トレーラートラック
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この項目では、トレーラー式車両について説明しています。

自走不能となった車両の牽引用途については「レッカー車」をご覧ください。

軍用の火砲牽引車については「砲兵トラクター」をご覧ください。

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出典検索?: "牽引自動車" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2018年10月)
米袋を積んだトレーラーを引く、12馬力のトラクター動力を担うトレーラーヘッド(通称アタマ)

牽引自動車(けんいんじどうしゃ)とは、自動車(主に貨物自動車)の形態の一つ。運転席荷台客車が分離できる構造のもの。

動力部をもつ前者をトラクターユニット(またはトレーラーヘッド[注釈 1]またはけん引車)と呼ぶ[1]荷車の役目を持つ後者をトレーラー(またはリヤカー[注釈 1]、被けん引車)と呼ぶ[1]

フェリーRO-RO船航送時には、荷台のみを切り離して積み込むことが可能なため、運転手の拘束時間を短縮でき、人件費を抑えることができる。
種類と特徴
セミトレーラー詳細は「セミトレーラー」を参照セミトレーラーの構造。トレーラーヘッド側の連結器は一般にカプラー(第五輪)で、トレーラー側の連結装置はキングピンである。

セミトレーラー(Semi-trailer)とは前車軸のないトレーラー。日本では最も一般的なトレーラーで、縦列駐車や後退が可能。あらゆる用途(#用途・積荷による分類参照)のトレーラーに使われる。

トレーラーヘッドとトレーラーの両方が連結されることを前提とした構造になっており、連結時にはトラクターの第五輪(連結部分)がトレーラーの前輪となる。トラクター単体には基本的には積載スペースがなく、トレーラー単体には前輪がないため、非連結時にはどちらも運搬車としての役割を果たさない。

車載車の一部にトラクターのキャビン上部に小型車を1台積載できる亀の子と呼ばれるトラクターも存在するが、連結状態以外での積み下ろしはできない。積載状態で連結を解除する事も原理的には可能であるが、非連結時に積載状態で走行することは違法となる。また亀の子のトラクターでは自動車重量税が課税されるトレーラー[注釈 2]のみ牽引することができる。

操舵できるセミトレーラーもあり、ポールトレーラーと同様に、セミトレーラー側でも操舵する事により、車両の長さに対してより狭い場所を通過することができる。そのときは極めて低速で走行する[2]。(セルフステア型である場合、通常の速度での運行が可能である)
フルトレーラー詳細は「フルトレーラー」を参照

一台の貨物車の後ろに単体の荷台が連結されたもの。セミトレーラーと違い、トレーラーの荷重がフルにドリーにかかるため、区別して呼ばれる。トラクター(フルトラクター)とトレーラーそれぞれの連結部分が可動式の、通称ドリー (A-Dolly) 式が多く、2箇所で屈曲が起こるため後退がたいへん難しく、あまり普及はしていない。ただし空港用ドーリー(空港グランドハンドリング車両で、貨物、手荷物などを運搬)はほとんどこのタイプが使用されている。

また、最近ではこの形式に代わるセンターアクスル(C-Dolly)式というものが登場し注目を集めている。これは、可動部をトレーラー側連結部のみの1箇所とし、かつトレーラーのタイヤ軸を中央に位置することで、セミトレーラーと同じ感覚での後退を可能にしたものである。ドリー式ではルネットアイをトラクターのピントルフックに連結する方式や、センターアクスル方式ではベルマウス式のものがほとんどである。

フルトレーラー

欧州型ドリー
写真はトラクターのカプラーとトレーラーのドローバーを一点でつなぐ「Aドリー」

空港でユニット・ロード・デバイスを引くドリー

ポールトレーラー詳細は「ポールトレーラー」を参照

長尺物の運搬に使われるもので、積載物自体をフレームとすることで、トラクターとトレーラーが連結されるタイプのものを指す。当然ながら、強度の低いものや、変形の大きい貨物には適さない。通称「」(やっこ)とも呼ぶ。ナンバーは9で大型特殊になるが、運転免許はけん引だけでよい。

主な構造として、運搬する長尺物の寸法にあわせて伸縮可能なパイプ(ドローバーまたはステアリングバー)の先端のルネットアイをトラクターのピントルフックに引っ掛け、けん引車側とポールトレーラ側の各支点にターンテーブルを設置し、その2台のターンテーブルの上に荷物(主に長尺物)を載せて走行する。セミ用とフル用の両方の連結装置を使用し、ポールトレーラー側を逆位相で舵切りさせて内輪差を抑えるのが特徴。

積載されるものとしては、レール橋梁、コンクリートパイル、原木、鉄道車両鉄筋、円柱形重量物(煙突など)などが挙げられる。積載物の後ろが荷台よりはみ出る事が多く、従って、夜中など交通量の少ない時間帯に利用される事も少なくない。
ダブルストレーラー

セミトレーラーの後部にさらにフルトレーラーを接続した形態の車両。日本においては車両総重量などサイズと法令の関係で公道での運用が困難であり、UBE専用私道で運用されるものが著名な使用例の一つである。また派生型として、さらにフルトレーラーを追加したトリプルストレーラーもあったという。[3]

UBEで運用されるダブルストレーラー。

ロードトレインと呼ばれるオーストラリアの多連トレーラー

用途・積荷による分類
バン・ウィング型

セミトレーラー型とフルトレーラー型が利用される。一般的な荷物の輸送に使われる。バン型はドライ、あるいは冷凍車が存在する。

ウィングボディ型セミトレーラー

バンボディ型セミトレーラー

コンテナトレーラー40ft コンテナシャーシ詳細は「ドレージ」および「日本のコンテナ輸送#トラック輸送」を参照

セミトレーラーを利用し、鉄道コンテナや海上コンテナを輸送する。


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