ドラゴンボールZ Sparking! METEORジャンル3D対戦アクションゲーム
対応機種PlayStation 2
Wii
開発元スパイク
発売元バンダイナムコゲームス
人数1 - 2人
メディアPS2:DVD-ROM1枚
Wii:Wii用12cm光ディスク
発売日2007年10月4日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
デバイスヌンチャク対応
クラシックコントローラ対応
ニンテンドーゲームキューブコントローラ対応
売上本数約50万本(PS2・Wii版総合)[1]
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『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』(ドラゴンボールゼット スパーキング メテオ、DRAGON BALL Z Sparking! METEOR)は、スパイク開発、バンダイナムコゲームス発売の3D対戦アクションゲーム。 『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズの3作目。前作からさらにキャラクターやアクションなどが追加された。総勢161人のキャラクターが登場し、132人が最初から使用可能。累計販売本数は2007年時点で全世界104万本を記録[2]。 本作では原作を追体験して熱くなる、ということ以外にゲームならではの楽しみ方も欲しいということでIFストーリーが導入された[3]。PlayStation 2とWiiにそれぞれ専用のゲームモードがある。Wii版はモーションセンサーのみで識別する。 タイトルの『METEOR』は『ドラゴンボールZ 超武闘伝』の連続技メテオスマッシュから、プロデューサーの三戸亮によると「勢いやスケールの大きさみたいのがしっくりくるので決めた」とのこと[3]。
概要
ゲーム内容
ドラゴンヒストリー
今作のメインストーリーモード。原作の闘いを追体験できる。バトル展開によって戦闘中に原作のストーリーの会話が流れる。今作から新たに初代ドラゴンボールのストーリーも再現されて遊べるようになった。このモードでのイベントボタンというコマンドを入力することで、原作通りの展開で進むようになりクリアしやすくなっている。逆に原作と違った展開で進むとIFストーリーになることがある。また、原作では敗北となるストーリーはこのモードの仕様上、勝利しないと次のストーリーに進むことができないため、敗北してもクリアにはならない。ストーリーをクリアすると難易度に応じてゼニーを獲得可能なほか、ストーリーを進めることで新たなストーリー、キャラクター、アイテム、ステージが追加される。ステージの一部(建物や破壊可能な地形など)を壊した際、ドラゴンボールが手に入ることがある。全体の案内人は孫悟空。なお、一度クリアしたシナリオがあるとたまにその案内人が悟空の下に遊びに来るイベントが発生することがある。
サイヤ人編 - ピッコロが案内人。ラディッツ襲来からベジータとの戦いまで全3個のシナリオを収録。
フリーザ編 - ベジータが案内人。悟空対リクームから悟空対フリーザまで全4個のシナリオを収録。
人造人間編 - トランクスが案内人。人造人間19号との戦いから未来に帰還したトランクスの戦いまで全7個のシナリオを収録。
魔人ブウ編 - ミスター・サタンが案内人。悟空対ベジータの戦いから純粋な魔人ブウとの決戦までの全5個のシナリオを収録。
スペシャル編 - クリリンが案内人。アニメオリジナルであるバーダックの戦いや、「この世で一番強いヤツ」から「龍拳爆発!! 悟空がやらねば誰がやる」までの劇場版での戦い含め全16個のシナリオを収録。
ドラゴンボールGT編 - パンが案内人。ベビーとの戦いから超一星龍との戦いまで全5個のシナリオを収録。
ドラゴンボール編 - 孫悟空(少年期)が案内人。少年時代の孫悟空が戦ってきた強敵との戦いとアラレがブルー将軍と遊ぶ全4個のシナリオを収録。
IF編 - キビト神が案内人。「もしも」のストーリーで描かれる特別な戦いを体験できる。全4個のシナリオを収録。
アルティメットバトル
以下のアルティメットバトルメニューで遊べる。
シムドラゴン - 「修行」「探検」「休息」「仙豆」の4つのコマンドをターンごとに入力し、キャラクターを育成する。10ターンごとにバトルとなり、勝つことでスコアが加算される。7回目の戦闘でセル(パーフェクト)と戦い、それに勝利するか、バトル終了後に「修行をやめる」を選択するとそこで終了となる。なお、「修行選択画面」で「STARTボタン」を押すと現在装備しているポタラを確認できる。
ミッション100 - DP(デストロイドパワー)バトルのルールで100のチームとのバトル。勝利すればZポイントを獲得できる。
サバイバル - ミッション100を一定数クリアすると出現。次々現れる相手(最大50人)と倒れるまでバトルを行う。
キャラクター図鑑
本作に登場するキャラクターの詳しい解説が読める。操作可能キャラクターが増えるごとに増えていく。各キャラクターごとにチチのコメントが用意されている。
ドラゴンワールドツアー
