ドラゴン・キングダム
The Forbidden Kingdom
監督ロブ・ミンコフ
脚本ジョン・フスコ
『ドラゴン・キングダム』(原題:The Forbidden Kingdom)は、2008年公開の米中合作映画[1]。ジャッキー・チェン、ジェット・リー初共演の武侠カンフー映画である。中国語題は『功夫之王』。 西遊記に登場する孫悟空や如意棒、更に八仙や白髪魔女伝のキャラクターをモチーフとしている作品。 ジャッキー・チェンとジェット・リーが共演するという案は、15年前からあったが、実現しなかった。記者発表会でジェット・リーが「この15年はとても長かった」と感慨深げに語ったことがある。中国では、双J計画(二人の英語名の頭文字、Jackie ChanとJet Liを取った)として大々的なプロモーションが組まれた。 現代のボストン。カンフー映画の海賊版を探しにきた中華街の質屋でカンフー・マニアの高校生のジェイソン・トリピティカス(マイケル・アンガラノ)は光っている棒に目をとめる。それは夢の中でモンキー・キング〈孫悟空〉(ジェット・リー)が使っていた金の棒(如意棒)だった。店主の老人ホップ(ジャッキー・チェン)によると彼の一族が代々引き継いで持ち主を待っているという。 帰り道にクラスメートの不良たちにつかまったジェイソンはヘナチョコぶりを見破られて質屋強盗の手引きをさせられる。店内を物色する少年たちのリーダーはピストルでホップを撃ち、ジェイソンは倒れたホップからあの金の棒を託されたが、ギャングから逃げるうちにビルの屋上から墜落。 意識を取り戻すと自分が古代中国に似た異世界キングダム(Forbidden Kingdom/禁忌王国)にいることを知る。驚く間もなくジェイド将軍(孫悟空の敵)の軍団に如意棒を狙われ捕まりそうになるが通りかかったルー・ヤン(ジャッキー・チェンの二役)の酔拳に助けられた。 悪党を倒し孫悟空を救う使命を知ったジェイソンは、将軍を敵と狙うゴールデン・スパロー(リウ・イーフェイ)、白衣の道士であるサイレント・モンク(ジェット・リーの二役)と出会う。モンクも孫悟空を救うために旅をする強者だった。 ルー・ヤンとサイレント・モンクという最強の2人を師としたジェイソンは対決に向けて特訓を始めるが、そこで未熟な若者は訓練でボコボコにされる映画の定石を自分の身体で知ることになる。 役名 (中華圏での役名)俳優日本語吹替
概要
ストーリー
出演者
ジェイソン・トリピティカス (杰森)マイケル・アンガラノ浪川大輔
ルー・ヤン (酔仙盧炎) / オールド・ホップ (盧炎質屋の店主)ジャッキー・チェン石丸博也
サイレント・モンク (默僧)、孫悟空ジェット・リー池田秀一
ゴールデン・スパロウ (金燕子) / 中華街の女の子リウ・イーフェイ小林沙苗
ジェイド将軍 (玉疆戦神)コリン・チョウ小山力也
ニチャン (白髪魔女・霓裳)リー・ビンビン[2]深見梨加
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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