ドクダミ
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ドクダミ
1. ドクダミ
分類

:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 Angiosperms
階級なし:モクレン類 Magnoliids
:コショウ目 Piperales
:ドクダミ科 Saururaceae
:ドクダミ属 Houttuynia
:ドクダミ H. cordata

学名
Houttuynia cordata Thunb. (1783)[1]
シノニム


Houttuynia cordata f. polypetaloidea T.Yamaz. (1986)[1]

Houttuynia cordata f. viridis J.Ohara (1985)[1]

Houttuynia emeiensis Z.Y.Zhu & S.L.Zhang (2001)[1]

Polypara cochinchinensis Lour. (1790)[1]

Polypara cordata (Thunb.) H.Buek (1874)[1]

和名
ドクダミ (?[2]、?草[3]、?菜[4][5]、度久太美[6]、止久陀三[7]、毒溜[8]、毒痛[9])、ドクダミソウ (?草)[3]、ドクダメ (毒溜め、?[2]、?草[3])、シブキ (?[2]、之布岐[10]、之布木[11]、之布支[11]、志布岐[11])、ジゴクソバ (地獄傍[12]、地獄蕎麦[要出典])、ウマゼリ (馬芹)[13][注 1]、イシャゴロシ (医者殺)[14]、ママオヤ (継親)[15]、イヌノヘ (犬屁)[16]、キツネノカライモ (狐唐芋)[17]、ウマクワズ (馬不食)[18]、ゴゼナ (瞽女菜)[19]、イモグサ (芋草)[20]、ホトケグサ (仏草)[21]、ヘビクサ (蛇草)[22]、ニュウドウグサ (入道草)[23]、ハッチョウグサ[24]、ギョセイソウ (魚腥草)[25]、シュウサイ (?菜)[26]、シュウヤク (?薬)[27]、ジュウサイ (?菜)[28]、ジュウヤク (十薬[27]、重薬[28]、?薬[29])
英名
fish mint[30], fish plant[30], Vietnamese fish plant[30], fishwort[30], chameleon[31], chameleon plant[30], heartleaf[30], heart-leaved houttuynia[1], heartleaf houttuynia[30], houttuynia[31], edible houttuynia[30], wild houttuynia[30], white chaplu[30]

ドクダミ(?・?草・?菜、学名: Houttuynia cordata)は、ドクダミ科ドクダミ属の多年草の一種である。ドクダミ属 (Houttuynia) は、本種のみを含む。
概要

湿った陰地に群生し、全体に特有の臭気がある。はハート形、萼片花弁を欠く小さなが密集し、その基部に白い花びらのような[注 2](花や花の集まりの基部にある特殊化した葉)が4枚つくため、花の集まり(花序)が1個の花のように見える(図1)。東アジアから東南アジアに分布しており、日本では北海道空知辺りから九州で見られる。

名に「ドク」とあるが、ドクダミは無毒である。雑草として身近な植物であるが、古くから民間薬として利用され、生薬としては十薬(じゅうやく; 重薬、?薬)とよばれる[注 3]。薬用の他にどくだみ茶や食用、園芸用などに利用されることもある。別名が多く、ドクダミソウ、ドクダメ、ギョセイソウ、ジゴクソバ、ウマゼリなどがある(分類表和名欄参照)。
特徴

多年生草本であり、全草にアルデヒド由来の特有の臭気がある[37][38][39][40][41]。地下に細長く白い地下茎が横に伸び、盛んに分枝している[37][38][40][42]。地下茎の節から不定根が輪生している[43]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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