さまざまな対戦方式のあるモードで、全部で5つの対戦が遊べる。難易度は3段階あり、今回はどの難易度でもシード選手が登場する。選べる大会はローテーション方式で、ドラゴンワールドツアー内の時間帯(ステージの昼夜への影響はなし)により、常に1つの大会のみ遊べる。時間はメインメニューの各モードへ移動するたびに進む(メインメニューへ戻る時は変化しない)。難易度はランダムで決定され、次の対戦方式になるまで変化しない。大会および難易度によって優勝時にキャラクター、アイテム、マップ、BGMが追加される。これらの追加要素は大会および難易度によって(アイテムは大会のみ)固定で、ここでしか手に入らない。優勝または準優勝時にドラゴンボールが一定の確率(大会および難易度によって固定)で手に入る。試合毎に体力は完全回復するが、セルゲームのみ体力最大値(装備による増減も考慮)の20%が回復する。
天下一武道会 - 前作と同じ。シード選手は亀仙人またはビーデル。
天下一大武道会 - 前作と同じ。シード選手はミスター・サタン。
セルゲーム - 前作と同じ。シード選手はセル(完全体)またはセル(パーフェクト)。
あの世一武道会 - 新たに追加された対戦。シード選手は孫悟空(後期)(超サイヤ人3)またはパイクーハン。
ヤムチャゲーム - 新たに追加された対戦。前作はヤムチャが小遣い稼ぎのために始めたというフリーイベント用バトルでヤムチャよりHPが多ければ勝ちという設定だが今作は上記4大会とは異なり、自分で好きなキャラクターを選べず、ランダムに選ばれたキャラクター(カラーや装備アイテムもランダム)で勝ち抜かなければならない。シード選手はヤムチャ。
対戦
1対1の「シングルバトル」、最大5対5で闘う「チームバトル」「DP(デストロイドパワー)バトル」の中から試合形式を選ぶことができる。DPバトルでは基本的に強力なキャラクターほどDPが高くなるため、編成時はバランスを考える必要がある。
1P VS COM
1P VS 2P
COM VS COM
パスワード対戦
バトルリプレイ
バトルの映像を録画し、見ることができる。視点は1P側あるいは2P側のどちらか一方(再生途中でも切り替えが可能)。また、一定時間しか録画されない為、5vs5のチーム戦などの長期戦は録画しても途中で録画が中断してしまう。
エボリューションZ
キャラクターカスタマイズ アイテムを装備したり、貯めたポイントを振り分けてアビリティリミットを解放(アイテム装備数の上限値を上げる)する。アビリティリミットは最高7だがキャラクターにより初期値および必要ポイント数は異なる。今回はエボリューションZ内でしか装備を変更できないが、1人につき3パターンの装備ができる。
アイテムショップ 貯めたポイントを使用してアイテムを購入する。今回はアイテムに個数は設定されておらず、1度入手するだけで複数キャラクターで使用可能。今回のアイテムは、効果の高さに応じてそれぞれにアイテムコストが設定(1 - 7)されており、アイテムコストの合計値はアビリティリミットの上限値以下である必要性がある。
データセンター
前作と同じ。
超修行
前作と同じだが、Wii版ではWiiリモコン+ヌンチャク、クラシックコントローラ、ゲームキューブコントローラの3つのコントローラによって異なる操作方法についての説明があり、コントローラによって異なる操作方法を確認できる。
神龍
今回はドラゴンボールを7つ手に入れるとメインメニューから移動可能。神龍・ポルンガ・赤神龍の中からランダムで決定され、それぞれ入手できるものは異なるが、ポイント以外は1個につき1回のみ選択可。
神龍 - 願い事は1つ。ポイント、キャラクター、マップが手に入る。
ポルンガ - 願い事は3つ。ポイント、アイテムが手に入る。
赤神龍 - 願い事は1つ。ポイント、キャラクター、マップが手に入る。ある条件を満たすと出現する。
PS2版のみのオリジナルモード「ディスクフュージョンシステム」
『ドラゴンボールZ Sparking!』『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』のROMを使用して専用モードでROMを入れ替えて使用することにより、それぞれに搭載されていた「アルティメットバトル」、「アルティメットバトルZ」モードを今作で遊べる。
Wii版のみのオリジナルモード「ドラゴンネットバトル」
全国のプレイヤーとニンテンドーWi-Fiコネクションを使ってオンライン対戦が可能。項目は全部で6つある。
カスタム対戦 - カスタマイズしたキャラクターを使って、他のプレイヤーと対戦できる。ランキングの反映は無し。
ノーマル対戦 - カスタマイズなしの初期状態のキャラクターを使って、他のプレイヤーと対戦できる。ランキングの反映は無し。
ともだち対戦 - フレンドコードを登録しているプレイヤー同士と対戦できる。カスタマイズの有無の選択ができる。ランキングの反映は無し。
ランキング対戦 - 他のプレイヤーと対戦して、増減されるレート代わりとなる戦闘力でランキングを競う対戦。カスタマイズなしの初期状態で対戦する。
戦闘力ランキング - ランキング対戦で稼いだ戦闘力に応じて、自分のランクと上位ランクを見ることができる。
戦歴 - 今までの対戦で戦ったプレイヤーの戦績を見ることができる。
新システム・新アクション
ステージの昼夜選択
トランスフォームDに影響し、夜だと月が現れて、月を見て変身するキャラクターが有利になる。
Zカウンター
攻撃を喰らう瞬間相手の背後に高速移動し反撃、さらに相手の気力を減少させる。なお相手のZカウンターをZカウンターで返すこともできる。また、行動不能の状態でもタイミングが合えば発動できる。