この項目では、1977年の映画について説明しています。同じ「モロー博士の島」を原作とした1996年の映画については「D.N.A./ドクター・モローの島」をご覧ください。
ドクター・モローの島
The Island of Dr. Moreau
監督ドン・テイラー
脚本ジョン・ハーマン・シェイナー
アル・ラムラス
原作ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(「モロー博士の島」より)
製作ジョン・テンプル=スミス
スキップ・ステロフ
製作総指揮サミュエル・Z・アーコフ
サンディ・ハワード
出演者バート・ランカスター
マイケル・ヨーク
音楽ローレンス・ローゼンタール
『ドクター・モローの島』(原題:The Island of Dr. Moreau)は、1977年制作のアメリカ合衆国の映画。
ハーバート・ジョージ・ウェルズのSF小説『モロー博士の島』を映画化したSFホラー映画。1933年の『獣人島』に次ぐ2度目の映画化作品である。
ラスト・シーンは日本劇場公開版・旧TV放映版がバッドエンド、アメリカ劇場公開版を基にしたビデオ/DVD版・新TV放映版がハッピーエンドとなっている。 1911年。赤道に近い太平洋上で嵐のため沈没した船から唯一人脱出した青年アンドリュー・ブラドックは、救命ボートで数日間漂流した末、ある孤島に流れ着いた。 ブラドックは島内をさまよううちに、落とし穴に落ちて気を失った。気がつくと、彼はある建物の1室にいた。そこはドクター・モローの屋敷だった。モローはこの島に助手のモンゴメリー、召使と2人の女中、そしてマリアという美しい女と暮らしていた。モローはこの島で生物の遺伝に関係する染色体を研究している事を話し、密林と研究室には近づくなとブラドックに警告する。 時が流れたある日、召使が密林で獣のような姿をしているのを目撃したブラドックはモローの研究に不審を抱き、彼の研究室に忍び込む。そして、モローの研究の戦慄の真相を知ってしまう。モローは特殊な液により、獣を人間化するという恐るべき実験をしていたのだ。 役名俳優日本語吹き替え
あらすじ
キャスト
日本テレビ版1日本テレビ版2
ドクター・モローバート・ランカスター青木義朗小林勝彦
アンドリュー・ブラドックマイケル・ヨーク田中秀幸堀勝之祐
マリアバーバラ・カレラ小谷野美智子土井美加
モンゴメリーナイジェル・ダヴェンポート山内雅人加藤精三
獣人のリーダーリチャード・ベイスハート藤本譲嶋俊介
M'Lingニック・クラヴァット
その他高木二朗
国坂伸
平林尚三
水鳥鉄夫
小島敏彦広瀬正志
小室正幸
立木文彦
森一
笹岡繁蔵
日本テレビ版1:初回放送1980年1月23日『水曜ロードショー』※日本劇場公開版を吹き替えたもの。
1982年2月3日に同枠で再放送。
日本テレビ版2:初回放送1990年2月9日『金曜ロードショー』※アメリカ劇場公開版を吹き替えたもの。DVD・Blu-rayに収録。
脚注^ The Island of Dr. Moreau (1977) - Box office / business
^ 'Dr. Moreau' tops trio of chillers for summer: Also--monster ants; a lost continent 'Empire of the Ants' 'The People That Time Forgot' By David Sterritt. The Christian Science Monitor (1908-Current file) [Boston, Mass] 27 July 1977: 22.
外部リンク
ドクター・モローの島 - allcinema
⇒ドクター・モローの島 - KINENOTE
The Island of Dr. Moreau - オールムービー(英語)
The Island of Dr. Moreau - IMDb(英語)
表
話
編
歴
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
小説
タイム・マシン - モロー博士の島 - 透明人間 - 宇宙戦争 - 水晶の卵(英語版) - 月世界最初の人間 - キップス(英語版)
翻案作品
タイム・マシン 80万年後の世界へ - タイムマシン - 獣人島 - ドクター・モローの島 - D.N.A./ドクター・モローの島 - 透明人間 - 宇宙戦争 (ラジオ) - 宇宙戦争(1953年) - 宇宙戦争(2005年) - H.G.ウェルズ 宇宙戦争 -ウォー・オブ・ザ・ワールド- - ザ・カウントダウン 地球大戦争 - 心を繋ぐ6ペンス - 心を繋ぐ6ペンス(英語版)
用語
世界の頭脳 - 戦争を終わらせるための戦争
関連
カテゴリ
小説カテゴリ - Category:透明人間 - Category:宇宙戦争 - 小説を題材とした作品 - 小説を題材とした映画作品