トワイライト・ゾーン_(1959年)
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「ミステリー・ゾーン」はこの項目へ転送されています。『ミステリーゾーン』の題名で放送されていたTBSラジオ制作のラジオ番組については「夜のミステリー」をご覧ください。

トワイライト・ゾーン
タイトルロゴ(第1 - 2シーズン)
別名.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

未知の世界

ミステリー・ゾーン

ミステリー

あなたは信じますか

ジャンル

アンソロジー

サイエンス・フィクション

原案ロッド・サーリング
司会者ロッド・サーリング
ナレーターロッド・サーリング
作曲

バーナード・ハーマン (第1シーズンテーマ曲含む)

マリユス・コンスタン (第2 - 5シーズンテーマ曲含む)

ジェリー・ゴールドスミス

フレッド・シュタイナー(英語版)

リース・スティーヴンス(英語版)

レナード・ローゼンマン

フランツ・ワックスマン

国・地域 アメリカ合衆国
シーズン数5
話数156(各話リスト)
各話の長さ

25分

50分 (第4シーズン)

製作
製作総指揮ロッド・サーリング
プロデューサー

バック・ホートン(英語版) (1959年 - 1962年)

ハーバート・ハーシュマン(英語版) (1963年)

バート・グラネ(英語版) (1963年 - 1964年)

ウィリアム・フロウグ(英語版) (1963年 - 1964年)

撮影監督ジョージ・T・クレメンス(英語版)

放送
放送チャンネルCBS
音声形式モノラル
放送期間1959年10月2日 (1959-10-02) - 1964年6月19日 (1964-6-19)
公式ウェブサイト
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『トワイライト・ゾーン』(原題 The Twilight Zone[注 1])は、アメリカ合衆国1959年から1964年まで放送されたアンソロジー形式のSFテレビドラマシリーズ。多くのエピソードの脚本を手がけたロッド・サーリングがホストを務めていた。

日本では『ミステリー・ゾーン』の邦題で知られる[2]
概要

CBS系列によって1959年10月2日から放送され、全5シーズン・全156話が制作された。全話がモノクロ作品であり、通常は30分枠での放送であったが、第4シーズンのみ1時間枠である。

それぞれのエピソードが独立したアンソロジー形式の物語となっており、登場人物が「トワイライト・ゾーン[注 2]」と呼ばれる世界に迷い込み、不穏で異常な出来事を体験し、毎回驚きと教訓に満ちた結末に至るという内容である。主にSF的なエピソードが多いが、超常現象を扱ったエピソードやカフカ的な内容のエピソードもあり、ファンタジーホラーの要素も含んでいる。本作から転じて「トワイライト・ゾーン」は超常現象が起こる場所を表す単語としても用いられるようになった。

毎回様々なゲスト俳優が主演を務め、往年のスター俳優や、後に有名になる若手俳優などが名を連ねている。サーリングは制作総指揮兼筆頭脚本家として全156話中92話の脚本を担当した(共同執筆を含む)。サーリングは作中のホストとナレーターも務めており、各エピソードの最初と最後には、登場人物が「トワイライト・ゾーン」に迷い込んでしまった経緯と理由、教訓などをまとめたナレーションが挿入される。
制作までの経緯テープ起こしのため脚本を口述するサーリング(1959年撮影)

元々はサーリングが大学卒業直後に書いた「ザ・タイム・エレメント(英語版)」が『ウェスティングハウス・デシル劇場(英語版)』の1エピソード[注 3]として放送され、好評だったことから制作された作品である[3][4]

1957年、脚本家としてアメリカのテレビ業界で知られた存在になっていたサーリングは、放送局やスポンサーの意向で脚本から政治的発言や人種問題などの要素が削除されることに頭を悩ませており、そのような芸術的干渉を避けるために自らの番組の制作を考えるようになった。そして、SF的な設定の作品のほうが現実的な設定の作品よりも自由度が高く、議論を呼ぶような要素を表現する上で干渉が少ないと判断したサーリングは、「ザ・タイム・エレメント」をパイロット版とする新番組の企画をCBSに提出した[2][5]。「ザ・タイム・エレメント」の脚本はタイムトラベルした主人公が真珠湾攻撃について人々に警告しようとする内容で、SF的なテーマ、最初と最後のナレーション、ひねりの効いたオチなど、その後の本作を特徴付ける基本要素がこの時点ですでに確立されている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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