ザ・ドリフティング・カウボーイズ
The Drifting Cowboys
ジャンルカントリー、ホンキートンク
担当楽器ギター
ベース
スティール・ギター
活動期間1939年 ? 1953年
共同作業者ハンク・ウィリアムズ
旧メンバー
ハンク・ウィリアムズ
Don Helms
ザ・ドリフティング・カウボーイズ(The Drifting Cowboys)は、アメリカ合衆国のカントリー音楽史において伝説的存在であるハンク・ウィリアムズのバックを務めたバンド。ウィリアムズが活躍していた時期だけでも、何度かメンバーの交代があり、ウィリアムズの死後も、残ったメンバーを中心に各地のツアーを続け、今日まで元メンバーのよる様々な音楽活動が続けられている。
最近の編成の一例として、ウィリアムの娘であるジェット・ウィリアムズのツアーのバックをドリフティング・カウボーイズが務めたときには、オリジナル・ドリフティング・カウボーイズのスティール・ギター奏者ドン・ヘルムズ(Don Helms)がリーダーになっていた[1]。「ハンクズ・ドリフターズ (Hank's Drifters)」と名乗る別の編成では、オリジナル・ドリフティング・カウボーイズのメンバーであったチェット・ホームズ(Clent Holmes)とピー・ウィー・ムールトリー(Pee Wee Moultrie)がフィーチャーされている[2]。ムールトリー、ホームズ、ヘルムズの3人は、ドリフティング・カウボーイズのベーシストだったハーバート・"ラム"・ヨーク(Herbert "Lum" York)と、2004年にヨークが死去するまで、何度となく共演していた。
ドリフティング・カウボーイズのギタリストだったジョー・ペニントン(Joe Pennington)は、後にロカビリーの先駆者のひとりとなり、カントリー音楽やゴスペルの分野でツアーも録音もやり続けた。やはりドリフティング・カウボーイズのギタリストだったヒラス・バトラム(Hillous Butrum)は、後に音楽プロデューサーとして成功し、ミュージック・ビデオの分野を切り開いた。レイ・プライス(Ray Price)は、ウィリアムズの死後、短期間だったが、バンドをそのまま引き継いでしばらく活動した。
出典・脚注^ ⇒“Hank Williams pedal player Don Helms dies”. Country Standard Time. (2008年8月11日). ⇒http://www.countrystandardtime.com/news/newsitem.asp?xid=2010 2011年4月6日閲覧。
^ “ ⇒Hank's Drifters featuring Clent Holmes & Pee Wee Moultrie”. Hank's Drifters. 2011年4月6日閲覧。
外部リンク
⇒The Drifting Cowboys Website
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