トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー(The Twilight Zone Tower of Terror)は、ディズニーパークにある屋内フリーフォール型アトラクション。公式ロゴ アメリカのテレビドラマ『トワイライトゾーン』(日本ではミステリーゾーンとも)をモチーフとしているため、随所に関連した演出が見られる。ディズニー・ハリウッド・スタジオのみ構造が異なるが、廃屋となったホテルのエレベーターが落下するというアトラクションの基本部分は全て共通している。東京ディズニーシーの「タワー・オブ・テラー」もこの点は同じだが、『トワイライトゾーン』とは異なるオリジナルのストーリーと演出がなされている。 ディズニー社のエンジニアは、このアトラクションを着想すると、アメリカ合衆国で大手のエレベータ製造会社であるオーチス・エレベータ・カンパニーにヒアリングを行った。落ちるエレベータについて問われたオーチス社の第一声は「帰ってくれ」であった[1]。 タワー・オブ・テラーの特徴として「ソフトウエアによる改変が可能」が挙げられる[1]。通常のアトラクションは一度建造すると細かなバージョンアップは可能なものの、大きな修正を加えることは困難である。タワー・オブ・テラーではソフトウェアによって落下の仕方を変更できるよう、開発当初より造られている[1]。これは東京ディズニーシー版も同様であり、タワー・オブ・テラー:Level 13などが開催されている。1997年にはアトラクションを元に映画化されており邦題は『ホーンテッド・ホテル 物語はミステリーゾーンのオープニングから始まる。時は1939年10月31日の夜、雨の降る中、一流のスターたちが集まるロサンゼルス一番の高級ホテル「ハリウッド・タワー・ホテル」にたまたま居合わせた紳士淑女の映画スターのカップル、売れっ子の少女とその乳母、中年の荷物持ちのベルボーイの5人の男女が乗り込む。彼らがそれぞれ宿泊する部屋へと向かおうとしたその時、突如ホテルを落雷が襲い、エレベーターのワイヤーが切れ落下する事故が発生する。しかし乗っていたはずの5人はそこにおらず、謎の失踪を遂げた。この事がきっかけでホテルは閉鎖へと陥ってしまう。 ここでロッド・サーリングによる解説が始まる。「時がたった現在、このホテルには電気が止まっているのにもかかわらずネオンが灯ったり、エレベーターが動き出すという怪現象が発生。しかもそのエレベーターは、あるはずのない13階で止まるという奇妙な現象が起きてしまいます。」 ホテルのこのエレベーターに乗り込んだゲストは、彼らが消えた異空間「トワイライトゾーン」に入り込むことになる。 トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー(The Twilight Zone Tower of Terror)は、ディズニーパークにある屋内フリーフォール型アトラクション。 ディズニー・ハリウッド・スタジオ(ウォルト・ディズニー・ワールド)のものは、全世界で最初に作られたオリジナルである。構造としては、6本のシャフトを配し、各シャフト1本ごとにフリーフォール型のライドが1台ずつ配置されている。2つの映像シーンを経由して上昇した後、ライド全体が前進しフリーフォールゾーンへ移動する構造になっており、ライド前進後のゾーンは2台のライドで共有している。
このアトラクションが存在するパーク
ディズニー・ハリウッド・スタジオ(ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)
ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク(ディズニーランド・パリ)
過去に存在していたパーク
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー(ディズニーランド・リゾート)
概要
物語
各施設紹介
ディズニー・ハリウッド・スタジオ
The Twilight Zone Tower of Terror
オープン日1994年7月22日
スポンサーなし
所要時間約3分10秒
定員22人/1台
利用制限身長102cm以上
ファストパス○
シングルライダー対象外