トリポリ_(レバノン)
[Wikipedia|▼Menu]

トリポリ
??????


市街地東部
位置

トリポリはレバノン最北部の地中海岸に位置する
位置
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}トリポリトリポリ (レバノン)レバノンの地図を表示トリポリトリポリ (地中海東海岸)地中海東海岸の地図を表示トリポリトリポリ (中東)中東の地図を表示
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度26分 東経35度51分 / 北緯34.433度 東経35.850度 / 34.433; 35.850
行政
レバノン
 北レバノン県
 市トリポリ
地理
面積 
  市域27.3 km2
人口
人口(現在)
  市域731,251人
その他
等時帯東ヨーロッパ時間 (UTC+2)
夏時間東ヨーロッパ夏時間 (UTC+3)
公式ウェブサイト : ⇒www.tripoli-city.org

トリポリ(Tripoli)は、東地中海沿岸に広がるレバノン第二の都市であり、北レバノン県の県都でもある。アラビア語ではタラーブルス(?????? ?ar?bulus)という。

首都ベイルートと同じく港町で、レバノン第二のでもある。人口50万人。住民の80%はスンニ派ムスリムである。
歴史

古くから東地中海有数の富裕な港として栄え、十字軍による破壊以前は「ダール・アル=イルム(??? ?????)」(知識の館)という大図書館を有していた。第1回十字軍の際に陥落し、十字軍国家トリポリ伯領となり、1289年マムルーク朝に滅ぼされ破壊されるまで数度にわたる十字軍の上陸・補給拠点として、またイタリア商人らによる通商の場として利用された。

レバノン内戦時、トリポリは、ベイルートより南の都市とは違って、大規模な破壊には至っておらず、1103年フランク王国レイモンド伯(レイモン・ド・サン・ジル)が建てた十字軍の要塞、セント・ジル要塞(1289年再建)をはじめ、数々の遺跡が残っている。「バラマンド我等の女宰修道院」も参照

2012年、前年から隣国で発生していたシリア内戦が、宗教対立の形でトリポリへ伝播。同年8月20日から市内各所で発生したイスラム教アラウィー派(アサド政権寄り)とスンニ派(反政府勢力寄り)の衝突では、14人以上の死亡、100人以上の負傷者を出した[1]

2020年、レバノンがデフォルト状態に陥ると、通貨の急落と物価の高騰により市民生活が困窮。市内で行われるデモが激化し、銀行の支店が暴徒の襲撃を受けて略奪放火される出来事もあった[2]
国際見本市

トリポリのラシード・カラーミー国際見本市会場
レバノン

ラシード・カラーミー国際見本市(イタリア語版)
英名Rachid Karami International Fair-Tripoli
仏名Foire internationale Rachid Karameh-Tripoli
面積72 ha
登録区分文化遺産
登録基準(2), (4)
登録年2023年
危機遺産2023年 -
備考2023年1月24日?25日の世界遺産委員会第18回臨時会合で追加登録。
公式サイト世界遺産センター(英語)
使用方法表示

ラシード・カラーミー(英語版)国際見本市複合施設は1960年代のレバノンの近代化政策の主要プロジェクトの1つとして、1962年から1967年までにブラジル人建築家オスカル・ニーマイヤーが設計したものである。この国際見本市の複合施設は、1975年までにトリポリの旧市街とエル・ミナ(英語版)港の間に位置する70ヘクタールの土地に建設された。本館は750メートル×70メートルのブーメランの形をした巨大な屋根付きホールであり、園内には「ブラジル熱帯庭園」、ポルチコ水プール円形劇場、大きなアーチなどの施設がある[3]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:15 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef