ヴァイマル共和政期の右派政党「ドイツ国家人民党」とは異なります。
ドイツの政党祖国
Die Heimat
シンボル
党首フランク・フランツ
成立年月日1964年11月28日
前身政党ドイツ帝国党
ドイツ国家民主党(独: Nationaldemokratische Partei Deutschlands[12])は、ドイツの極右・第三の位置政党[13]。略称はNPD[12](エヌペーデー)。日本語ではドイツ国民民主党とも言われる。一般にドイツにおけるネオナチ団体の筆頭として知られている。
2023年に祖国(独: Die Heimat)へ党名を変更した[14]。
政府の連邦憲法擁護庁は綱領や思想が極右的であると評価し[15]、「憲法秩序に対する脅威」に分類して監視している。一方で旧来のナチス(国民社会主義ドイツ労働者党)支持者やネオナチ運動だけでなく、移民に反感を持つ失業者なども支持層に加えており、小規模ながらある程度の勢力を有している。連邦議会では未だ無議席ではあるものの、これまで幾つかの地方自治体の議会や複数の州議会で議席を得ており、2014年には欧州議会でも1議席を獲得した。その後州議会、欧州議会の議席はすべて失ったが、ヘッセン州の地方自治体で党所属議員が首長に選出され議論を呼ぶなど[16]、なお一定の影響力を維持している。
なお、旧東ドイツにもほぼ同じ名前の衛星政党(ドイツ国家民主党 National-Demokratische Partei Deutschlands, 略称:NDPD=エヌデーペーデー)が存在したが、この記事で扱う政党とは無関係である[17]。 ドイツ国家民主党はネオナチ団体であるドイツ帝国党
党史
ドイツでは、ナチス政権成立の経緯への反省から憲法の規定によって、民主主義・自由主義を否定する団体は非合法化される「戦う民主主義」が採られており、過去にドイツ社会主義帝国党とドイツ共産党が禁止されている。