ドデカネス諸島
Δωδεκ?νησα
地理
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度20分 東経27度20分 / 北緯36.333度 東経27.333度 / 36.333; 27.333
ドデカネス諸島(ドデカネスしょとう、ギリシア語: Δωδεκ?νησα / Dodekanisa ; 英語: Dodecanese)は、エーゲ海南東部に点在するギリシア領の島々。
ドデカネスはギリシア語で「12の島」を意味するが、実際には主要12島のほか約150の小島が含まれ、そのうち26が有人島である。面積・人口とも最大の島はロドス島で、最大の都市はロドス。聖ヨハネ騎士団ゆかりのロドス島、ヒポクラテスの出生地であるコス島、使徒ヨハネが『ヨハネの黙示録』を記したとされるパトモス島など、長い歴史に彩られた多くの史跡がある。 「ドデカニサ」(Δωδεκ?νησα / Dodekanisa)は、ギリシャ語の「12」(δ?δεκα / d?deka)と、「島々」(νησο? / n?sos)を組み合わせた地名で、「12の島」を意味する。「ドデカニソス」(Δωδεκ?νησο? / Dodekanisos)とも表記される。また、それらを古典ギリシア語式に転記した「ドデカネサ」「ドデカネソス」なども用いられる。 ギリシャ語以外の各言語では以下のように表記される。 日本語表記では、ドイツ語の影響を受けた「ドデカネス」が広く使われる。このほか、英語やフランス語の表記・発音に影響された「ドデカネーゼ」「ドデカニーズ」「ドデカネーズ」などが用いられることもある。 ドデカネス諸島(カステロリゾ島を除く)は、クレタ島とアナトリア半島の間のエーゲ海に位置している。ロドス島からクレタ島に続く島並みは、エーゲ海の東南の境界となっている(エーゲ海南部をクレタ海と呼ぶこともある)。 ドデカネス諸島の中心都市であるロドスの街は、州都エルムポリから南東へ約313km、クレタ島のイラクリオから北東へ約305km、首都アテネから南東へ約433kmの距離にある。 カステロリゾ島とその属島は、他の島々から多く離れており、ロドス島から東へ約125kmのレバント海上、トルコ沿岸に位置する。 トルコとの国境であることから、カリムノス島東方の小島イミア島
名称
ドイツ語: Dodekanes
英語: Dodecanese
フランス語: Dodecanese
イタリア語: Dodecaneso もしくは Dodecanneso
トルコ語: Oniki Ada
地理
位置・広がり・地勢ドデカネス諸島の衛星画像
主要な島ドデカネス諸島
ドデカネス諸島(旧ドデカネス県)に属する主要な12島は以下の通り。
パトモス島
レロス島
カリムノス島
コス島
ニシロス島(英語版)
ティロス島
アスティパレア島
シミ島(英語版)
ロドス島(ロードス島)
カルパトス島
カソス島
カステロリゾ島(メギスティ島)
かつては、サモス島やイカリア島も含めて「南スポラデス諸島」 (Southern Sporades) と呼ばれていた。@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .mod-gallery{width:100%!important}}.mw-parser-output .mod-gallery{display:table}.mw-parser-output .mod-gallery-default{background:transparent;margin-top:.3em}.mw-parser-output .mod-gallery-center{margin-left:auto;margin-right:auto}.mw-parser-output .mod-gallery-left{float:left;margin-right:1em}.mw-parser-output .mod-gallery-right{float:right}.mw-parser-output .mod-gallery-none{float:none}.mw-parser-output .mod-gallery-collapsible{width:100%}.mw-parser-output .mod-gallery .title,.mw-parser-output .mod-gallery .main,.mw-parser-output .mod-gallery .footer{display:table-row}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div{display:table-cell;text-align:center;font-weight:bold}.mw-parser-output .mod-gallery .main>div{display:table-cell}.mw-parser-output .mod-gallery .gallery{line-height:1.35em}.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div{display:table-cell;text-align:right;font-size:80%;line-height:1em}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div *,.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div *{overflow:visible}.mw-parser-output .mod-gallery .gallerybox img{background:none!important}.mw-parser-output .mod-gallery .bordered-images .thumb img{outline:solid #eaecf0 1px;border:none}.mw-parser-output .mod-gallery .whitebg .thumb{background:#fff!important} 県域に含まれる人口1万人以上の都市は以下の通り(2001年国勢調査時点)。 古来よりギリシャ圏の島々として属してきたが、ギリシャがオスマン帝国から独立した後もオスマン領であった。 1912年のイタリア・トルコ戦争により、ドデカネス諸島はイタリア王国が占領した。1923年のローザンヌ条約により、諸島は正式にイタリア領に編入され、イタリア領エーゲ海諸島となった。 第二次世界大戦中、ドデカネス諸島も戦場となった。1941年2月にはカステロリゾ島をめぐってイギリス軍が上陸・占領を図り、失敗している(アブステンション作戦)。1943年の8月から11月にかけて、諸島の攻略を図る連合軍とイタリア軍およびドイツ軍の間で戦闘が繰り広げられた(ドデカネス諸島戦役)。この戦闘ではドイツ軍が第二次世界大戦最後とされる勝利を収め、その後にドイツが降伏するまで島を占領しつづけた。 1947年、イタリアとの平和条約でギリシャ領に編入された。 ドデカネス諸島は、キクラデス諸島とともに、南エーゲ地方に属する。ドデカネス諸島は、以下の4つの行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)に分けられている。 ドデカネス諸島には以下の15の基礎自治体(ディモス)がある。 自治体名綴り政庁所在地所属県
コスの街、対岸はトルコ
上空からのシミ島
カステロリゾ島
主要な都市
ロドス(Ρ?δο? : ロドス市) - 52,318人
コス(Κω? : コス市) - 17,890人
カリムノス(Κ?λυμνο? : カリムノス市) - 10,149人
イアリソス
ロドス島・ロドス市街
カリムノスの中心市街
カルパトス島のオリンボス
歴史
行政区画
県(ペリフェリアキ・エノティタ)
カリムノス県
コス県
ロドス県
カルパトス県
自治体(ディモス)ドデカネス諸島の自治体
1ロドスΡ?δο?
2アガトニシ
3アスティパレアΑστυπ?λαιαアスティパレアカリムノス県
4カリムノスΚ?λυμνο?カリムノスカリムノス県