ドラマ30
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「ひるドラ」はこの項目へ転送されています。漫画については「ひるドラ (漫画)」をご覧ください。
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『ドラマ30』(ドラマサーティ)、または『ひるドラ』は、毎日放送[注 1]及び中部日本放送(現:CBCテレビ[注 2])の交互制作(ただし、4月・5月期は、奇数年度がCBC、偶数年度がMBSの制作)により、TBS系列で、1992年4月6日から2009年3月27日までの17年間、平日の13:30 - 14:00(JST)に放送されていた昼の帯ドラマシリーズのタイトルである。本記事では、後継枠の『ひるドラ』についても述べる。

1992年4月6日から2008年8月29日まで放送された。作品によってはハイビジョン放送や字幕放送も行った。100作目の「ナツコイ」の最終回(2008年8月29日放送)をもって『ドラマ30』としての放送は16年5か月で終了し『ひるドラ』にリニューアルした。
概要

この枠は、腸捻転解消以来17年続いた毎日放送(MBS)制作の『妻そして女シリーズ』(正式枠名あり、13:30?13:45)と、腸捻転時代から21年続いた中部日本放送(CBC)制作の『連続ドラマ』(番組の開始時と終了時のクレジットに『連続テレビドラマ』と記していた時期もあり、13:45?14:00)[注 3] の2つの帯ドラマの枠が、ワンセットとなる平日15分帯ドラマ枠が時代に沿わなくなり、更には「午後は○○おもいッきりテレビ」等の裏番組の猛追で視聴率で苦戦を強いられていたことから、改革が求められていた[1]。そこで、1992年4月よりこの2つの帯ドラマを1本に統合することになり、毎日放送と中部日本放送が概ね2カ月ごとに交互に制作を担当し[2]、毎日放送制作では1992年4月6日開始の『いのちの現場から[2]、中部日本放送制作では1992年6月1日開始の『許されぬ唄[1] からこの枠での放送がスタートした。

制作・放送時期は、原則として偶数年度では4月・5月期、8月・9月期、12月・1月期をMBSが、6月・7月期、10月・11月期、2月・3月期をCBCが担当。奇数年度では偶数年とは逆に、4月・5月期、8月・9月期、12月・1月期をCBCが、6月・7月期、10月・11月期、2月・3月期をMBSが担当したが、2007年1月29日から4月13日までの間、CBC制作で放送された『キッパリ!』と4月16日から6月29日までのMBS制作で放送された『暖流』は各2か月半で放送された。それ以降はCBC(2007年7・8月、『こどもの事情』)→MBS(9月・10月、『お・ばんざい!』)→CBC(11月・12月、『熱血ニセ家族』)→MBS(2008年1月・2月、『京都へおこしやす!』)→CBC(3月?6月、『みこん六姉妹2』と『ママの神様』)→MBS(7月・8月、『ナツコイ』)の順番で担当した。後継枠のひるドラでは、2008年は9月・10月期をCBCが、11月・12月期をMBSが担当、2009年は1月・2月期をCBCが、3月期をMBSが担当した[3][4][5]

なお、MBSについては春季開催の選抜高等学校野球大会の準決勝・決勝開催予定日はその中継を優先して放送するため、自社制作分に関しては臨時枠移動(自社以外のTBS系列局では本来の放送日時に裏送り先行ネット)とし、中部日本放送制作分に関しては毎日放送に限り後刻に臨時遅れネットとした。この場合の臨時枠移動先の時間帯もしくは臨時遅れネット時間帯は本来の放送日時の翌日(本来の放送日が金曜の場合は翌週月曜)の10:25 - 10:55。だが、2006年・2007年[注 4]・2008[注 5] 年度は本来の放送日の16:30 - 17:00に臨時枠移動もしくは臨時遅れネットとした(字幕放送あり)。通常はJNNネットワーク基本協定にの解釈・運用によりあまり行われない臨時の遅れネットが、話数調整上の特例の措置として行われていた(連続ドラマ・アニメの場合、ストーリーも連続した作品では、他局でもプロ野球中継による臨時枠移動が行われた例があるが、ストーリーが一話完結の作品では、本放送時点では返上として再放送で初放送となる例もあった。なお自社制作分の場合、「自社に限り臨時枠移動・自社以外のTBS系列局では先行ネット」となるため、さきの協定の問題はない)。

