ドラえもん_のび太のねじ巻き都市冒険記
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ドラえもん > 大長編 > のび太のねじ巻き都市冒険記

ドラえもん > 映画 > 大長編 > のび太のねじ巻き都市冒険記

ドラえもん
のび太のねじ巻き都市冒険記
Doraemon:
Nobita and the Spiral City
監督芝山努
脚本藤子・F・不二雄
原作藤子・F・不二雄
製作総指揮藤子・F・不二雄
出演者レギュラー
大山のぶ代
小原乃梨子
野村道子
たてかべ和也
肝付兼太
ゲスト
佐々木望
白川澄子
松尾銀三
内海賢二
音楽菊池俊輔
主題歌Love is you/矢沢永吉
編集岡安肇
製作会社シンエイ動画
テレビ朝日
小学館
配給東宝
公開 1997年3月8日
上映時間99分
製作国 日本
言語日本語
配給収入20.0億円
前作ドラえもん のび太と銀河超特急
次作ドラえもん のび太の南海大冒険
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『ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』(ドラえもん のびたのねじまきシティーぼうけんき)は、1996年藤子・F・不二雄(藤本弘)によって連載が開始され、連載中の死去によって遺作となった大長編ドラえもんシリーズの漫画作品。または、1997年3月8日に公開されたドラえもん映画作品である。

大長編ドラえもんシリーズ第17作、映画シリーズ第18作。コロコロコミック創刊20周年記念作品。

第15回ゴールデングロス賞優秀銀賞受賞作。

劇場版同時上映は『ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状!』。
概要
漫画(連載).mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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漫画作品は、『月刊コロコロコミック1996年9月号、10月号および1996年12月号から1997年3月号に掲載された。全6回。

連載第3回を自宅で執筆中に藤本が意識を失い、病院に搬送後死去したため、本作が遺作となった。
連載第1回
藤子プロのチーフアシスタント・萩原伸一(のちの漫画家・むぎわらしんたろう)によると、冒頭のカラー頁(3頁分)には藤本によるペン入れが行われたが、その後の1色頁からはペン入れが行われていない状態の下描きを藤本から受け取り、萩原が仕上げたという[1](通常は登場人物の顔のペン入れは藤本が行う)。
藤本からのメモ
連載1回目の完成原稿のコピーを受け取った藤本は、細かな指示等を大量に書き込んで萩原らスタッフに返送した。萩原は「今までは細かい指示をしていなかったのに、これだけ書き込んでいたので、ちょっとおかしいなと思った」と話している[2]。藤本からの指示が書き込まれた原稿のコピーは、のび太の部屋の小物や本棚について書かれた「のび太の部屋に体温を与える徹底研究」の他、「しずちゃんの部屋徹底研究」と題されたものもある。そこには「◎チンパンジーは絶対に必要です。」等本作の伏線につながる要素がいくつか書かれている他、「机、イスはこれまでのデザインを止め新しく」「家具の本など買って女の子らしい物に決めてください」「新しいプランを決めるに当っては省エネも念頭に。つまり、良く出てくるアングルになるべくややこしい家具等をはいちしないとか…。」といった内容が書かれている。また、「◎藤子プロスタッフの皆さんへ」と題された手紙には、「この機会に徹底的に僕の理想像を聞いてほしいと思うのです」「総集編、単行本化。二度の機会にできる範囲で改定して下さい」「漫画家がべてらんになると絵やアイデア創りのコツが解ってきます。この時が一番の危機なのです。ついつい楽に仕事しようとする。こうなるとあっと言うまにマンネリの坂を転げ落ちることになります。」「自戒の意味も込めて言うのですが、漫画は一作一作、初心にかえって苦しんだり悩んだりしながら書くものです。お互いガンバリましょう。」といったことが書かれ、最後は「『藤子プロ作品は、藤子本人が書かなくなってからグッと質が上った』と言われたらうれしいのですが」と纏められている[3]
連載第2回
連載第2回の原稿は、第1回のカラー頁以外の部分と同様に、藤本が下描きを行い、ペン入れ作業のうち通常は藤本が行う箇所も萩原が代理で行うことで完成した。前述の指示書に気を配ったこともあり、藤本も仕上がりを褒めたが、藤本はその直後に逝去した。萩原は「ドラえもんはもうこれで終わったんだ」と思ったという[1]
連載第3回
藤本の自宅には全頁に下描きが入った連載第3回目の原稿(ただしスタッフに渡す直前の段階のものではなくラフな部分も残ったもの)が遺されており、それを萩原ら藤子プロのスタッフが完成させることで連載は続行された。当時まだ連載経験がなかった萩原は、不安を抱えながら作業を行ったという[1]
連載第4回?第6回
第4回目以降は下描き原稿が遺されていなかったため、萩原ら藤子プロのスタッフが下描きから行って完成させた。ストーリーは藤本が意識を失う寸前まで書いていたアイデアノート等を元に、結末までの展開を藤本から聞いていた芝山努監督や、編集者との話し合いも何度も行った上でパズルのように組み立てられた。解読会議を開いて藤本の癖字を解読して、「火星に生命体」(当時発見され話題となったアラン・ヒルズ84001)、「小便小僧が火を消す」などの構想を拾い上げ、ブロックごとにまとめられた箱書き、ネーム等の順番を推測していったという。2012年の時点においても「こんな話だったのでしょうか」と尋ねたい気持ちがあると萩原は語っている[1]
「生命のねじ」が冒頭から登場
冒頭の時点でのび太が「生命のねじ」の存在を知っておりパカポコなどに使用している。「生命のねじ」は本作で中核を担う道具[注 1]だが、ドラえもんがのび太に「生命のねじ」の説明をするシーンは描かれていない。映画作品で中核を担う道具の説明シーンが描かれていないのは本作のみである。
その他
作中でドラえもんが一時的に故障する場面があるが(大長編では4年ぶり)、一瞬気絶した程度であり、過去作ほど危機的な状況ではない。本作クライマックスにおける、巨大な小便小僧が放尿で村火事を鎮火するアイディアは、『ガリヴァー旅行記』のリリパット国(小人国)でガリヴァーがとった行動の翻案である。前作『のび太と銀河超特急』に登場する武器「フワフワ銃」が本作でも登場する。作中ではドラえもんが「記念にもらった」と言っている。その他大長編では『のび太と雲の王国』とリンクしている場面もある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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