トリジナ
(トロイゼーン)
Τροιζ?να
Ortholithi Mountain
所在地
トリジナ
(トロイゼーン)
座標北緯37度30分 東経23度22分 / 北緯37.500度 東経23.367度 / 37.500; 23.367
トロイゼーン(古代ギリシア語: Τροιζ?ν / Troiz?n ; 英: Troezen)は、ギリシャ・ペロポネソス半島北東部(歴史的なアルゴリス地方)の地名。古代ギリシアの都市国家のひとつであり、ギリシア神話の英雄テーセウス出生の地と伝えられる。
現在はトリジナ(現代ギリシャ語: Τροιζ?να / Troizina)と呼ばれ、ギリシャ共和国アッティカ地方トリジニア市 (Troizinia) に含まれる一地区である。 アテネの南西約60km、サロニコス湾を隔てたペロポネソス半島東北部に位置する。コリントスからは東南へ約60km、歴史的なアルゴリスの中心地・アルゴスからは東南東へ約60km離れている。現在の行政区画ではアルゴリス県ではなく、アッティカ地方の所属である。 トリジナの集落(Τροιζ?να)は、トリジニア市の中心・ガラタス (Galatas, Troizina ヒッポリュトス伝説にまつわる信仰は、この古代都市周辺で生まれた。トロイゼーンの娘たちは伝統的に、結婚する前に一房の髪をヒッポリュトスに捧げていた。 サラミスの海戦(紀元前480年)に先立ち、アテナイの女性や子供たちは、アテナイの指導者テミストクレスの指示でトロイゼーンに疎開した。1959年、この町の喫茶店で見つかった石碑には、アテナイからの疎開を命じた「テミクレトスの布告」 (Decree of Themistocles
目次
1 地理
2 歴史
2.1 古代
2.2 近現代
3 行政区画
3.1 旧自治体(ディモティキ・エノティタ)
4 文化・観光
4.1 神話の中のトロイゼーン
5 人物
6 脚注
地理
歴史
古代
トロイゼーンには、小アジアのハリカルナッソス人が建てたイシスの神殿がある。トロイゼーンが彼らの母都市だったためである。イシスの像はトロイゼーンの人々によって奉納された。 ギリシャ独立戦争中の1827年5月、ギリシャの臨時政府はトリジナで第3国民会議 (Third National Assembly at Troezen トリジナ地区(Δημοτικ? εν?τητα Τροιζ?νο?)は、トリジニア市を構成する行政区(ディモティキ・エノティタ)である。かつてはピレアス県 (Piraeus Prefecture
近現代
行政区画 ガラタス ピレアス県における旧トリジナ市(1999年 - 2010年)
旧自治体(ディモティキ・エノティタ)
旧トリジナ市も、トリジナ(Τροιζ?να)の村落のほか複数のキノティタ(町や村落)が編成されたもので、その中心はサロニコス湾に面した港町ガラタス (Galatas, Troizina) に置かれていた。