このほか、この時間帯に、全国ネットで、JNN排他協定に基づく『JNN報道特別番組』や、プロ野球における日本シリーズ(1993年までは全試合デーゲーム)・近代オリンピックなどのスポーツ中継放送のために放送ができなかった場合に全国ネットでの臨時枠移動を行ったこともあった。だが、臨時枠移動先の日時は時期によって異なっていたが、2008年の場合は翌日の10:25 - 10:55での放送であった。

基本的にはこの枠の先行枠だった『愛の劇場』と同じくホームドラマ系統の作品が多いが、制作に当たっては両局のカラーが出ているのが特徴である。

ドラマのシーンでは、筆頭スポンサーであるP&Gの製品が置かれている場面が数多く見受けられる。P&Gは地域によって商品展開が異なるケースが多いため、制作局(MBSかCBC)以外の地域では商品を差替えている[注 6]
MBS制作作品の特徴

MBS制作の作品は、「いのちの現場から」シリーズのように医療・福祉・法律(離婚や遺産相続)、援助交際や薬物乱用といった社会問題を取り上げた比較的硬派なヒューマンドラマや、「ピュア・ラブ」シリーズ、「メモリー・オブ・ラブ」、「ナツコイ」のような純愛ドラマが多く、2006年の「銭湯の娘!?」以降はホームコメディーも増加していた。またごくまれに「虹のかなた」のように東海テレビ制作の昼ドラマのようなドロドロ愛憎ものが放送されることがあり、特に、2005年10月?11月の場合、10月3日から当枠で「デザイナー」が放送を開始した後、2週間後の17日からは愛の劇場でも「貞操問答」が放映され、結果的に10月第3週以後11月一杯まではTBS系の昼の帯ドラマ2本は愛憎(ドロドロ)劇が連続して放送されることとなった。

また夏休み期間中の毎日放送制作の作品については、家族で楽しめるような作品(「ふしぎな話」「ドレミソラ」「ショコラ」「がきんちょ?リターン・キッズ?」など)が放送された。

2年?3年に1回のペースで、脚本家宮内婦貴子原作のドラマが放送されていた(「命燃えて」、「命賭けて」、「ディア・ゴースト」、「ピュア・ラブシリーズ」など)。そのテーマは、ホームドラマから純愛、更に社会問題など、幅広い。

俳優・女優陣は、CBC制作分が若手俳優や若手女優を起用することに対し、毎日放送制作分は脇役陣もベテランを起用する傾向が見られた。夏休み期になると、ゴールデンタイム並の豪華キャストになることも多かった。

主題歌は、CBC制作のドラマが自社制作移行後に無名の若手歌手・グループを起用することが多かったのに対し、MBS制作分は2000年代において知名度のある歌手を起用することが多かった。かつては演歌歌手やフォーク歌手、ガールポップ系の歌手を多く起用していたが、2000年代中盤以降はエイベックスに所属しているアーティストが中心で、「がきんちょ?リターン・キッズ?」ではジャニーズ事務所タッキー&翼を起用した。

