ドラゴンスレイヤー
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この項目では、竜殺しについて説明しています。その他の用法については「ドラゴンスレイヤー (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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出典検索?: "ドラゴンスレイヤー" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2013年11月)
『聖ゲオルギウスの竜退治』

ドラゴンスレイヤー(Dragon Slayer)は、/ドラゴン)をも殺すことのできる神話上の武器、あるいは竜殺しの英雄のこと。作品によってはドラゴンキラー(Dragon Killer)、ドラゴンベイン(Dragon Bane)、屠竜(とりゅう)とも。

ファンタジー神話伝説において、ドラゴンは幻獣の中でも特に強大な存在として描かれ、これを倒すことのできる武器あるいは英雄は、絶大な力を秘めるものとして「ドラゴンスレイヤー」、すなわち「竜殺し」と讃えられている。竜殺しの物語で基本的な類型は、洞窟などで財宝を守るドラゴンと、それに挑む勇士の戦いというものであり、世界中に散らばる英雄伝説の中では、竜退治は重要な要素ともなっている。
神話・伝説
ベーオウルフ

古代・中世イギリスの英雄叙事詩『ベーオウルフ』は、現在のスウェーデン南部の地に住んでいたイェーアト族の勇士ベーオウルフの生涯と、2度にわたる人外の魔物との戦いを歌った叙事詩である。第1部ではデネ(デンマーク)にあるヘオロット城を騒がしていた2人の巨人、グレンデルとその母親と、若きベーオウルフの組み討ちが描かれ、第2部ではデネ王に就いて老域に達したベーオウルフが、塚の宝物を守る炎を吐く竜を退治しに赴き、そこで苦戦しつつも竜と刺し違える様が描写されている。

ベーオウルフ王は名剣ネァイリング をふるって竜の頭に叩きつけるが、あまりの膂力と竜の硬さの挟み撃ちにあって、さしもの名剣も砕け散ってしまった。その隙を突いて、竜はベーオウルフ王の喉もとに噛み付き、致命傷を与えるが、同時に王は短剣で竜の頸を切り裂き、竜を仕留めた。
シグルズ

北欧神話に登場する英雄シグルズは、養父である小人の鍛冶師レギンに王族に相応しい財を持ってない事を指摘された。そしてレギンは父親の遺産を兄ファフニールが独占していることを話し、それを得るよう教唆した。そうしてシグルズは小人が魔法の力で変身したドラゴン、ファフニール魔剣グラムで退治し、アンドヴァリの腕輪という財を増やす魔法の腕輪と、それによって得られたファフニールの財と黄金を戦利品とした。また、ファフニールの血を舐め、心臓を食べたことにより誰よりも賢くなり、動物と会話する能力も得た。
ジークフリート

ドイツの英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』に登場する英雄ジークフリート(ジーフリト)は、ドラゴンを退治した際に返り血を浴びて、その魔力により全身が鋼鉄のごとく硬く、いかなる武器も通用しない不死身の体となったと語られる。

しかし、ちょうどその時、背中に菩提樹の葉が一枚張り付いていたため、その部分のみ血が浴びせられず、ただ1つの弱点として残った。結局は、この弱点が彼の命取りとなった。
カドモス王

ギリシア神話において、フェニキアのテュロス王の子カドモスは、アポロン神託により王国を建国するよう命ぜられた地に住んでいた竜を退治した。

ブルフィンチの記述によれば、家来を竜の毒牙と毒気で殺されたカドモスは、最初に大石を叩き付けたが竜を殺すことは出来なかったため、次に投げ矢を竜の体に打ち込んだ。投げ矢を口で引き抜こうとして失敗し怒り狂った竜が迫ってきたところを、カドモスは鉄の槍でとどめを刺した。


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