ドゥームメタル
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ドゥームメタル
Doom Metal
様式的起源ヘヴィメタル (特に1970年代初頭のBlack Sabbathのアルバム)
文化的起源1970年代初頭
ヨーロッパアメリカ合衆国
使用楽器エレクトリックギター
ベースギター
ドラムス
ヴォーカル
派生ジャンルストーナーロック
スラッジ・メタル
ゴシックメタル
関連項目
エクストリーム・メタル
ポストメタル
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ドゥームメタル (Doom Metal) は、ヘヴィメタルのサブジャンルの一つ。高テンポの過激なサウンドがステレオタイプ化されるヘヴィメタルの中にありながら、遅さ・ダウナー感を特徴としている。
概要

ヘヴィメタルの草分け的存在であるブラック・サバス1970年の1stアルバム『黒い安息日』で「終末」やオカルトといった世界観、重々しく遅いサウンドを提起した。一方彼らは麻薬の常習者であり、同時代のバンドと同じくサイケデリックな要素の強いヘヴィ・ブルースによっても知られていた。

このサブジャンルが認知されるようになったのは、1980年代キャンドルマストラブル以降である。ジャンル名の'doom'は「終末」「破滅」を意味し、キャンドルマスの1986年のアルバム、Epicus Doomicus Metallicusに由来する。
主なスタイル

ドゥーム・メタルというジャンルは、以下に示すように様々な形態を取るが、初期ブラック・サバスが持っていた要素のいずれかを特徴としている。概して共通するのは、遅いテンポと重い音作りで、ダークかつ陰鬱なテーマを扱うことが多い。
トラディショナル・ドゥーム (Traditional Doom)

1980年代にはハードロックがより過激な形へと発達してヘヴィメタルとなり、歪みの強烈なギターリフ/ソロや、高音域でシャウトするヴォーカルが一般的だった。しかしヘヴィメタルバンドの中でもWitchcraftやReverend Bizarreなどは、上記の要素に加えて『黒い安息日』にあったような妖しげな旋律と遅いテンポ、重々しい音作りを強調し、歌詞でも終末、破滅オカルティズムといったテーマを扱った。これらは当時主流であったグラム・メタルのようなセックス・ドラッグ&ロックンロール的な世界観から一線を画しており、「ドゥーム・メタル」として認識されるようになっていった。90年代以降ジャンルが多様化しているので、これら初期のドゥームメタルバンドの持っていた基本的な要素を便宜上「トラディショナル(伝統的)ドゥーム」とする。
エピック・ドゥーム (Epic Doom)

ドゥームメタルというジャンル名は上記の通り、キャンドルマスがリリースした1stアルバムEpicus Doomicus Metallicusから来ている。彼らが自らのアルバムへ冠したように、ファンタジー神話を主たる歌詞のテーマとしたり、クラシック音楽の要素をメロディに導入、のびやかなオペラ風歌唱法などを取り入れているドゥームメタルバンド全般のスタイルを、エピック・ドゥームと呼ぶ。('epic'=「叙事詩の」「荘厳・壮大な」)
デス・ドゥーム (Death/Doom)詳細は「デス・ドゥーム」を参照

1990年代前半、一部のデスメタルバンドはスピーディーな過激さだけでなく、陰鬱さに重点を置いてドゥームメタル的なスローテンポの楽曲をも作るようになった。デスメタルがベースにあるので、ボーカルは当然デスボイスであり、サウンドは重く攻撃的でブルージーな要素は希薄である。パラダイス・ロストアナセママイ・ダイイング・ブライドなどが挙げられる。なお、これらのバンドは陰鬱さに加えてゴシック・ロックの耽美的な表現をも取り入れるようになり、後のゴシックメタルの礎となった。
フューネラル・ドゥーム (Funeral Doom)

デス・ドゥームをより強烈に発展させたもの。際立って遅いテンポ、極端なダウンチューニングによる非常に重苦しい音が特徴で、破滅といったテーマを際立たせる。('funeral'とは「葬式」を指す。)Skepticism、Thergothonなどによって確立された。Norttのようにダーク・アンビエントからの影響でシンセサイザーを用いたり、思想的にブラック・メタルと融合しているバンドもある。
ストーナー・ドゥーム (Stoner Doom)詳細は「ストーナーロック」を参照

ストーナー・ロックは、ブラック・サバスをはじめサイケデリック・ロックガレージロックのバンドが持っていたブルースの側面及び麻薬の嗜好の影響を受け、1990年代前半にカイアスらによって創始された。彼らの楽曲には「終末」的な雰囲気はないが、遅いテンポ、分厚く重い音像といった(トラディショナル・)ドゥームメタルに通ずる部分がある。このことからストーナーロックバンドのうちメタル志向の強いもの(ストーナー・メタル)や、ストーナー・ロックとクロスオーバーしたドゥームメタルバンドをストーナー・ドゥームと呼ぶことがある。後者の例としては、元ナパーム・デスのリー・ドリアンが結成したカテドラルがある。ドリアンがグラインドコア畑出身であることからか、カテドラルは元来デス・ドゥーム的だったが、2ndアルバム以降ストーナー・ロック的な要素も取り入れるようになった。もっともカテドラルにおけるブルース志向は、カイアスらからというよりは彼らが敬愛するブラック・サバスに直結している。
スラッジ・ドゥーム (Sludge Doom)詳細は「スラッジ・メタル」を参照

スラッジ・メタルとも。'sludge'=泥濘にはまったように、遅く重く、引きずるようなサウンドを志向したハードコア・パンクバンド(スラッジコア)が、ブラック・サバスの影響などでよりヘヴィメタル的になったもの。薬物乱用による苦痛、政治や社会に対する怒りに焦点を当てた歌詞も特徴である。メルヴィンズアイヘイトゴッドなどが代表的。
ドローン・ドゥーム (Drone Doom)詳細は「ドローン・メタル」を参照

非常に遅いテンポかつ最小限の音数で延々と反復される、分厚く重いリフ、長く引き伸ばされた持続音を特徴とする。インストゥルメンタルであることが多く、ドラムレスの場合もある。


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