トーントン
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この項目では、イングランドのタウンについて説明しています。アメリカ合衆国マサチューセッツ州の都市については「トーントン (マサチューセッツ州)」をご覧ください。

トーントン.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

英語: Taunton

カウンティ・タウン

カウンティー・グラウンド(英語版)。背景にあるのはセントジェームス教会(英語版)の塔
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}トーントンサマセットにおけるトーントンの位置
人口60,479人 (2011 census)[1]
英式座標ST228250
非都市ディストリクト

サマセット・ウェスト・アン・トーントン(英語版)

シャイア・カウンティ

サマセット

リージョン

サウス・ウェスト

構成国 イングランド
イギリス
郵便地域.mw-parser-output span.allcaps{text-transform:uppercase}TAUNTON
郵便番号TA1, TA2, TA3
市外局番01823

警察エイヴォン・アンド・サマセット
消防デヴォン・アンド・サマセット
救急医療サウス・ウェスタン

欧州議会サウス・ウェスト・イングランド
英国議会

トーントン・ディーン(英語版)

公式サイト ⇒www.tauntondeane.gov.uk

場所一覧
イギリスイングランドサマセット.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯51度01分08秒 西経3度06分00秒 / 北緯51.019度 西経3.100度 / 51.019; -3.100座標: 北緯51度01分08秒 西経3度06分00秒 / 北緯51.019度 西経3.100度 / 51.019; -3.100

トーントン (Taunton、[?t??nt?n]) は、イングランドサマセットのカウンティ・タウンである。行政上はトーントン・ディーン(英語版)に属している。
概要

郊外を含めたタウンの人口は2018年時点で6万1800人。

タウンには10世紀の修道院を含めると1000年以上の昔から宗教と軍事の歴史が伝わり、現在は城砦跡にサマセット博物館(Museum of Somerset)や同軍事博物館が立つなど、再開発プロジェクトが進行中である。

名前は、「Town on the river tone (トーン川のタウン)」、または「Tone town」に由来している。

トーントンはアングロ・サクソン人の時代にかなり重要な場所であった。独自の貨幣を発行した当時、通称トーントン城(en)と呼ばれる城砦のような建造物を築いた。小修道院(priory)が置かれた時期を経てノルマン人が石材で城郭を築くと、やがて聖公会のウィンチェスター教区長座(Bishops of Wincheste)が占める。

700年ごろ、ウェセックス王のイネが建てた土塁の城は、反乱軍に占拠されるのを防ぐため722年にウェセックスの女王の手で破壊された。

初代ヨーク公兼初代ノーフォーク公リチャード・オブ・シュルーズベリーが夭逝すると、パーキン・ウォーベック(en)は自分に王位継承権があると主張し、およそ6千人を率いてトーントンに上陸する[2][3]が、この「1497年第2次コーンウォール蜂起(en)」はわずかな残党を除きほとんどは同年10月4日にヘンリー7世に降伏した。

モンマス公ジェームズ2世の即位を阻むため反乱軍の陣頭に立つ。1685年6月20日、セッジムーアの戦い(en)の最中にこの町でみずから戴冠式を催してイングランド王を名乗るが敗れている。城の大広間で反乱分子の粛清 Bloody Assizes が続く日々、裁きをまとめた初代男爵ジェフリーズ裁判長(en)はトーントンに住まいを構えた[4]

イギリス海峡ブリストル海峡を結ぶグレート・ウェスタン運河(英語版)は1839年にこの町まで開削し、1842年には鉄道が通じる。現在は社会インフラとして医療は Musgrove Park Hospital、スポーツはサマーセット・カウンティ・クリケットクラブ(英語)の本拠地(County Ground)があり、イギリス海軍第3コマンドー旅団第40コマンドー(en)本部を擁する。

名所のひとつヴァイヴァリー公園(en)で開かれる園芸展「トーントン・フラワーショー」(en)は1866年から続いてきた。またアドミラル通りにはイギリス水路部が本局を構える[5]
地勢

トーン川沿いに広がるクアントック Quantock とブラックダウン Blackdown、ブレンドン Brendon の丘陵に囲まれた一帯は「トーントンの盆地」と呼ばれてきた。

この町を中心とすると、どちらの方角にも大きなタウンやシティーがある。北東 61 km にブリストル、南西方向は 45 km にエクセター と102 km にプリマスが位置し、ウェイマス(ドーセット)は南東に 64 kmである。

トーントンと周辺の地域化ワチェット(en)、マインヘッド(en)ブリッジウォーター(en)、ウェストンスーパーメアen、カーディフグラストンバリー(en)、ウェルズ(en)、バースブリストル
ウィベリスクーム( en)、ダルヴァートン(en)、バーンステープル(en:Barnstaple)ラングポート(en)、ソマートン(en)、イェオビル(en)
   トーントン   

ウェリントン(en)、ティバートン(en)、エクセタープリマスホニトン(en)イルミンスター(en)、チャード(en)、クリューカーン(en)、ウェイマス

地質

ペルム紀(2億9500万年?2億5千万年前)の赤味がかった砂岩の層が観察でき、角礫岩の露頭もあるサマセットは、広範囲にわたり三畳紀の地層(2億4800万年?2億400万年前)が平野と湿地を形成する[6](Somerset Levels はラムサール条約指定湿地。)
自然保護区

トーントンとその周辺には1949年国立公園ならびにカントリーサイドアクセス法(en)第21条のもと、保護区条例の規制を受ける地域自然保護区(LNR= Local Nature Reserves)がいくつか設けられ、都市型湿地には南トーントン河口域がある[7]。北郊の保護区は「子供の森」と名づけられ、ユーラシアカワウソなど野生生物が河畔の移動に利用する。生息が確認された鳥類はカワセミムナジロカワガラスキセキレイコブハクチョウアオサギヨーロッパヨシキリを数える。昆虫の仲間にはトンボイトトンボに加えて、セセリチョウ科の仲間(Thymelicus sylvestris と Ochlodes sylvanus)、ヨーロッパシロジャノメジャノメチョウの仲間(Coenonympha pamphilus) 、ベニシジミがいる[8]

トーン川沿いに伸びる Weirfield 河畔保護区にはノバラや藪、草地に続くハンノキヤナギ科の占める森がある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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