トルティーヤ
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この項目では、メキシコの薄焼きパンについて説明しています。

スペインの卵料理については「トルティージャ」をご覧ください。

飲食チェーンについては「トルティーヤ (飲食チェーン)」をご覧ください。

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出典検索?: "トルティーヤ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年4月)
トルティーヤを作る母娘、エルサルバドル1900年代。母親が磨石(マノ)と石皿(メタテ)でニシュタマルをすりつぶしてマサを作り、上の娘がトルティーヤを成形している。

トルティーヤ(スペイン語: tortilla、IPA 英語:[t??r?ti??]、スペイン語: [to??ti?a])は、すり潰したトウモロコシの粉や小麦粉から作るメキシコアメリカ合衆国の伝統的な薄焼きパンである。メキシコでは主食として食されている[1]。日本語のカタカナ表記としてはトルティージャもある[2][3]。本記事では以降、「トルティーヤ」と表記する。
概要

スペイン人が入植する以前、アステカでも食べられていたが、スペイン人が見たときにスペインの伝統的な卵料理トルティージャに外見が似ていたことから、同じ呼称で呼ばれるようになった[1][4]。なお、スペイン語のllの発音は国・地域により「ヤ」から「ジャ」と異なる(ジェイスモを参照)。

単に「トルティーヤ」と呼ぶ場合はトウモロコシの粉から作ったものを指すが、区別する場合には、トウロモコシの粉から作ったトルティーヤをコーントルティーヤ(英語版)、小麦粉から作ったトルティーヤをフラワートルティーヤ(英語版)と呼ぶ[1][3]。比べると、フラワートルティーヤのほうがやや大きいサイズであることが多い、フラワートルティーヤのほうが柔らかいといった違いがある[1]

タコスのように食材をトルティーヤで包んで食べる料理もあるほか、冷めたトルティーヤを食べるための料理も多数ある[1]
歴史16世紀のメンドーサ文書より、母が娘にトルティーヤの作り方を教える様子

メソアメリカの先住民たちは、この文化圏で栽培化された原産のトウモロコシにニシュタマリゼーションと呼ばれるアルカリ処理を行い、メタテ(スペイン語: metate)などという石皿とマノ(スペイン語: mano)というすり棒(写真右を参照)ですり潰した生地を薄く延ばしてテラコッタ製のコマルで焼いたものを、スペイン人に征服される以前から主食としていた。アステカでは、この薄焼きパンを、トラシュカリ(ナワ語群: tlaxcalli)などと呼んだ。

16世紀に宣教のためアメリカ大陸に渡ったベルナルディーノ・デ・サアグンが、著書の『ヌエバ・エスパーニャ綜覧』 (Historia general de las cosas de Nueva Espana) 内で、当時のアステカ人の食生活を詳しく供述しており、大きさ、厚さ、食感、色などの違いからそれぞれ別名で呼ばれていた多種多様な「トルティーヤ」が存在していたことが窺える[5]

中南米では、キューバなどの独立が遅れた地域を除き、トルティーヤといえばメキシコと同じものを指す事が多いが、パナマのトルティーヤは厚焼きでぼってりしており、むしろコロンビアベネズエラアレパに似ている。中南米ではスペインのトルティージャはスペイン風トルティージャ(スペイン語: tortilla espanola)や、トルタ(スペイン語: torta)という。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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