ドラゴンクエストIII
そして伝説へ…
Dragon Warrior IIIジャンルロールプレイングゲーム
対応機種ファミリーコンピュータ (FC)対応機種一覧
スーパーファミコン (SFC)
ゲームボーイカラー (GBC)
iアプリ
EZアプリ (BREW)
Android
iOS
PlayStation 4 (PS4)
ニンテンドー3DS (3DS)
Nintendo Switch (NS)
開発元チュンソフト
発売元エニックス
プロデューサー千田幸信
ディレクター中村光一
シナリオ堀井雄二
プログラマー内藤ェ
音楽すぎやまこういち
美術鳥山明
シリーズドラゴンクエストシリーズ
人数1人
メディア2メガビット+64キロRAM
ロムカセット[1]
(バッテリーバックアップ搭載)
発売日 198802101988年2月10日
1992031992年3月
発売日一覧
SFC
199612061996年12月6日
GBC
200012082000年12月8日
200107182001年7月18日
iアプリ
200911192009年11月19日
EZアプリ (BREW)
201004222010年4月22日
Android,iOS
201409252014年9月25日
PS4,3DS
201708242017年8月24日
NS
201909272019年9月27日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
売上本数 390万本[2]
380万本[3]
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『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(ドラゴンクエストスリー そしてでんせつへ)は、1988年2月10日にエニックス(現:スクウェア・エニックス)より発売されたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲーム。
ドラゴンクエストシリーズの第3作目。堀井雄二の脚本・ゲームデザイン、鳥山明のキャラクターデザイン、すぎやまこういちのヒロイックな音楽などにより爆発的な人気を博し、発売日には量販店の前に数キロメートルの行列ができるなどの社会現象を巻き起こした。TVCMのキャッチコピーは「触れたら最後、日本全土がハルマゲドン」。
物語は、ロトシリーズ3部作の完結篇と位置づけられており、前2作『ドラゴンクエスト』『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』の物語中に名が登場した伝説の勇者「ロト」、および舞台となった世界「アレフガルド」の秘密が本作で判明する[注 1]。
パッケージなどに記載されているタイトルロゴはロゴ全体が剣の鍔と持ち手を模したものであるため、ナンバリングタイトルで唯一「DRAGON QUEST」の「T」が剣の形になっていない[注 2]。また、『ドラゴンクエストVI 幻の大地』までの作品の中では唯一数字と重なっていない作品でもある。
発売後には、ゲームブック化や小説化、ドラマCD(CDシアター)化も行われた。
その後、リメイクとして1996年に『スーパーファミコン ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』、2000年に『ゲームボーイ ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(ゲームボーイカラー専用)が発売されているほか、2009年より携帯アプリ版も配信されている。2011年9月15日発売のWii用ゲームソフト『ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III』にFC版およびSFC版が第1作『ドラゴンクエスト』や『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』と共に収録された。2017年8月24日からはPlayStation 4、ニンテンドー3DS版[5]が、2019年9月27日からはNintendo Switch版がダウンロードで配信されている。
北米では、『Dragon Warrior III』としてNES版とGBC版が発売されている。
ファミリーコンピュータ版とスーパーファミコン版はゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にてプラチナ殿堂入りを獲得、またゲームボーイカラー版はシルバー殿堂入りを獲得した。その他、ファミリーコンピュータ版はゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の「ゲーム通信簿」にてキャラクタ4位、音楽2位、熱中度2位、操作性4位、お買い得度3位、総合評価2位を獲得した。 リメイク版については後述のリメイクの節を参照。「ドラゴンクエストシリーズ#ゲームシステム」も参照 ROMは前作の2倍である2メガビット(256キロバイト)ROM を使用、バッテリーバックアップのセーブファイル容量は64キロビットとなっている。ゲームシステム面では、仲間キャラクターの名前・職業(キャラクタークラス)・性別を自由に選び、パーティーを自由に編成して冒険できるという、キャラクターメイキングのシステムが取り入れられた。『ドラゴンクエスト』で削ぎ落とされた要素が『ドラゴンクエストIII』になって実現した形で、これはバッテリーバックアップの採用が大きい[4]。 キャラクターメイキングによって、プレイヤーの扱うパーティーとなるキャラクターに固有設定を持った人物が存在せず、プレイヤーの分身である主人公以外のパーティーキャラクターを任意で選んだ最大4人までのパーティーを作ることができる。また、パーティーキャラクターを使用せずに主人公だけで冒険に出発することが可能である[注 3]。
ゲーム内容
プレイヤーキャラクター