この項目では、サッカー選手について説明しています。ノルディック複合選手については「トーマス・ミュラー (ノルディック複合)」をご覧ください。
トーマス・ミュラー
バイエルン・ミュンヘンでのミュラー (2022年)
名前
ラテン文字Thomas Muller
基本情報
国籍 ドイツ
生年月日 (1989-09-13) 1989年9月13日(34歳)
出身地ヴァイルハイム・イン・オーバーバイエルン
身長185cm[1]
体重76kg[1]
選手情報
在籍チーム FCバイエルン・ミュンヘン
ポジションMF / FW
背番号25
利き足右足
ユース
1993-2000 TSVペール
トーマス・ミュラー(Thomas Muller, 1989年9月13日 - )は、西ドイツ・ヴァイルハイム・イン・オーバーバイエルン出身のサッカー選手。ブンデスリーガ・FCバイエルン・ミュンヘン所属。ドイツ代表。ポジションはMF[2]、FW。
同姓のゲルト・ミュラーの後継者と言われる[3]。なお、彼の父の名はゲルト・ミュラーと同姓同名である。 ペールのTSVペール
経歴
2008-09シーズンは新設されたドリッテリーガ(3部)でリザーブチームのキープレーヤーとなり、38試合のうち32試合に出場し、15得点を決めて得点ランク5位につけた。トップチームではこのシーズンに4試合に出場し、2009年3月10日のスポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガル戦でUEFAチャンピオンズリーグデビューも果たしている[5]。2009年2月、リザーブチームのDFホルガー・バトシュトゥバーとともにプロ契約を交わし、2009-10シーズンのトップチーム昇格を決めた[6]。同年には恋人と結婚し、20歳にして既婚者となった。
2009年夏にルイ・ファン・ハール監督が就任し、シーズン開幕前のアウディカップでACミラン戦などで得点を決める活躍を見せると、そのまま好調をシーズンでも維持した。9月12日のボルシア・ドルトムント戦では途中出場ながらブンデスリーガ初ゴールを含む2得点を決め[7]、3日後のUEFAチャンピオンズリーグ・マッカビ・ハイファFC戦でも2得点を挙げる活躍を見せた[8]。9月の月間最優秀選手にノミネートされ[9]、同姓の偉大な選手であるゲルト・ミュラーから称賛の言葉をもらった[10]。マッカビ・ハイファ戦以来、ほとんどの試合で先発出場し、2010年2月4日には2013年までの契約延長にサインした。シーズン後半にはしばしばセンターフォワードの位置でもプレーした。第29節のシャルケ04戦で決勝点を決め、第33節のVfLボーフム戦では初めてハットトリックを達成し[7]、ブンデスリーガ優勝に貢献した。
シーズンを通して34試合に出場し、13ゴール11アシストを決めた。DFBポカールでは大会を通じて4ゴール2アシストを決めて大会得点王となり、決勝でヴェルダー・ブレーメンに勝利して国内2冠を達成した[11][12]。エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝でクラブ初のトレブル(3冠)に挑んだが、インテル・ミラノに0-2で敗れた。ミュラーは先発出場し、後半が始まってすぐにシュートを放ったが、GKジュリオ・セーザルに防がれた。2009-10シーズンはすべての大会を通じて52試合に出場して19得点し、キッカー誌によってシーズン最優秀若手選手に選ばれた[13]。2013年のミュラー
2012年12月にバイエルンとの契約を2017年まで延長した。2012-13シーズン、チャンピオンズリーグ準決勝のFCバルセロナ戦では1stレグで2ゴール、2ndレグでもゴールを決めて[7]、決勝進出に貢献、決勝ではドルトムントを破り、同大会初優勝を果たした。