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4 トム 。5 ハイハット 。6 クラッシュシンバル 。ライドシンバル
その他
チャイナシンバル 。カウベル 。シズルシンバル |
スプラッシュシンバル 。スウィッシュシンバル |
タンバリン 。ウッドブロック 。ロートタム
ドラムセットは、大小様々なドラムやシンバルなどの打楽器を一人の奏者が演奏可能な配置にまとめたもので、特定の楽器の名称ではなく概念である。通常椅子に腰掛けて演奏する。主にポピュラー音楽で使用される。ドラムキット、ドラムスともいう。略称はDr. Drs. Ds. Drms.またはDrums.。ドラムセットの楽器パートや演奏者(ドラマー)を表す言葉としてドラムスと呼ぶこともある。
ドラムセットに組み込まれる打楽器類の種類や数は、奏者の好み・音楽的方向性・経済的事情等により多種多様である。
ドラムセット(ドラムの組み合わせ)と言う名称ではあるが、シンバルなどドラム(太鼓)ではない打楽器がセットの中に組み込まれている。また、ドラムセットという用語は本稿で説明する概念を表すものであり、ドラムが組み合わされた(セットにされた)一般的な事柄(上位概念)を示す用語ではない。そのため複数の太鼓を組み合わせた(セットにした)ボンゴやマルチタム、コンガを複数配置することはドラムセットとは呼ばない。
誤用ではあるが、文脈上で確実に理解できる場合にはドラムセットやその奏者を「ドラム」と略す場合がある。 欧米の軍楽隊にて、体に付けたバスドラム(大太鼓)の上にシンバルをセットする発想が生まれた。そして1894年、小太鼓奏者“ディー・ディー”エドワード・チャンドラーによって、足でバスドラムを打つペダルが考案された。 しかし、それまではもっぱらバスドラムとスネアドラムによって演奏されるような、マーチング・バンドの延長でしかなかった。そのドラムセットが劇的に変化する切っ掛けになった最大の発明がハイハットであると言えよう。これは元々、ジャズドラマーのベイビー・ドッズが演奏中に左足を規則的に動かしていたのを見た観客が「せっかくならその動きを利用できないか」と考えた結果生まれた[要出典]、左足で二枚のシンバルを叩き合わせるペダル付の楽器「ソック・シンバル(別名:ロー・ボーイ)」という楽器を改良したものである。 これにより現代的なドラムセット並びにビートのスタイルが生まれ出たとされている。
歴史
構成
一般的なドラムセットドラムセットの構成
バスドラム(写真内 1)
Axis[要曖昧さ回避]のペダル。Bass Drumと表記することから「ベースドラム」「ベードラ」「バスドラ」と呼ぶ場合もある(アメリカなどの英語圏では「ベースドラム」と呼ぶのが一般的)。いわゆる大太鼓。他に「キック」(Kick)と呼ぶこともある。右利きの場合、奏者の右足側の床に横倒し(ヘッドを地面に対して垂直)に設置し、ペダルを踏んで演奏する。
フロアタム(写真内 2)
床に直接置くので「フロア(floor) ・タム」と呼ばれる。右利きの場合、奏者の右側に設置するのが一般的。大口径のタムで代用する場合もある。並び順はタムと同様。
スネアドラム(写真内 3)
ドラムは座って演奏するので、奏者の膝の高さに専用のスタンドで設置する。「サイドドラム」と呼ぶ場合もある。