ドラえもん_(ファミコン)
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ドラえもんジャンルアクションアドベンチャー&
横スクロールシューティング
対応機種ファミリーコンピュータ
開発元ハドソン
発売元ハドソン
プロデューサー大里幸夫
ディレクター野沢勝広
デザイナー山本次行
岡本敏郎
菊田昌昭
松浦浩司
奥村恵
シナリオ野沢勝広
プログラマー野沢勝広
中本伸一
菊田昌昭
奥野仁
板垣史彦
音楽竹間淳
美術山本次行
岡本敏郎
人数1人
メディア1.25メガビットロムカセット
発売日 198612121986年12月12日
[1]
売上本数約115万本
その他型式:HFC-DO
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『ドラえもん』は、1986年12月12日[1]ハドソンから発売されたファミリーコンピュータゲームソフト。TVアニメ『ドラえもん』(第2作第1期)を題材としたキャラクターゲーム
概要

大長編ドラえもんおよびアニメーション映画の『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』(1981年)、『ドラえもん のび太の大魔境』(1982年)、『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』(1983年)の3作品をモチーフとしている。

カセットの色から「白ドラ」、メーカー名から「ハドソンのドラえもん」と呼ばれることがある。これは原作となる漫画やアニメの他、後にエポック社から同じくファミコンで発売されたゲーム『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』などと区別する目的で与えられた俗称とされる。2000年まで徳間書店インターメディアから発行していた家庭用ゲームソフト及び裏技の事典「大技林」シリーズ、同年より毎日コミュニケーションズがそれを引き継ぎ発行している「広技苑」シリーズでは『ドラえもん(ハドソン版)』と表記。先述の『ギガゾンビの逆襲』については、『ドラえもん(エポック社版)』として区別している(同書籍からデータ提供を受けている毎日新聞社公式サイト「毎日.jp」内「まんたんウェブ」内「ゲームクエスト」でも同様のタイトル表記となっている[2])。
ゲーム内容
システム

このゲームは各作品を舞台とした3つのワールドに別れているが、ワールドごとにシステムがまったく異なり、各ワールドがそれぞれひとつの独立したゲームのようになっている。この形式は、翌年同社が発売したゲーム『ミッキーマウス 不思議の国の大冒険』でも採り入れている。

プレイヤーは、全てのワールドにおいてドラえもんを操作する。各ワールドを順に攻略し、仲間を救出することがゲームの目的となる。

ライフ制残機制を採用している。ライフが0になると1ミスとなって残り人数が減少し、残り人数が0のときにミスするとゲームオーバーになる。通常はゲームオーバーになると最初からやり直しになるが、裏技によるコンティニューが可能で、ゲームオーバーになった所から再開する。ライフはドラえもんの好物である「ドラやき」を取得することで回復する。

通常はワールド1から順に進行するが、裏技によりワールド2や3からスタートさせることも可能である。裏技を使わずワールド1からスタートし、ゲームクリアを達成した場合、エンディングでスタッフロールを見ることができる。
アイテム

本作に登場する主要なアイテムを挙げる。括弧内の「開拓」「魔境」「海底」は、それぞれ登場するワールドを示す。武器については#ワールドを参照。
消費系アイテム

開拓編および海底編で敵を4匹倒すごとに現れるアイテム。ドラやきのみ全ワールドで登場する。
ドラやき(開拓・魔境・海底)
ライフを回復する。開拓・魔境編では全快するが、海底編では一定値のみ回復する。魔境編ではライフが少ない場合に隠し部屋で取得できるほか、敵キャラのタッコンを4匹連続(途中で他の敵を倒すと無効になる)で倒すことでも取得できる。開拓編では2000点、海底編では500点加算される。
タンマウォッチ(開拓・海底)
敵の動きを5秒間止める。この間に敵や弾に当たってもダメージを受けない。重複して入手が可能で、そこから更に5秒間延長される。ただし、開拓編ではマンホールやどこでもドアを使って移動した場合に、海底編では隣のエリアに移動した場合に、その場で効果が切れる。開拓編では2000点、海底編では200点加算される。
ダイヤ(開拓・海底)
開拓編では単に得点加算のみだが、海底編では画面内の敵をすべて消し去る効果を持つ(一定数の割合でアイテムにも変化し、その後のアイテム発生にも影響する)。また、アイテムを持ち去ってしまうユーレイを消し去ることが出来る唯一の手段でもある。ただし、海底編では金塊と合わせて20個取ると拷問部屋に飛ばされる。開拓編・海底編共に2000点が加算される。
金塊(開拓・海底)
得点が1000点加算されるのみ。海底編では、ダイヤと合わせて20個取ると拷問部屋に飛ばされる。
攻撃補助・防御系アイテム


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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