ドゥニ・メノーシェ
Denis Menochet
2022年のベルリン国際映画祭
受賞
東京国際映画祭
男優賞
2022年『理想郷[注 1]』
放送映画批評家協会賞
アンサンブル演技賞
2009年『イングロリアス・バスターズ』
ゴヤ賞
主演男優賞
2022年『理想郷』
全米映画俳優組合賞
キャスト賞
2009年『イングロリアス・バスターズ』
その他の賞
リュミエール賞(フランス語版)
最優秀新人男優賞(フランス語版)
2011年(フランス語版)『Les Adoptes』
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ドゥニ・メノーシェ(仏: Denis Menochet、1976年9月18日 - )は、フランスの俳優。デニス・メノシェとも表記される[4]。フランス語と英語の完璧なバイリンガルで[1]、イギリスやアメリカ合衆国などのテレビドラマや映画にも出演している。
フランスの日刊紙「リベラシオン」はメノーシェについて「リノ・ヴァンチュラのような体格とジャン・ギャバンのような存在感」と評している[1]。 1976年にフランスのアンギャン=レ=バンで、パイプラインや石油採掘を専門とするエンジニアの父ジャックと司書の母フランソワーズの間に生まれる。生まれたのは病院のエレベーターの中で、保育器に入れられた。3兄弟の長男で、弟には4歳下のダヴィッドと10歳下のオーレリアンがいる。幼少期はノルウェーや米テキサス州、ドバイの郊外で過ごし、10歳でフランスに戻る[1]。 理学療法士を目指していたが、パリの「Acting International」で演技を学び、2003年に俳優デビューする[5]。その後もウェイターや運転手などの仕事を続けていたが、クエンティン・タランティーノ監督の2009年の映画『イングロリアス・バスターズ 』の冒頭でクリストフ・ヴァルツと対峙したシーンで知られるようになる[1]。 2011年の映画『Les Adoptes
略歴
2017年の映画『ジュリアン』で第44回セザール賞(フランス語版)の主演男優賞(フランス語版)に[6]、2018年の映画『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』で第45回セザール賞(フランス語版)の助演男優賞(フランス語版)に[7]ノミネートされるがいずれも受賞は果たしてない。
2022年の映画『ザ・ビースト』(日本での一般劇場公開時に『理想郷』と改題[3])で第35回東京国際映画祭の最優秀男優賞を受賞した[8]。