ドナルド・プレザンス
Donald Pleasence
本名Donald Henry Pleasence
生年月日 (1919-10-05) 1919年10月5日
没年月日 (1995-02-02) 1995年2月2日(75歳没)
出生地ノッティンガムシャー
死没地アルプ=マリティーム県
国籍 イギリス
職業俳優
活動期間1954–95年
配偶者Meira Shore (1941-1958)
Josephine Crombie (1959-1970)
Miriam Raymond (1970-1988)
Linda J. Kentwood (1988-1995)
主な作品
『大脱走』
『ミクロの決死圏』
『007は二度死ぬ』
『ハロウィン』シリーズ
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ドナルド・プレザンス(Donald Pleasence、1919年10月5日 - 1995年2月2日)は、イギリス出身の俳優。 学校を卒業後、鉄道で働くが俳優を志して辞める[1]。1939年に舞台にデビューしたが、第二次世界大戦の勃発に伴いイギリス空軍に所属。1944年、フランスのアジャンヴィルにて、搭乗していたアブロ ランカスター爆撃機が撃墜され[2]ドイツ軍の捕虜となった。終戦後に再び演技の道に戻る。 舞台ではローレンス・オリヴィエに認められ、彼の劇団に所属したこともある。正式の映画デビューは1954年『島のならず者』から。 坊主頭と特徴のある声のせいか、悪役や狂人役が多い。ことに『007は二度死ぬ』における悪の組織スペクターの首領エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(『オースティン・パワーズ』のDr.イーブルのモデルとなった)、『大脱走』の書類偽造屋コリン・ブライス、『ミクロの決死圏』の学者役は有名である。演技の守備範囲も広く、強烈な悪人から一癖ある善人までを難無くこなした。活動拠点もTVドラマやハリウッド映画にとどまらず、母国イギリス、フランス、イタリア、ドイツをはじめ、アフリカやアジアが製作した映画にも出演した。 1995年、心臓弁置換手術後の合併症の心不全により死去した。75歳没。 一番有名な出演作は、ホラー映画『ハロウィンシリーズ』の主人公ルーミス役で、第1作から彼の晩年に上映された第6作(第3作のみ外伝的な為出演せず)まで出演し、殺人鬼のマイケル・マイヤーズを執念で追い続ける精神科医役を見事に演じている。 この映画の製作者側もルーミスの役は彼以外は務まらないと高く評価しているようで、プレザンスの没後に製作された『ハロウィン』では、彼の演じた医師ルーミスも、プレザンス本人が亡くなった1995年に、病により他界した設定になっている。 第7作『ハロウィンH20』のラストには、彼への哀悼のメッセージが送られている。後にこの役は、2007年のリメイク版『ハロウィン』において、マルコム・マクダウェルが引き継いでいる。 公開年邦題
来歴
『ハロウィン』シリーズ
主な出演作品
映画
原題役名備考
1954島のならず者
The Beachcomber
19561984
1984R・パーソンズ
黒い天幕
The Black Tentアリ
1957船の女
Manuelaエヴァンス
1958二都物語
A Tale of Two CitiesBarsad
風は知らない
The Wind Cannot Read博士
1959キリマンジャロの決斗
Killers of KilimanjaroCaptain
1960裸の鏡
The Shakedownブラウン
死体解剖記
The Flesh and the Fiendsウィリアム・ヘアー
殺人鬼登場
Circus of Horrorsヴァネット
息子と恋人
Sons and Loversパプルワース
1961暴力の門
Spare the Rodジェンキンス
1962脱走
The Inspectorウォルターズ
1963大脱走
The Great Escapeコリン
1965偉大な生涯の物語
The Greatest Story Ever Told闇の隠修士 - サタン
ビッグトレイル
The Hallelujah Trailオラクル・ジョーンズ
1966袋小路
Cul-de-sacジョージ
ミクロの決死圏
Fantastic Voyageマイケルズ博士
1967将軍たちの夜
The Night of the Generalsクラウス・カーレンベルク少将:
007は二度死ぬ
You Only Live Twiceエルンスト・スタヴロ・ブロフェルド
マッチレス殺人戦列
Matchlessグレゴーリ・アンドレアヌ
1968ウィル・ペニー
Will Pennyクイント
ミスター・フリーダム
Mr. Freedomドクター・フリーダム
1969シャイヨの伯爵夫人