利用方法 ファミリーレストラン(CASA

注文後、ドリンクバーコーナーまで出向き、好きなドリンクを選択し必要に応じて砂糖クリームなどを加え、席へ戻って賞味する。基本的に1人1個のカップ・グラスで利用し、グループでの回し飲みは禁止されている。規定料金を払えばお替わりの制限はなく利用出来る。

ただ飲み物によっては熱いもの(ホット)、冷たいもの(コールド)があるため途中でカップやグラスを交換した方がより美味しく飲むことができるが、店舗によって対応が異なりカップやガラスの交換が可能な場合と不可能な場合がある[1]。なお複数の飲料を混ぜて飲む方法を表記しているレストランもあり、自分の嗜好に合わせて楽しむ利用者もいる。

朝食メニュー(一部チェーンではランチメニューデザートセットでも)の場合、ドリンクバーがセットに含まれていることが多い。

また漫画喫茶ではフリードリンク制の店舗があるが、この場合は室料にドリンクバーの料金が含まれている事が多い。
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出典検索?: "ドリンクバー" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2010年4月)

1987年にショッピングセンターのニチイに出店しているハニーという店の責任者である西田英隆がコカ・コーラとの話し合いで始めた。1992年すかいらーくの子会社グリーンテーブルが「ガスト小平店」のプロトタイプ店舗を作り、低価格路線のメニュー、ドリンクバーの設置を行いオープンした所大ヒットとなり、バブル後の消費環不況で低迷していたすかいらーくは翌年ガストへの大規模な転換を行った。ガストは当初は「ホットドリンクバー」として温かい飲料水しか提供せず、ホットドリンクバーを注文した客に対してはカップを1つだけ渡していたので、当時は1つのカップのみで様々な飲料水を飲まなければならなかった。また、現在のガストではドリンクバーはプレミアムカフェという名称に変更されている。

当時のマスメディアにも大きく取り上げられ、ドリンクバーの認知度は世間に広がり、競合他社まで多大なる影響を与えて広がりを見せた。

一説にはもともとのコンセプトではなく、あまりの多忙さにあるアルバイト社員がコーヒーのデキャンタポットを客席に置いて自由に飲ませたことから始まったとも言われる[2]居酒屋カラオケボックスでグループ客に飲料を提供する際に使われるピッチャー(水差し)もヒントになったと考えられる。
発展

低価格路線で人気を博したドリンクバーだが、現在は種類の拡充にとどまらず1杯ずつ抽出する専用エスプレッソコーヒーマシンや果汁100%ジュースの導入など、さらなる進化を続けている。
飲料の種類と傾向

店舗の規模やスペース、レストランチェーンが契約している飲料メーカー・酒造メーカーに左右されるが概ね以下のような飲み物が主流。
コーヒー

アイスコーヒーはあらかじめ飲料メーカーで抽出したコーヒー原液で提供するものと、コーヒーマシンで抽出したホットコーヒーをグラスに入れた氷で冷やすものがある。

ブレンドコーヒー

アメリカン・コーヒー

エスプレッソ

カフェ・ラッテカフェ・オ・レ

カプチーノ

お茶

コーヒーマシンの給湯機能を使い、茶葉はティーバッグで提供することが多い。冷茶の場合は後述する清涼飲料水サーバーやジュースクーラーで提供する。ロイヤルホールディングス系列(ロイヤルホストシズラーなど)のパラダイストロピカルティー(アイスティー)、バーミヤンのアジアンティー(烏龍茶・ジャワティー・ジャスミン茶など)など各社のこだわりが反映されやすい。

日本茶煎茶ほうじ茶玄米茶昆布茶など)

烏龍茶

爽健美茶

プーアル茶

紅茶

ジャスミン茶

清涼飲料水

ラインアップは契約する飲料メーカーに左右されることが多い。健康志向を謳い、野菜ジュース青汁を扱う店もある。

コーラ

炭酸飲料ジンジャーエールメロンソーダ炭酸水など)

オレンジジュース

カルピスジョナサンはカルピスの代わりにアンバサ

茶系飲料 (緑茶烏龍茶アイスティー爽健美茶など)

その他の飲料

コーヒー、茶類以外にも以下のようなものが提供される。

ココア

スープ(スープバーで提供する場合が多い)

ミルクティー

レストランチェーンによってはフローズンと呼ばれるシャーベット状のソフトドリンクやソフトクリームといったデザートがドリンクバーでも提供される。

一部の焼肉店チェーンではビール日本酒などアルコール類もドリンクバーに加わる場合がある。たとえば、現在は全店ガストに転換されたすかいらーく系列のビルディにおいては「フルーティーバー」としてワインなどアルコール飲料も含めた飲料水の飲み放題を提供していた。
スープバー

ドリンクバーに先んじて広まっていたのが、通常メインディッシュが来るまでの間に提供されるスープが飲み放題となるスープバーだった。主にステーキレストランで広まったが、通常のファミリーレストランでもランチタイムや休日など時間を限って実施することもある。

ポタージュ(コーンスープが多い)

ミネストローネ

クラムチャウダー

コンソメ(野菜スープ)


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