ドラムマシン (drum machine) は、ドラムパートを自動的に演奏させるために開発された電子楽器の一種。シンセサイザー、サンプラー、ならびにドラム、パーカッションなどのサンプリング音を再生する機能を有したシーケンサー。同様の機材にはリズムボックス、リズムマシンがある。
歴史的に言うと、アナログ音源で、タイミング(時間軸)は円盤にリズムパターンがアナログで、起動条件がデジタル(ON/OFFの接点)でハードコーディングされており、それを選択して演奏するタイプがリズムボックスと呼ばれており、ローランド社のローランド・TR-808によって利用者によるリズムのプログラムができるようになると、それを総称してリズムマシンと呼ばれた。LinnDrumなどのサンプリング方式のリアルな音源が使われるようになって、リズムマシンとの区別から"ドラムマシン"と呼ばれるようになる。
京王技術研究所(現コルグ)により商品化された、ドンカマチックが日本産初のリズムボックスであり、現在も音楽業界で各種のリズム演奏機械や演奏時に聴くクリックを指して用いられる「ドンカマ」という呼称はここから生まれた。
テクノポップやデトロイト・テクノなどのテクノミュージックの初期、ニュー・ウェイヴやブラック・コンテンポラリーなどにおいて、安価でかつリズムパターンのループを容易に作れるドラムマシンは多用された。同様の理由でサンプリングが可能なドラムマシンのAKAIのMPC-60やE-MUのSP1200はヒップホップにおける定番機材となった。
関連項目
AKAI professional
ドンカマチック
ローランド・TR-909
ローランド・TR-808
ヤマハ・RXシリーズ
ヤマハ・RYシリーズ
コルグ・ELECTRIBEシリーズ
Gibson Maestro Rhythm King MRK-2[1]
表
話
編
歴
ドラムス
構成楽器
スネアドラム
バスドラム
フロアタム
トムトム
シンバル
シズルシンバル
チャイナシンバル
スプラッシュシンバル
スウィッシュシンバル
ロート・トム
道具・部品
ドラムスティック
撥
ブラシ
マレット
ドラムヘッド
リム
スナッピー
ペダル
奏法
ルーディメンツ
ルーディメンタルドラミング
ロール
トレモロ
オープンハンド
ダブル・ベース・ドラム
フィルイン
ジャズドラム
ビート
ドラム・ビート
バックビート
ダウンビート
ブラストビート
追加打楽器
カウベル
アゴゴ
トライアングル
タンバリン
ロート・トム
オクトバン
ティンバレス
ティンパニ
ウッドブロック
ボンゴ
コンガ
ジャンベ
木魚
関連項目
ドラマー(一覧)
太鼓
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パーカッション
リズム
ドラムマシン
電子ドラム
打ち込み
ドラムンベース
メーカー
コモンズ
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MusicBrainz楽器