一部の東京制作を除いて一貫して大阪府吹田市千里丘放送センターで制作していたが、2001年10月の「ひとりじゃないの」以降の作品からは、大阪市此花区ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内にある「MBSスタジオ in USJ」で制作していた。MBS制作の作品は、1992年12月の「命の旅路」から、外部のテレビ制作会社(松竹芸能テレパックホリプロケイファクトリーなど[注 7]。)による制作のもと、東京での制作も行うようになった。東京制作の作品は緑山スタジオ・シティTMC砧スタジオ(いずれもキー局のTBSが出資しているスタジオ)など東京都内及び東京近郊のテレビスタジオで制作された。東京のスタジオでこれまでに制作した作品は「もう大人なんだから!」(緑山スタジオ収録)(1996年4月・5月)、「桜咲くまで」(TMC収録)(2004年2月・3月)「虹のかなた」(TMC収録)(2004年8月・9月)、「ヤ・ク・ソ・ク」(緑山スタジオ収録)(2005年6月・7月)、「銭湯の娘!?」(緑山スタジオ収録)(2006年2月・3月)、「がきんちょ?リターン・キッズ?」(TMC収録)(2006年8月・9月)、「お・ばんざい!」(緑山スタジオ収録)(2007年9月・10月)、「ナツコイ」(TMC収録)(2008年7月・8月)などがあった。
CBC制作作品の特徴

CBC制作の作品は、一時期MBS制作と同様にヒューマンドラマや医療ドラマ(実際の医療過誤裁判を扱った『娘からの宿題』など)を放送した時期もあったが、基本的に時期を問わずコメディタッチな家族劇が中心である(例:「のんちゃんのり弁」「キッズ・ウォー」「キッパリ!」など)。東京制作時代には、『みちのく温泉逃避行』『詐欺 狙われた実印』といったサスペンスドラマ、『風たちの遺言』のようなメロドラマを放送していた事もあった。

制作はスタート1年目までは名古屋の本社で行っていたが、人材や予算の都合から1993年4月の「危険な再会」から東京支社に移り、外注での制作となった。1998年に同局の新社屋が落成したことにより、スタジオの余剰ができたことから1999年の「直子センセの診察日記」からは再び名古屋での制作に切り替えた。東京支社制作時代はMBSの東京支社制作分や、東海テレビ制作の昼ドラのように、企画と宣伝、番組配信のみCBCが担当し、ドラマ自体の制作及び著作権は外部のテレビ制作会社(共同テレビ総合ビジョンC.A.Lザ・ワークス東阪企画など[注 7]。)が行ったが、名古屋本社に移ってからは主に自社製作だった。本社に制作主導が移った後、CBC制作分のヒットドラマとなったキッズ・ウォーシリーズなどでは名古屋市内や愛知県内、浜松市などがロケになっている事もあった。

また、名古屋での自社制作に切り替えて以降は、デビュー間もない若手歌手・グループの楽曲を主題歌に起用することが多かった。ZONEはこの枠で話題となり、『NHK紅白歌合戦』にも出場するなど、若手歌手にとっても登竜門的色合いがあった。
その他

2007年度以前の偶数年8月・9月期を担当するMBS制作の作品は、8月の夏休みの時期に子供や家族にターゲット意識した、スペシャルドラマが放送されたこともあった。
通常、放送期間2ヶ月に1作品制作するところを、2作品制作(放送期間1か月×2作品=計2か月)するスタイルをとり、1998年度は8月に『
幽霊ママ』を、同年9月は『表層家族』を制作した。
このノウハウで、2年後の2000年8月期は『ふしぎな話』(北海道放送はMBSと共同制作、琉球放送は制作協力)を制作。この時は、「ドラマ30 夏休みスペシャル」と銘打ち、特別企画を色濃くさせる作品とした。ちなみに、この時主題歌になったWhiteberryの「夏祭り」は話題を呼んで大ヒット、Whiteberryはその年の『NHK紅白歌合戦』に出場した。同年9月は『ディア・ゴースト』を制作。
『ひるドラ』に改題、そしてシリーズの終焉

2008年9月1日からは「キッパリ!!」からは『ひるドラ』と枠名を改めたが、こちらの枠は全4作品の放送にとどまった。TBSの春の大型改編[6] で、前座番組である『愛の劇場』と共に、2009年3月27日に終了し、1992年4月から『ドラマ30』として開始した昼ドラマ枠は17年の歴史に幕を降ろした。


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