ドラゴンボールZ_超武闘伝
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ドラゴンボールZ
超武闘伝ジャンル
対戦型格闘ゲーム
対応機種スーパーファミコン
開発元トーセ
発売元バンダイ
プロデューサー鈴木敏弘
ディレクター島田晋作
久保田昭史
デザイナー清水厚二
竹花欣也
プログラマーまるこパパ
まるこ
音楽山本健司
さばくまゆき
美術玉井裕和
高橋雅行
荒井翔子
しいのせいいちろう
いいだしんいち
シリーズドラゴンボールシリーズ
人数1 - 2人(対戦プレイ)
メディア16メガビットロムカセット[1]
発売日 1993年3月20日
1993年11月30日
売上本数約141万本(出荷本数)[2]
その他型式:SHVC-Z2
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『ドラゴンボールZ 超武闘伝』(ドラゴンボールゼット スーパーぶとうでん)は、1993年3月20日バンダイより発売されたスーパーファミコン対戦型格闘ゲーム。『ドラゴンボール』の第23回天下一武道会編からセル編を題材にしている。
概要

本作はドラゴンボールゲームとしては、1対1で戦う対戦格闘要素を基本としたものとして最初の作品である。

本作は舞空術で自由に空を飛び、接近しての肉弾戦と遠距離での気功波の応酬がスピーディーに繰り広げられる『ドラゴンボールZ』のバトルを再現するため、キャラクターが地上と空中を自由に行き来し、対戦するキャラクターが一画面に収まらなくなると画面中央に仕切りが入って画面が分割されるデュアルスクリーンシステムなど、一般的な対戦格闘ゲームとは一味違う出来栄えとなっている。また、かめはめ波をはじめとするキャラクターの必殺技は「デモ必殺技」と呼ばれる独自の演出が用意されている。

ドラゴンボール』の格闘ゲーム黎明期を支えた人気シリーズであり、本作を期に後に数多くの派生作品が作られ、2015年にも武闘伝の名のついた新作ゲームの発売がされた。

購入特典として裏面に隠し技が記載された「特製キラキラシール」が配布されていた[3]

発売から2か月後にて130万本の売上げを記録し[4]、『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』(1993年)が9か月後に発売されている。

2018年9月27日発売のNintendo Switch版『ドラゴンボール ファイターズ』の早期購入特典(パッケージ版は12月31日生産分、ダウンロード版は同日配信分まで)として、本作のダウンロードコードが封入されたが[5]、BGMは差し替えられている(#音楽を参照)。
ゲーム内容
基本システム
基本操作


十字キーと3つのボタン(パンチ、キック、光線技)による操作を基本とする2D対戦型格闘ゲームとなる
[6]。また、Lボタンで左方向、Rボタンで右方向へのダッシュが可能で、ダッシュ状態のまま敵に体当たりすることで相手を攻撃することもできる。

十字キーとボタンの組み合わせによるコマンド入力で、各キャラクターごとに性能の異なる「必殺技」の使用が可能。必殺技は打撃による近距離攻撃中心の「コンビネーション技[6]」と、気功波による遠距離攻撃中心の「光線技[6]」に分かれており「光線技」の使用には後述するPOWERゲージが必要。なお、例外的に全キャラクターが使用できる光線技「エネルギー弾」はPOWERを必要としないものの、連続して使うと「息切れ状態」になり一定時間動けなくなるようになっている。

体力ゲージの下にはPOWERゲージがあり、これを消費して光線系の技を使用する。POWERゲージは何もしなくても一定時間ごとに少しずつ溜まっていくが、相手の攻撃を防御したり、上空で十字キーを下へ入力し続けることで早く溜めることができる。POWERゲージが満タンになると体が点滅し、攻撃力が若干上がるが、一定時間が経過するとパワーが減ってしまう。

相手とある程度距離が離れている状態かつ一定量のPOWERゲージを消費することで、光線技の中でも特に強力な「デモ必殺技」の使用が可能。デモ必殺技使用時は画面が上下に分割され、迫力のデモ演出とともに光線が発射されて相手を攻撃する。「デモ必殺技」は通常の操作では回避することができず、直撃すると大ダメージを受けるが、タイミングよく(キャラクターが腰を落とした瞬間)専用のコマンドを入力することで対処が可能となっている。対処法はコマンドによって「ガード」や「さける」「かき消す」「はね返す」など複数のアクションがあり、アクションによってコマンドの難易度や受けるダメージが変化するようになっているほか、中には「バリアー」や「すいとる」など特定のキャラクターしか使用できないアクションも存在する。

デュアルスクリーンシステム


離れた距離にいるキャラクターを分割線(デュアルライン)により同一画面内に表示させるデュアルスクリーンシステムが最大の特徴である。地上と空中で縦に2画面分、横はステージにより最大で8画面分の大きさがある。

分割線は距離に応じ、近距離(2画面以内)で赤、中距離(2 - 4画面)で黄色、遠距離(4画面以上)で青となる。1.5 - 4画面以内の距離では「かめはめ波」などのデモ必殺技が発動できるようになる(4画面以上離れていても発動できる技もある)。武舞台など、狭いステージでは2画面しかないので、ラインが赤しか存在しない。

画面に分割線が表示されている状態ではXボタンで舞空術を使用可能。空中、地上を自在に往復できる。

対戦中におけるお互いのキャラクターの位置関係は、画面上方に表示される「レーダー」で確認可能となっている[6]。ただし、ストーリーモードでの相手側の20号、18号、16号は、レーダーに現在地が表示されない。

ゲームモード
ストーリー
「第23回天下一武道会編 決勝戦」?「人造人間編 セルゲーム」のストーリーを追いつつ、闘って行くモード。難易度が「1、やさしい」の場合は全7ステージ、「2、ふつう」以上の場合は全10ステージで、ステージごとに使用可能なキャラクターが異なる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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