トロイア戦争にかかわる伝説(トロイアせんそうにかかわるでんせつ)では、トロイア戦争にかかわる伝説について記す。
登場人物
アカイア勢
大アイアース
小アイアース
アキレウス
アガメムノーン
アンティロコス
イードメネウス
オデュッセウス
カルカース
シノーン
ディオメーデース
アスカラポス
イアルメノス
テルシーテース
パラメーデース
パトロクロス
ピロクテーテース
プローテシラーオス
ネストール
メネラーオス
マカーオーン
関連人物
アイギストス
アトレウス
イーピゲネイア
エーレクトラー
オレステース
クリュタイムネーストラー
タンタロス
テラモーン
テーレマコス
テューデウス
テュエステース
ピュラデース
この『イーリアス』以後の章は3世紀頃小アジアのスミュルナで活躍した詩人クィントスによる『トロイア戦記』の要約である。クィントスは自分のこの書物に特にタイトルをつけていなかったので、この書物はギリシア語で『タ・メタ・トン・ホメーロン』(ホメーロスの続き)、ラテン語で『ポスト・ホメリカ』(ホメーロス以後)と呼ばれた。主な内容は、ペンテシレイアの物語、メムノーンの物語、アキレウスの死、アイアースの死、エウリュピュロスの参戦、ネオプトレモスの参戦、ピロクテーテースの参戦、パリスの死、木馬の計略、トロイアの陥落である。
『タ・メタ・トン・ホメーロン』には『イーリアス』以後トロイアが陥落するまでの代表的な物語をほとんど収めているが、ヘレノスがトロイア陥落のための予言をした事についてのみは例外的に触れられていない。