「ドラえもんのひみつ道具 (1979年のテレビアニメ は-ほ)」では、藤子・F・不二雄原作のテレビアニメ『ドラえもん』(第2作第1期)に登場するひみつ道具のうち、名称の読みが「は」で始まるものから「ほ」で始まるものまでを列挙する。 声 - 松本さち バーチャルゲームボードは、「バーチャルゲームボード」(2001年1月19日放送、映像ソフト未収録)に登場する。 見た目はボードゲームのようだが、バーチャル世界に入ってプレイするゲームが9つ用意されている。ゲームの種類を選択する9つのパネルから1つを選択し、ゲームレベルを1から5の中から決定して、ボードの上に浮かび上がった立体映像に飛び込むとゲームが始まる。ゲームはバーチャル世界の中のこととはいえ、ゲーム中に負傷すると実際に負傷することになる。そのため、ゲームレベルは2より上にしないほうが望ましい。 作中では西部劇の「PK牧場の決闘」、インディージョーンズのような「南海の秘宝」、恐ろしい魔物が多数登場する「魔界大冒険」をプレイしている。 ハートすっきりシートは、「ハートすっきりシート」(2002年8月16日放送、映像ソフト未収録)に登場する。 ハートマークの形をした薄手のシート。これを任意の者の体(額など)に貼ってはがすと、楽しかったころを思い出して心の中がすっきりするので、怒りや恐怖の感情が消滅する。シートを貼ったままにしておくと、シートをはがすまで、昔の思い出から抜け出せなくなる。 バイバイ音叉(バイバイおんさ)は、「のび太がいっぱい」(2003年1月31日放送、映像ソフト未収録)に登場する。 音叉をかたどった道具。音叉には弦が張ってあり、これを弾いて鳴らすと、使用者の身体を構成する原子が揺さぶられ、原子をひとつおきに弾き出して使用者の分身を作り出す。分身を作成すると、2人それぞれの体重は元の半分ずつになる。分身をさらに分身させることもできるが、その場合はさらに体重が軽く、体力も弱くなる上に、体色が透けることもある。 このエピソードは、漫画『ドラえもん』の作者である藤子・F・不二雄の別作品『キテレツ大百科』のエピソードの1つ「キテレツの団体」を『ドラえもん』向けにアレンジしたような内容であり、バイバイ音叉は「キテレツの団体」に登場する分身機と同様の効果になっている。 道具名の表記は『読売新聞』2003年1月31日夕刊による。 はがしスプレーは、「空間接着剤でピッタンコ」(1995年6月2日放送、映像ソフト未収録)に登場する。 空間接着剤で接着した箇所にこのスプレーを噴射すると、瞬時に接着がはがれる。「空間接着剤でピッタンコ」に登場する空間接着剤はスプレータイプであり、はがしスプレーを使わないと絶対にはがすことができない。 バキューム蚊(バキュームか)は、「バキューム蚊」(2002年5月10日放送、映像ソフト未収録)に登場する。 このヘルメットをかぶると羽が生えて、体が蚊のように小さくなる。その状態で、任意の者の首元で、蚊が血を吸うようにヘルメットの先端(蚊の嘴のようにストローになっている)を突き刺すと、相手の任意の記憶を吸い取って忘れさせることができる。なお、使いすぎると副作用(?)として蚊取り線香が苦手になる。のび太はこれを使ってスネ夫たちの記憶を消したが、前述の通り蚊取り線香を見るなりたまらず逃げ出した。これにはドラえもんも「まだバキューム蚊の記憶が消えてないみたいだ」と呆れていた。 同様の道具としてドラキュラセットがある。 バキュームゾウは、「バキュームゾウ」(2004年1月16日放送、映像ソフト未収録)に登場する。 ゾウをかたどったロボット。「――を吸い込め」と命じると鼻で対象物の吸い込みを開始し、「止まれ」と命じると吸い込みを停止する。尾を引っ張ると吸い込んだものを鼻から噴出する。
バーチャルゲームボード
ばあちゃんカツラ「ドラえもんのひみつ道具 (1979年のテレビアニメ ま-も)#ママエプロン」を参照
ハートすっきりシート
ハイドー手綱とドードーしっぽ「ドラえもんのひみつ道具 (はあ-はと)#はいどうたづな」を参照
バイバイ音叉
ハイポンプ「ドラえもんのひみつ道具 (きや-きん)#強力ハイポンプガス」を参照
はがしスプレー
バキューム蚊
バキュームゾウ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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