ドベルド・デル・ラーゴ
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ドベルド・デル・ラーゴ
Doberdo del Lago

行政
イタリア
フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア
県/大都市 ゴリツィア
CAP(郵便番号)34070
市外局番0481
ISTATコード031003
識別コードD312
分離集落#分離集落参照
隣接コムーネ#隣接コムーネ参照
公式サイト ⇒リンク
人口
人口1343 人 (2023-01-01 [1])
人口密度50 人/km2
文化
住民の呼称doberdovesi
守護聖人聖マルティーノ
(San Martino)
祝祭日11月11日
地理
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯45度51分 東経13度32分 / 北緯45.850度 東経13.533度 / 45.850; 13.533座標: 北緯45度51分 東経13度32分 / 北緯45.850度 東経13.533度 / 45.850; 13.533
標高92 (1 - 236) [2] m
面積26.85 [3] km2
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left} ドベルド・デル・ラーゴの位置

ゴリツィア県におけるコムーネの領域
ポータル イタリア
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ドベルド・デル・ラーゴ(: Doberdo del Lago ; スロベニア語: Doberdob)は、イタリア共和国フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ゴリツィア県にある、人口約1,300人の基礎自治体コムーネ)。
地理
位置・広がり

ゴリツィア県東部のコムーネで、州都トリエステからは北西に約28km、県都ゴリツィアからは南西に約12km、モンファルコーネから北へ約4kmに位置する。コムーネの東はスロベニア国境であり、ミレン=コスタニェヴィツァ市の中心地スタニェヴィツァ・ナ・クラス (Kostanjevica na Krasu) は東に約8kmの距離に位置する[4]
隣接コムーネ

隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のSLOはスロベニア領、TSはトリエステ県所属を示す。

サグラード - 北

サヴォーニャ・ディゾンツォ - 北東

ミレン=コスタニェヴィツァ (Merna-Castagnevizza) (SLO) - 東

コメン (Comeno) (SLO) - 南東

ドゥイーノ=アウリジーナ (TS) - 南東

モンファルコーネ - 南

ロンキ・デイ・レジョナーリ - 南西

フォリアーノ・レディプーリア - 西

地勢・地形

スロベニアとイタリアにまたがって広がるカルソ台地(カルスト台地)西部にあり、カルスト地形が広がっている。

コムーネの東部には、南北に峡谷が走っている。単に「ドル」(Dol、スロベニア語で「谷」を意味する)と呼ばれるこの谷は、イゾンツォ川流域のヴィパッツォ谷 (it:Valle del Vipacco) ・ゴリシュカ地方 (Gori?ka) とアドリア海を最短距離で結んでおり、ゴリツィアトリエステを結ぶ主要道路(SS55)が走っている。戦略上重要な地点として、古来争奪の舞台ともなった。

ドル谷の西側のカルソ台地をドベルド・カルスト(イタリア語: Carso di Doberdo / スロベニア語: Doberdobski Kras)と区分することがあり、同様に東側に広がる台地をトリエステ・コメン・カルスト(Tr?a?ko-komenski Kras)とも言う。コムーネの大部分はドベルド・カルスト台地上にある。トリエステ・コメン・カルスト上にはスロベニアとの国境が走っており、地形はスロベニア領に続いている。

台地の南側にはポリエが広がっている。ドリーネには地下水面が上昇するとドベルド湖 (it:Lago di Doberdo) と呼ばれる湖が現れる。ドベルド湖周辺は自然保護区 (it:Riserva naturale dei Laghi di Doberdo e Pietrarossa) に指定されている。

ドベルド湖

カルソの景観

気候分類・地震分類

ドベルド・デル・ラーゴにおけるイタリアの気候分類 (it) および度日は、zona E, 2365 GGである[5]。また、イタリアの地震リスク階級 (it) では、zona 3 (sismicita bassa) に分類される[6]
主要な集落

ドベルド・デル・ラーゴ(Doberdo del Lago)の本村はコムーネの西北部に位置する。ドベルド・カルスト台地上の村である[2]。マルコッティーニ(Marcottini)は本村の北東約2kmに位置する。

ドル谷の中にはパルキシェ(Palchisce)などいくつかの集落がある。ジャミアノ(Jamiano)は本村から約4km離れたコムーネの東南部、ドル谷南部に位置する集落で、モンファルコーネやサン・ジョヴァンニ(ドゥイーノ=アウリジーナの一部)といった海沿いの都市に近い。
歴史
中世

現在のスロベニア人の祖先となったスラブ系の人々は、7世紀頃にカルソ台地に暮らすようになったと考えられている。中世、カルソ台地はランゴバルド王国フランク王国アクイレイア総大司教領などを経て、15世紀にはゴリツィア伯国の統治下に入った。

村が最初に文書に登場するのは1179年のことで、そこには Dobradan と記されている。これはおそらくスロベニア語の地名 Doberdob(「オークの良木」を意味する) の誤記である。

ドベルドは、ゴリツィア伯国の他の地域とともに1500年にハプスブルク家の所領となり、以後400年間ハプスブルク君主国オーストリア帝国)領となった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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