ドラミ
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この項目では、漫画のキャラクターについて説明しています。プロレスラーについては「長野ドラミ」をご覧ください。

ドラミ
ドラえもん』のキャラクター
富山県高岡市の高岡おとぎの森公園にあるドラミ像(奥右から一体目)
作者藤子・F・不二雄
(1987年以前は藤子不二雄名義)
声優よこざわけい子[1](第2作第1期)
千秋(第2作第2期)
プロフィール
愛称ドラミちゃん
性別
種類ロボット
国籍 日本
肩書き子守りロボットの補助役
生年月日2114年12月2日
身長100cm
体重91kg
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登戸駅前「ドラミちゃん像」

ドラミは、藤子・F・不二雄漫画作品『ドラえもん』に登場するロボットで、主人公ドラえもんである。「ドラミちゃん」という愛称で呼ばれることが多い。

ドラえもんに代わって主人公あるいは副主人公級の活躍をすることもあり、映画ドラえもんの同時上映作として、ドラミを主役とした映画も6作公開されている。『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』などで使用された「ハロー! ドラミちゃん」を始めとして、テーマソングも数曲存在する。
設定
基本情報

子守りロボットの補助役として作られた妹ロボット

2114年12月2日生まれ
[2]

身長100cm★[3]

体重:91kg[4]

パワー:1万馬力[5]

好きな食べ物はメロンパン[6](特にクッキー生地でできた皮の部分[7]

嫌いなものはゴキブリ★[8][7]

特技は料理[3]

ただし、上記の設定の多くは藤本が執筆した漫画本編には登場せず、定まっていない設定もある。2023年9月現在、ドラえもんの公式ウェブサイトのキャラクター紹介では上記の★印の設定しか掲載されていない。

以下、可能な限り、「藤本が執筆した漫画で描かれている情報」を基本としてまず述べ、その他の作品における設定(「方倉設定」「アニメ設定」など。設定に関する用語は、ドラえもん_(キャラクター)#複数の設定を参照)とは、なるべく区別して述べる。
生活

普段はセワシのもとに住んでいて、彼の世話をしている[9]

定期検査などのドラえもんの休養中に、一時的な代理として現代にやって来て、のび太の世話をする[10]ほか、「タイムテレビ」などで兄のピンチを知ると駆けつける。その優秀さからセワシはのび太の世話役を正式にドラミに交替させようとしたこともあるが、のび太はドラえもんに対する友情から断っている[9]
方倉設定
一日の大半を「宇宙大学」で過ごす。天才ロボットグループのリーダーシップを取り、大学院にて文学哲学科学などを研究している[8][2][11]
性格

性格は真面目でしっかり者。ただし生真面目すぎて融通がきかないところがある。ひみつ道具に頼らず、まずはのび太に実力で物事を解決させようとする傾向がドラえもんよりも強い(それが災いし、大きな事件になった事もある)。道具の使いこなし方が兄より上手で、上記のようにのび太の世話をするときには単に力を貸すだけではなく、のび太が自発的に物事を解決する方向へ誘導しようとする[9]

生真面目さゆえに臨機応変さに欠け、結果的には兄のドラえもんを頼ることになる展開も少なくない[12]。また初登場時は旅行に行きたいというのび太たちに対して間違えた道具を出したりと兄同様ドジな面が見受けられた。

掃除洗濯などの家事が好きで、野比家ではのび太のみならずママの手伝いをすすんで行う。
テレビアニメ
優秀である反面、想定外の出来事により不測の事態が発生すると固定観念による油断から異変を見逃し、窮地に陥ったことがある[13]
誕生年とドラえもんとの初対面の謎

ドラミの誕生年と、ドラミとドラえもんの初対面の仕方と時期は作品によって異なる。
映画『2112年ドラえもん誕生』(1995年公開)
兄のドラえもんとの初対面は、2122年8月30日にドラえもんが耳を失い、そのショックで三日三晩泣き続けて体が青くなってしまってから
[注 1]、つまり同年9月1日以降のことである。また、その時点でドラミは既にセワシのもとに引き取られて一定の時間が経過している様子がみられる。上記の「ドラミは2114年に生まれた」という設定を前提とした場合、ドラえもんと対面を果たすまでの8年間の動向や、ドラえもんと兄妹になった経緯、セワシ家に引き取られることになった経緯に矛盾が生じる[注 2]
テレビアニメ「ドラミが生まれた日」(2014年12月5日放送)
ドラえもんとドラミの初対面はドラミの誕生直後。場所はロボット工場。
方倉設定(1980年)
2115年1月1日にドラミは、ドラえもんが兄であることを知った(穴にズボッと頭から落ちるドラえもんを見て同情したらそれが兄だった)[14]
身体

ドラえもんに似た体形で、体は誕生時のドラえもん同様黄色。ポケットはタータンチェック柄、しっぽは花柄模様。後頭部には、耳のように見える形でリボンがつけられている。切り込みが入った形の黒目が特徴。
リボン
藤本の漫画
リボンの柄は、発表時期によって黒塗り、格子模様、チェック模様と変化がある。
アニメ
アニメでのリボンの柄は基本的に赤の単色であるが、『
ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ?7人の魔法使い?』(2007年)のみ赤に白のチェック柄である。
方倉設定
リボンは「リボン型集音装置」と呼ばれて耳の役割を果たす[15]。これに使われている高感度集音装置は「日本とフランスの合作品」という設定[2][注 3]。ドラミが造られたのは、耳を失ったドラえもんの悲しみを癒すためだったが、「耳のあるヤツに僕の悲しさが分かるか!」とドラえもんがスネないようリボン型の耳に交換されたのだという[3]。またドラえもんの顔にはレーダーひげがあるが、ドラミにはひげはなく[16]、代りにリボンがレーダー機能を兼ねている[7]
体重の変遷

1979年の『ドラえもん百科』では体重の設定はない。1980年4月放送のアニメ[17]にて、初めて35kgと設定。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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