トロント
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トロント市
City of Toronto


市旗市章

標語 : "Diversity Our Strength"
位置

トロント市の位置(オンタリオ州)
位置
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}トロント (カナダ)カナダの地図を表示トロント (南オンタリオ)南オンタリオの地図を表示
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯43度40分 西経79度25分 / 北緯43.667度 西経79.417度 / 43.667; -79.417
歴史
創設1793年8月27日
市制1834年3月6日
合併1998年1月1日
行政
カナダ
  オンタリオ州
 行政区トロント市
 大都市圏GTA
 市トロント市
市長オリヴィア・チョウ(英語版)
地理
面積 
  市域630.18 km2
  都市圏5,903.63 km2
標高77 m
人口
人口(2016年現在)
  市域2,731,571人
    人口密度  4,334.4人/km2
  都市圏6,242,273人
    都市圏人口密度  945.7人/km2
  備考カナダ国内1位
その他
等時帯東部標準時 (UTC-5)
夏時間東部夏時間 (UTC-4)
郵便番号M
市外局番+1-416、+1-647
地区(イーストヨークエトビコオールド・トロントスカボロノースヨークヨーク
公式ウェブサイト : ⇒www.toronto.ca

トロント(英語: Toronto、標準音:[t????nto?]、現地音:[?t??no?, t????no?]、漢字表記「多倫多」)は、カナダオンタリオ州の州都であり、同国最大の都市北米屈指の世界都市であり金融センターである。オンタリオ湖岸の北西に位置し、2016年の統計で人口273万人[1]

2016年の都市圏人口は624万人[2]。オンタリオ湖西岸を囲むゴールデン・ホースシュー(Golden Horseshoe)と呼ばれる都市化された地域の人口はおよそ924万人とされる。

またヒューロン語で「集まる場所」という意味がある。1834年までの旧名はヨーク(Town of York)。
概要

トロントはカナダ経済の商都であり、金融経済電気通信航空宇宙運輸メディア芸術映画テレビ局出版ソフトウェア、医療研究、教育観光スポーツなどの産業基盤が発達している。国内企業の本社や多国籍企業が多く入っており、世界第6位の規模を持つトロント証券取引所(TSX)がある[3]

トロントには様々なスポーツのプロチームが本拠を構えており、トロント・メープルリーフスNHL)やトロント・ブルージェイズMLB)、トロント・ラプターズNBA)、トロント・アルゴノーツCFL)、トロントFCMLS)などがある。

超高層ビルが林立する大都会で、100mを超える超高層ビルが538棟と世界の都市で4番目に多い[4]。かつて世界で最も高い建物であったCNタワーは、トロントの遠景を象徴する建築物になっている。

文化面でも国際的に重要な役割を果たしており、世界クラスの博物館美術館劇場、フェスティバルなどが多くある。

海外から移民投資を多く受け入れていて急速に発展しているトロントは、多文化的かつ人口構成も国際色豊かである。犯罪発生率は低く、街は清潔で、人々の生活水準も高い。また2019年には世界の主要大都市でトロントは6番目に安全だと評価されている[5]

また、トロントに住む人々は「トロントニアン(Torontonian)」と呼ばれる。ただし狭義ではトロントで生まれ育った人々のみを指す。

アメリカのシンクタンク2017年に発表した総合的な世界都市ランキングにおいて、世界14位の都市と評価された[6]。カナダの都市では首位である。
歴史詳細は「トロントの歴史(英語版)」を参照
地名について

「トロント」の地名は、ヒューロン族の言葉で「人が集まる場所」を意味する言葉に由来するとされる説が一時有名であったが、本来、言語学的にはモホーク族の言葉で「水の中に木が立っている場所」を意味する「tkaronto」を由来とし、フランス人探検家や地図制作者を介してトロントになったとされる[7]。地勢的にはトロント北部のシムコー湖にヒューロン族が魚を囲い込むために苗木を植えたオリリア市の辺りを起源とする。当時、オンタリオ湖からヒューロン湖の陸路輸送ルートであったこの辺りでは広く使われていた地名であった。
19世紀以前

ヨーロッパからの入植が見られる以前からトロント周辺地域には紀元前1500年前にイロコワの部族から土地を占領した先住民ヒューロン族が定住していた。トロントの地図(1894年)

1750年にフランス人商人によって交易所「フォート・ルイユ」(Fort Rouille[8])が設立されたが、1759年には使われなくなった。アメリカ独立戦争の際、英国王党派の流入が多く見られ、未入植の地であったオンタリオ湖岸の北部への入植が進んだ。1787年イギリスはオンタリオ湖北部の土地を所有するミシサガ族と交渉し、わずかな資金で購入することに成功した[9]

1793年アッパーカナダ初代副総督であったジョン・グレイブス・シムコー(John Graves Simcoe)によってすでにあった入植地の上に町が設立され、ヨーク・オールバニ公の名から町名をヨークと名づけられた。


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