トリヴィアム
Trivium
フランス・クリソン公演(2019年6月)
バンドロゴ
基本情報
出身地 アメリカ合衆国
フロリダ州オーランド
ジャンルヘヴィメタル[1][2]
メタルコア[1][2]
スラッシュメタル[1][2]
活動期間1999年 - 現在
レーベルライフフォース・レコード
ロードランナー・レコード
公式サイトtrivium.org
トリヴィアム(Trivium)は、アメリカ合衆国出身のヘヴィメタル・バンド。
山口県岩国市生まれの日系アメリカ人、マシュー・キイチ・ヒーフィー率いるスラッシュメタル系のグループ。バンド名はトリヴィアの単数形で、文法学、修辞学、論理学の三学科の教育論を意味しており、様々な音楽分野を独自にまとめ上げようとする意図に由来している。
歴史創設者マシュー・キイチ・ヒーフィー(Vo/G) 2014年創設者トラヴィス・スミス(Ds) 2009年
結成のきっかけは1999年に、初代ドラマーのトラヴィス・スミスがコンテストに出演すべくマシューらに声をかけたことから。ここでのパフォーマンスで自信をつけた彼らは、メンバーチェンジをしながらも活動を続行する。
2003年に発表したデモEPがライフフォース・レコードの耳にとまってレコード契約、『Ember To Inferno』を発表する。これを契機に大規模なツアーを行うも、ベースのブレント・ヤングが脱退。
2004年4月にロードランナー・レコードと契約し、翌2005年に『アセンダンシー』を発表。これは世界中でリリースされ、数々の賞を受けたほか、ビルボードのトップ・ヒートシーカーズで4位になるなど、大きな成果を上げた。このアルバムから、ベーシストとしてパオロ・グレゴリートが加入。
来日公演を含む各国のツアーやフェスティバルを行ったのち、2006年4月より『ザ・クルセイド』を録音開始、10月に発売された。今作ではギターをレギュラー・チューニングにし、ボーカル・スタイルからスクリームを除くことで、クラシック・メタルに近づいた。その結果、イギリスでは発売初日に60,000枚を売ってシルバー・ディスクに、アルバム・チャートでは7位に初登場、アメリカでは発売週に25位、日本では45位に入るなど、前作に比べて飛躍した。2007年1月に、単独公演のため来日。オーストリア・リンツ公演 (2007年5月)
2007年10月、LOUD PARKに出演。続けてヘヴン・アンド・ヘルのジャパンツアーにサポートとして帯同。
2008年9月、『将軍』を発売。先んじて8月にサマーソニックのため来日、世界に先がけて新曲をライブで披露した。2009年5月に単独公演のため再来日。
2010年2月、バンド創設者であるドラマーのトラヴィス・スミスが脱退。代わってパオロの幼馴染であり、過去にトリヴィアムのドラムテックを務めたこともあるニック・オーガストの加入が公式にアナウンスされた[3]。
2011年8月、5作目のアルバム『イン・ウェイヴズ』を発売[4]。「PVに演奏シーンはなく、ライブDVDに観客の姿はなく、ドキュメンタリー映像に色はない」というコンセプトのもと、映像、衣装などビジュアルのイメージを一貫してコントロールする初の試みがなされた。アルバム発売前の6月上旬、プロモーションのためマットとコリィが来日。またバンドとしては、同年10月「LOUD PARK 2011」にて再来日。このとき単独公演は行わず、翌年末の単独来日公演も実現しなかったため、これが唯一の『イン・ウェイヴズ』での来日公演となった。
2013年10月9日、6作目のアルバム『ヴェンジャンス・フォールズ』を日本先行発売[5]。同月20日、「LOUD PARK 2013」にて来日公演[6]。
2014年5月7日、ツアー半ばでドラマーのニック・オーガストの脱退が発表された[7]。以降の日程はドラムテックのマット・マディーロがサポートメンバーとしてステージに上がった。同年11月16日「KNOTFEST JAPAN 2014」出演にて来日。『ヴェンジャンス・フォールズ』でも単独来日公演は実現しなかった。
2015年7月30日、7枚目のアルバム『サイレンス・イン・ザ・スノー』が同年10月2日発売となること、及び先行してタイトルトラックのPVが公開された[8]。同年12月5日、ノットフェス・メキシコでポール・ワントキーがドラムスをプレイ。その3日後に、彼が正式にドラマーとして加入したことが公式発表された。
2016年4月4日?7日、7年ぶりの単独ツアーで来日[9]。
2017年、8枚目のアルバム『The Sin and the Sentence』を発表[10]。
2020年、9枚目のアルバム『What the Dead Men Say』を発表[11]。 ※2020年6月
メンバー
現ラインナップ
マシュー・キイチ・ヒーフィー (Matthew Kiichi Heafy, 1986年1月26日 - ) - ボーカル/リズムギター (1999? )2008年まではDEAN社製の自身のモデルを主に使用していたが、2009年からは新たにギブソン社とエンドーズド契約を結び、主にカスタムレスポールを使用していた。2013年、ギブソン社傘下のエピフォンから、6弦と7弦のシグネチャモデルが発売された。
コリィ・ビューリュー
パオロ・グレゴリート (Paolo Gregoletto, 1985年9月14日 - ) - ベース/コーラス(クリーン)(2004? )B.C. Rich社製のワーロックを基にした自身のモデルを使用。4弦モデルと5弦モデルを使い分けている。2ndアルバムまではピック弾きだったが、3rdアルバムからはフィンガー・ピッキングで弾いている。
アレックス・ベント (Alex Bent, 1993年1月31日 - ) - ドラムス (2016? )元Battlecross、Hatriotのドラマー。2017年のSilence In The Snow U.K. & Ireland Tour のダブリン公演が初参入となった。
マシュー・キイチ・ヒーフィー(Vo/G) 2019年
コリィ・ビューリュー(G) 2016年
パオロ・グレゴリート(B) 2016年
アレックス・ベント(Ds) 2015年
旧メンバー