株式会社トンボ鉛筆
Tombow Pencil Co.,Ltd.
本社ビル
種類株式会社
市場情報非上場
略称トンボ、Tombow
本社所在地 日本
〒114-8583
東京都北区豊島6丁目10番12号.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度45分55秒 東経139度44分51秒 / 北緯35.76528度 東経139.74750度 / 35.76528; 139.74750
株式会社トンボ鉛筆(トンボえんぴつ)は、鉛筆、消しゴムなどの文房具を製造、販売する日本の企業である。 日本の鉛筆製造元としては三菱鉛筆と共に大手として知られる。鉛筆をはじめとした文房具の「MONO(モノ)」ブランドで知られ、2007年には消しゴム、修正テープ、スティックのり、テープのりの国内シェアは1位となっている[1]。 「トンボ」を社名にしたのは、昆虫の「トンボ」は昔「あきず/あきつ=秋津、蜻蛉」と呼ばれ、日本も「秋津島(あきずしま)」の古称があることから、日本を代表する鉛筆でありたい、という思いを込めたものである[2]。 トンボの商標は1927年(昭和2年)から使用された。英字ロゴは「Tombo」ではなく、末尾にwを付した「Tombow」が使用されている。これは墓を意味する英単語「TOMB」と間違われないようにしたものとされる[3][4]。以前は「お客様に深く頭を垂れる商の姿勢」を示すために、トンボの頭が下を向いていた[5]が、2011年の新ロゴマーク導入時に、トップを目指す意味で、トンボの頭が上向きに変更された[6]。 なお、岡山市北区に本社を置く学生服メーカー大手・トンボ(旧社名:テイコク)や、富山県富山市にある清涼飲料メーカー・トンボ飲料も英字表記を「TOMBOW」としているが、トンボ鉛筆を含めた各社の間に資本・提携関係はない。
概要
沿革
1913年(大正2年):初代社長小川春之助が浅草に前身「小川春之助商店」を開業[7]。
1920年(大正9年):「Harunosuke Ogawa Pencil」を略したH.O.P.を商標として使用開始[注 1]。
1927年(昭和2年):「トンボ印」を商標にして鉛筆を発売。
1939年(昭和14年)12月:小川春之助商店が会社組織に移行。製造部門は株式会社トンボ鉛筆製作所、販売部門はトンボ鉛筆商事株式会社となる。戦後に2社統合。
1945年(昭和20年)11月:現在まで続く鉛筆製品のスタンダード・No.8900を発売。当初は写真修整用と銘打って販売され、1本30銭だった。
1955年(昭和30年):プロ野球球団高橋ユニオンズとスポンサード契約を締結、チーム名をトンボユニオンズとする(翌年に解消)。
1957年(昭和32年)
初代社長小川春之助が死去、長男小川八郎が第2代社長に就任、春之助の妻小川とわが会長に就任[8]。
アートディレクター河野鷹思デザインによる「下向きトンボ」の企業シンボル、及びロゴタイプTombowを使用開始[注 2]。
シャープペンシルHOMOホルダーを発売[8]
1963年(昭和38年)
創立50周年を迎える
第2代社長小川八郎が死去、小川浩平が第3代社長に就任[8]
最高級鉛筆MONOを発売。
1964年:
会長小川とわが死去[注 3][3]。
社名変更し、株式会社トンボ鉛筆製作所から株式会社トンボ鉛筆となる[8]。
1967年(昭和42年):最高級鉛筆MONO100を発売。おまけとして消しゴムを付ける[9]。
1969年(昭和44年):反響を受け、MONO消しゴムの市販を開始。
1971年(昭和46年):国内初のスティックタイプ糊「Pit」発売。
1986年(昭和61年)
消し屑がまとまる消しゴム、「NON DUST」発売。
「ZOOM505」発売。後にデザインコレクションと呼称されるシリーズの展開。