ドラマ_(アルバム)
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ドラマ (バナナラマのアルバム)」あるいは「ドラマ (アルカラのアルバム)」とは異なります。

『ドラマ』
イエススタジオ・アルバム
リリース1980年8月18日 (US)
録音1980年
ジャンルプログレッシブ・ロック
時間36分55秒
レーベルアトランティック・レコード
プロデュースイエス
専門評論家によるレビュー


Allmusic link

チャート最高順位

2位(イギリス)[1]

18位(アメリカ)[2]

78位(日本)[3]

イエス アルバム 年表

トーマト
(1978)ドラマ
(1980)ロンリー・ハート
(1983)
イエスショウズ
(1980)


ミュージックビデオ
「Into The Lens」 - YouTube
「Tempus Fugit」 - YouTube
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『ドラマ』(Drama)は、イングランドプログレッシブ・ロックバンドイエスが1980年に発表したアルバム。新作のスタジオ・アルバムとしては通算10作目で、ライブ・アルバムと編集アルバムを含めると通算12作目にあたる。20世紀に発表されたイエス名義のアルバムの中で、ジョン・アンダーソンがボーカルを担当していない唯一の作品である。
解説

イエスは前作『トーマト』(1978年)の制作段階から音楽もメンバーの関係も不調に陥り、1979年12月にアンダーソンとリック・ウェイクマンが脱退した[4]。残されたクリス・スクワイアアラン・ホワイトスティーヴ・ハウは、マネージャーのブライアン・レーンが契約していたバグルストレヴァー・ホーンジェフ・ダウンズを迎えて[注釈 1][5]、1980年8月に本作を発表した。

彼等は引き続いてツアーを行なったが、アンダーソンの脱退で生まれた穴をホーンが埋めるのは困難だった[6]。結局、彼等は翌1981年に活動を停止してホーンとダウンズはバグルスの活動を再開した[7]ので、本作はこの5人が制作した唯一のアルバムとなった。

ホーンは1981年に、本作に収録された「レンズの中へ」を改作した「アイ・アム・ア・カメラ」をバグルス名義で発表し、1982年に発表したアルバム『モダン・レコーディングの冒険』に収録した。スクワイアとホワイトは1983年に活動を再開したイエス[注釈 2]のライブで、本作の「光陰矢の如し」をフィーチャーした「ホワイトフィッシュ」というソロを演奏した。

本作の収録曲の候補だったハウ作の「ゴー・スルー・ディス」とダウンズとホーンの共作「ウィー・キャン・フライ・フロム・ヒア」は制作の段階でお蔵入りとなって未収録に終わったが、本作発表後のツアーでは披露された[注釈 3]。後者は2011年に、スクワイア、ホワイト、ハウ、ダウンズ、ベノワ・ディヴィッドを擁するイエスがホーンをプロデューサーに迎えて発表したアルバム『フライ・フロム・ヒア』に、20分を超える大作のタイトル曲として収録された。
収録曲全作詞・作曲: Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「マシーン・メシア
"Machine Messiah"」Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan WhiteGeoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White10:27


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