ドリス・ロバーツ
Doris Roberts
2010年撮影
本名Doris May Green
生年月日 (1925-11-04) 1925年11月4日
没年月日 (2016-04-17) 2016年4月17日(90歳没)
出生地 アメリカ合衆国・ミズーリ州セントルイス
死没地 アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス
国籍 アメリカ合衆国
職業女優
声優
舞台女優
ジャンルテレビ・映画・舞台
活動期間1952年 - 2016
配偶者Michael E. Cannata (1956 - 1962)
William Goyen (1963 - 1983)
受賞
エミー賞
コメディシリーズ部門最優秀助演女優賞(2005, 2003, 2002, 2001)
全米映画俳優組合賞
全米映画俳優組合賞アンサンブル賞 (2003)
その他の賞
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ドリス・ロバーツ(Doris Roberts, 1925年11月4日 - 2016年4月17日)は、アメリカ合衆国の女優、声優、舞台女優である。 1925年、ミズーリ州セントルイス生まれ。母親はロシア系ユダヤ人だった[1]。その後、ニューヨークで育つ[2]。もともとはグリーンという名字だったが、義父の名字がロバーツだったため、最期までその名字を使用した[3]。 1950年代に入るとテレビで活躍し始め、1951年にテレビシリーズ『Starlight Theatre』で女優デビューを飾る。しばらく活躍の場はテレビだけだったが、1961年にキャロル・ベイカー主演のドラマ映画『傷だらけの愛』で映画デビューも果たした。1960年代、70年代はコンスタントに出演作品を増やしていき、着実に女優のキャリアを築いていく。舞台においても50年代にブロードウェイデビューをしてからは、様々な演目に出演してジェームズ・ココなどの俳優らと共演した。 特にロバーツのキャリアで知られる作品として挙げられるのは、作品自体がエミー賞を獲得したシットコム『HEY!レイモンド』。同作品ではレイ・ロマーノ演じるレイモンドの母親マリー・バローネを演じ、そのユーモラスな演技が高く評価された。それを証明するようにロバーツ自身、エミー賞、全米映画俳優組合賞、サテライト賞など様々な賞へノミネートされ、同作品で全米映画俳優組合賞アンサンブル賞、テレビガイドアワード、アメリカン・コメディ・アワード、そして4度のエミー賞に輝いている。ちなみにプライムタイム・エミー賞には別の作品も含めて11回ノミネートされており[4]、1983年に出演した『セント・エルスウェア』でも受賞した。その他にはピアース・ブロスナンの出世作でもあるテレビドラマ『探偵レミントン・スティール』への出演でも知られている。テレビでは母親や義母役での出演が多く、日本でも放送されたシットコム『フルハウス』では、ボブ・サゲット演じるダニー・タナーの母親も演じている。2003年にはそのキャリアと功績が讃えられ、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームを授与された。 2016年4月17日、カリフォルニア州ロサンゼルスにて亡くなった[5]。90歳没。 公開年邦題
来歴
出演作品
映画
原題役名備考
1961傷だらけの愛
Something Wildメアリー=アンの同僚
1967裸足で散歩
Barefoot in the Parkホテルのメイドクレジットなし
1968殺しの接吻
No Way to Treat a Ladyシルヴィア
ボディガード
A Lovely Way to Dieフィーニー
1969ハネムーン・キラーズ
The Honeymoon Killersバニー
1971殺人狂想曲
Little Murdersカンバーレイン夫人
おかしな求婚
A New Leafトラガート夫人
男と女のあいだ
Such Good Friendsゴールド夫人
1972ふたり自身
The Heartbreak Kidカントロー夫人
1974サブウェイ・パニック