ドラえもんのひみつ道具_(いな-いん)
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ドラえもんのひみつ道具 (いな-いん) では、藤子・F・不二雄漫画ドラえもん』、『大長編ドラえもん』(VOL.1?17)、藤子・F・不二雄のその他の著作に登場するひみつ道具のうち、読みが「いな」で始まるものから「いん」で始まるものまでを列挙する。
いないいないシャワー

いないいないシャワーは、「いないいないシャワー」(てんとう虫コミックス第10巻に収録)に登場する。

このシャワーを浴びると本人の姿は見えなくなり、少し離れた所に幻影が見えるようになる。当然、幻なので殴っても蹴っても、果てはバイクで轢いてもびくともしない。原理は蜃気楼の応用で、シャワーが浴びた者の周囲の光が捻じ曲がるため幻影が見える。状況によっては、はたから見れば壁をすり抜けたり空中に浮いているように感じる。ただし、(原作中にそれらしきシーンはないが)本体が見えないため、本体が車などにぶつかったりする危険性はある。「クリーニングシャワー」を浴びると、この効果を消すことができる。
いなずまソックス「ドラえもんのひみつ道具 (け)#けんかマシン」を参照
いねむりシール

いねむりシールは、「いねむりシール」(てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもんカラー作品集』第2巻に収録)に登場する。

予定をシールの裏面に書き込み、それを瞑った目の上に張ると、本人が熟睡している間に体を動かし、立てた予定をこなしてくれる(ただし機械的にしか行動できないため、道路工事など突発事態には対応できない)。また、使用者が起きていても最初からできないようなことは、この道具をもってしてもすることはできない。

同様の機能を持つ道具に「ねながらケース」がある。
生命のねじ

生命のねじ(いのちのねじ)は、『ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』に登場する。

このねじを人形やぬいぐるみなどの無生物に対して巻くと、生命を与えることができる。それが人間や動物を象ったものならば本物と同じ生態を見せ、自動車など機械の模型であった場合は本物並みに動かせるようになる。熊虎鬼五郎との最終決戦では、生き物の形をしていない物(四次元ポケット)まで生き物のように動かした。

この螺子とほぼ同等の道具が、小学一年生1973年4月号掲載の「雲ねんど」にも登場している[1][2]。同じように螺子を巻くと雲ねんどで作った鳥やウサギが動く様子が描かれている。この回では名称出ないが、同一品とすれば、原作者存命中に自身で描いた道具としては「ペタリぐつとペタリ手ぶくろ」に次ぐ23年のブランクがあったことになる。
イマニ目玉

イマニ目玉(イマニめだま)は、「世界沈没」(てんとう虫コミックス第4巻に収録)に登場する。

目玉を象った道具。裏側にあるダイヤルを回して時間を設定し、両目に付けると、未来の出来事を見ることができる。ただし、設定した未来の時間に使用者が眠っている場合は、夢の光景を見ることになる。
イメージガム

イメージガムは、「イメージガム」(てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』第4巻に収録)に登場する。

このガムを噛みながら何かの形を思い浮かべながら膨らませると、考えた通りの形のものができる。人間より大きな物を膨らませることができるが、かなりの肺活量が必要となる。作中では、のび太が家より大きなロボット、しずかが人間が2人分入れるほどの城を膨らませた。膨らませてから30分経つとガムのかすに戻る。
イメージ実体機

イメージ実体機(イメージじったいき)は、「ドラえもんとドラミちゃん」(てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』第4巻に収録)に登場する。

人の心の中にある欲しい物のイメージを割り出し、そのイメージを分子で合成して実体化する道具。ただし1回ごとに高額な使用料がかかるという。
イメージ灯

イメージ灯(イメージとう)は、「イメージ灯」(てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもんカラー作品集』第4巻に収録)に登場する。

何かを考えながら手に持って壁に光を当てると、頭で考えていることが壁に投影される。
イメージベレーぼう

イメージベレーぼうは、「イメージベレーぼう」(てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもんカラー作品集』第4巻に収録)に登場する。

赤いベレー帽のような道具。

この帽子をかぶって物の形を考えると、その形が実体化して現れる。ただし、あくまで出てきたものはイメージであるので、生物であっても動かず、食べ物であっても食べることはできない。実体化したイメージを消す方法は不明。

イメージだからと言って、大きさはどれも実物と同じであり、岩やクジラなどの大型の物を出す時は場所を考えなくてはならない。また、口に言ったものでも出てくることがあり、悪口を言った場合悪口そのものが実体化して出る。
劇中で出したもの

どら焼き
ドラえもんが実験で出した。見た目は本物そっくりだが、食べられない。
しずか
のび太が写生のモデルとして出した。しかし、上手く描けなかったので、本物のしずかにプレゼントした。
パンツ、釣鐘草、うんこ、コーンフレーク、クジラ
いずれものび太としずかがしりとりで出した。しかし、クジラは実物と同じ大きさだったので、しずかの部屋を埋め尽くしてしまった。
怪物
空き地で写生していたジャイアンとスネ夫を脅かすために出した。
ネズミの大群
ドラえもんがベレーを取り返しに来た時にのび太が出した。イメージとは言え、ネズミ嫌いのドラえもんはたまらず逃げ出した。

のび太からベレーを奪った時にジャイアンが出した。転がってのび太を追いかけた。
オニババ、ゴリラ母ちゃん、ブタ母ちゃん
ジャイアンが母の悪口を言ったことで出てきた。なお、ジャイアンは母に叱られた。

同様の道具に「実感帽」があるが、実感帽で出したものが使用者以外にとっては存在しないのに対し、イメージベレーぼうの方は他人も感知できる。
イメージライトキャップ

イメージライトキャップは、「スネ夫は理想のお兄さん」(てんとう虫コミックス第40巻に収録)に登場する。

ライト付きのサンバイザーのような道具で、頭にかぶって使用する。この道具で照らされた相手は、かぶっている者のイメージ通りに行動する。キャップをかぶっている人から離れると、効果は消える。

例として作中では、スネ夫が弟のスネツグに、自分は優等生で女の子にモテモテで乱暴者のジャイアンも自分にはへつらう、と偽っていたが、スネツグがこれをかぶることで、先生がスネ夫を褒めたり、女の子たちがスネ夫を見てキャーキャー言ったり、ジャイアンがスネ夫にペコペコへつらう、といった効果が現れた[3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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