ドゥームズデイ・クロック_(DCコミックス)
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Doomsday Clock
出版情報
出版社
DCコミックス
形態リミテッドシリーズ(英語版)
ジャンルスーパーヒーロー(英語版)
掲載期間2017年11月22日 - 2019年12月18日
話数12
主要キャラ『ウォッチメン』ユニバース
DCユニバース
製作者
ライタージェフ・ジョーンズ
ペンシラーゲーリー・フランク(英語版)
レタラーロブ・リー
着色ブラッド・アンダーソン
編集者ブライアン・カニンガム
アメデオ・タトゥーロ
ボビー・チェイス(英語版) (エグゼクティブ・エディター)

『ドゥームズデイ・クロック』(Doomsday Clock)は、ジェフ・ジョーンズ脚本、ゲーリー・フランク(英語版)作画、ブラッド・アンダーソン着色によるDCコミックスのスーパーヒーロー(英語版)コミックのリミテッドシリーズ(英語版)である[1]。シリーズはニュー52(英語版)及びDCリバース(英語版)で構築されたストーリーの完結編であり、また同時にアラン・ムーア、デイブ・ギボンズ(英語版)、ジョン・ヒギンズ(英語版)によるグラフィックノベルウォッチメン』の直接的な続編である[1][2][3]

DCの共同発行人のダン・ディディオは『ドゥームズデイ・クロック』が『ウォッチメン』の続編であることを明かしていたが、ジョーンズは当初はそれを否定し、独立した物語であるとみなしていた[1][2][3]

シリーズの刊行は2017年11月22日に始まり、2019年12月18日に終わった[4]
出版史

『ドゥームズデイ・クロック』はDCリバース(英語版)・イニシアチブの一環であり、2016年のワンショット『DCユニバース: リバース・スペシャル』、2017年のクロスオーバー「ザ・ボタン(英語版)」及びその関連ストーリーからの流れを汲んでいる[1][2]。またアラン・ムーア、デイブ・ギボンズ(英語版)、ジョン・ヒギンズ(英語版)による1986-1987年のミニシリーズ『ウォッチメン』の一部のキャラクターたちが今回新たに登場するキャラクターたちと共にDCユニバースを訪れる[5]。DCの共同発行人であるダン・ディディオはオリジナル・ミニシリーズの続編であると述べたが[1][2]、一方でジェフ・ジョーンズは当初は独立した物語とみなし、「それは別物であり、『ウォッチメン』がDCユニバースと衝突する」と述べた[3]

2017年5月14日、『ウォッチメン』で描かれた時計の12時の位置にスーパーマンのロゴ(英語版)をかぶせたティーザー画像と共に『ドゥームズデイ・クロック』が告知された[3]

多くのキャラクターが登場するストーリーであるが、特に焦点が当てられるのはスーパーマンとドクター・マンハッタン(英語版)である。ジョーンズはドクター・マンハッタンとのDCリバースで語られる興味深い物語があると感じ、人間を体現して慈しむエイリアンであるスーパーマンと、人間から切り離された人間であるドクター・マンハッタンとの間には興味深い二項対立があると考えた。このアイデアでは『ウォッチメン』ユニバースとDCユニバースを交差させるか否かについて、クリエイティブチーム間で6ヶ月に以上にわたって議論された。彼は『ドゥームズデイ・クロック』は自分のキャリアの中で取り組んだ「最も個人的で、最も壮大で、極めて刺激的なプロジェクト」であると説明した[3]

ジョーンズはまた『ドゥームズデイ・クロック』はタイインが存在しない独立した物語であると説明し、その上で「DCユニバース全体に影響を与える。これまでの全てに影響を与える。これはDCのテーマと文字通りの本質に影響を与える」と述べた[3]。したがって最終号が発売される頃には「ユニバースの他の部分が追いつき、そしてイベントの影響が知られることになるだろう」と語った[6]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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