この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "トワイライトQ"
トワイライトQ
ジャンルSF、ファンタジー
OVA:時の結び目 REFLECTION
原作伊藤和典(原案)
監督望月智充
脚本伊藤和典
キャラクターデザイン高田明美
音楽川井憲次
アニメーション制作亜細亜堂
製作ネットワークフロンティア事業部
亜細亜堂
発売日1987年2月28日
話数第1話
OVA:迷宮物件 FILE538
原作押井守(原案)
監督押井守
脚本押井守
キャラクターデザイン近藤勝也
音楽川井憲次
アニメーション制作スタジオディーン
製作ネットワークフロンティア事業部
スタジオディーン
発売日1987年8月28日
話数第2話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
『トワイライトQ』(トワイライトキュー)は、日本の短編アニメーション集。1987年にバンダイ ネットワーク フロンティア事業部(現・バンダイナムコアーツ)よりOVAとして発売された。 シリーズ全6話で構成される予定であったオムニバス作品[1]。望月智充監督による第1話「時の結び目」と押井守監督による第2話「迷宮物件 FILE538」でシリーズは終了している[1]。予定通りに制作されていれば、第3話を河森正治が担当したり、いのまたむつみに作画監督を依頼したりするプランもあったという[1]。 押井守監督と鵜之澤伸プロデューサーによると、シリーズが2話で終了してしまったのは、パッケージの売り上げが不調だったせいだけではなく、それ以上にメーカー社内で企画に対する賛同が得られなかったことが大きいとのこと[2]。 タイトルは、アメリカのSFテレビドラマシリーズ『トワイライトゾーン』の「トワイライト」と日本の特撮テレビドラマ『ウルトラQ』の「Q」を合わせたもの[1]。両者とも1話完結のSF短編シリーズであり、本作もそれにならった構成となっている[1]。 第1話「時の結び目[注 1]」は、1987年2月28日に発売された。監督は望月智充、アニメ制作は亜細亜堂。30分。 これは、伊藤和典(原案・脚本)、望月智充(監督)、高田明美(キャラクターデザイン)、後藤真砂子(作画監督)、小林七郎(美術監督)という当時のヒットアニメ『魔法の天使クリィミーマミ』チームによる時間をテーマにしたSF作品だった[1]。 演出面では、監督の望月が全カットをフィックスにすることに挑戦している[3]。フォローやパンを一切使わず、実写で例えるとカメラを据え置きにして撮ったカットのみで構成し、演出意図があって構図さえきちんととれていれば、カメラを振らなくても画面の緊張感が維持できる事を証明しようとした[1]。ただし、全カットフィックスと言っても、タイムスリップしたシーンでは、カメラを斜めにして撮ったりするなど、映像的なケレンを排しているわけではない[1]。また55秒の長回しのシーンでは、主人公たち3人のキャラクターが地下鉄のシートに座っているのをカメラのフレームに収め、その背後にある窓ガラス越しに景色が流れて行くのを一種の背景動画として描くことで列車が走っているのを表現したり、停車駅で他の客が乗り込んできて彼らの対面の座席に座るのを窓ガラスの映り込みで表現したりしている[1]。
概要
時の結び目 REFLECTION