ドイツ式赤道儀
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ドイツ式赤道儀

ドイツ式赤道儀(ドイツしきせきどうぎ)は、赤道儀式架台の一種である。

死角がなく、ケプラー式望遠鏡ニュートン式望遠鏡など鏡筒が長い形式の望遠鏡に向いている[1]。メーカーからアマチュア向けに販売されているのはドイツ式とフォーク式[2]であり、日本製赤道儀の大部分はドイツ式[2]である。搭載した鏡筒との重量平衡を取るためにバランスウェイトが必要になる[1]子午線を挟んでの観測では鏡筒の後端が脚部と接触しやすくなる[1]。個人用から天文台用まで様々な大きさのものがあるが、構造はほとんど変わらない。
関連項目

ヨゼフ・フォン・フラウンホーファー - ドイツの光学機器製作者、物理学者。ドイツ式赤道儀を考案した。

出典[脚注の使い方]^ a b c 『天体望遠鏡ガイドブック』pp.145-168「架台のメカニズム」。
^ a b 『天体望遠鏡ガイドブック』pp.9-36「天体望遠鏡ってこんなもの」。

参考文献

西条善弘・渡辺和明『天体望遠鏡ガイドブック』
誠文堂新光社 ISBN 4-416-28909-X

吉田正太郎『天文アマチュアのための望遠鏡光学・屈折編』誠文堂新光社 ISBN 4-416-28908-1











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