ドキドキ文芸部!
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ドキドキ文芸部!
Doki Doki Literature Club!

ジャンルビジュアルノベル
美少女ゲーム
サイコロジカルホラー
対応機種Windows
macOS
Linux
開発元チーム・サルバト
発売元チーム・サルバト
デザイナーダン・サルバト
シナリオダン・サルバト
プログラマーダン・サルバト
音楽ダン・サルバト
美術Satchely、Velinquent
人数1人
メディアダウンロード販売
発売日 Windows、macOS、Linux: 2017年9月22日
Steam: 2017年10月6日
エンジンRen'Py
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『ドキドキ文芸部![1]』(ドキドキぶんげいぶ、原題: : Doki Doki Literature Club!、略称: DDLC[2])は、チーム・サルバトによって開発されたインディーズフリーゲーム。ジャンルはビジュアルノベルWindowsmacOSおよびLinux[3]版がitch.ioにて2017年9月22日にリリースされた。その後Steamでも10月6日にリリースされ、2021年6月時点で1000万DLを超えている[4]

2021年7月1日には、HDリマスター化に加え新要素を追加した『ドキドキ文芸部プラス!』(原題: : Doki Doki Literature Club Plus!)がPCおよび家庭用ゲーム機向けに発売された(詳細は後述)。
概要

学校の文芸部に入部した主人公の男子生徒と、ヒロインである四人の女子部員との交流を描く。

プレイヤーの選択に応じて分岐するストーリーと複数のエンディングが用意された、ほぼ線形のストーリーを特徴としている。一見、軽快な美少女ゲームであるように見えるが、実際は第四の壁を壊すサイコロジカルホラーゲームである[5]

本作はビジュアルノベルなので、プレイの大部分はストーリーがどの方向を取るのかに影響を与えず、プレイヤーが文章を読むことで構成される。ゲームの最初に、プレイヤーは主人公の名前を入力し、その名前をもつ主人公の視点でストーリーが進んでいく。ゲームのいくつかの時点で、プレイヤーはストーリーの進行に影響を与える可能性のある選択肢の中から一つを選ぶように促される。本作には、文芸部の活動の一環として、の執筆をするという特徴がある[6]。プレイヤーは次々と提示される語群の中から、詩を構成する単語を一つずつ選択する。少女たちにはそれぞれ単語の好みがあり、好きな単語が選ばれた時にキャラクターのアイコンが反応を見せる。プレイヤーがいずれかの少女に気に入られるように詩を書き、適切な選択肢を選ぶと、その少女に関する追加のイベントシーンを解禁することができる。プレイヤーがプレイ中に見たイベントシーンによってエンディングが変化する。

MOD制作が盛んに行われており、ヒロインの一人であるモニカとの会話やゲームが楽しめる「Monika After Story」を始め、様々なMODがリリースされている[7]。なお、後述する「プラス」ではゲームエンジンがRen'PyからUnityへ変更されていることからMODが共用できない。
あらすじ

ゲームアニメが大好きな男子生徒である主人公はある日、幼馴染の女子生徒サヨリから、彼女が副部長を務める文芸部に誘われる。文芸部には彼女の他に、部長でクラスの人気者でもあるモニカと、部員のナツキとユリがいた。主人公はこの美少女ばかりの文芸部に入部し、詩を書いてみんなで見せあったり、部員の誰かと一緒に過ごしたりして、少女たちとの仲を深めていく。

間近に迫った文化祭に向けた準備をする中、サヨリは徐々に精神が不安定になる。ある週末、サヨリは自身がうつ病に苦しんでいることや、主人公のことを好きになりすぎてしまった恐怖を主人公に伝える。文化祭の日の朝、主人公は文芸部の配布物に綴られたサヨリの病的な詩を読み、不安を感じて彼女の家へと急ぐが、そこでサヨリが首を吊って自殺しているのを目撃する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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