トリプル捜査線
ジャンル刑事ドラマ
脚本山浦弘靖、石松愛弘、白坂依志夫、工藤裕弘
『トリプル捜査線』(トリプルそうさせん)は、1973年に、フジテレビ系列で放送されていた刑事ドラマである。 同じ刑事である双子の兄弟と、同居している元スケバンの婦警の3人が織り成す人間模様を、東京の下町を舞台として描く[1]。主人公の大山一郎・二郎の兄弟は双生児であることをフルに利用して犯人とその一味を混乱させて事件の核心に迫っていくという流れのストーリー[2]。なお、一郎と二郎二人一組でのアクションシーンをする時の策として、一般公募で主演の大和田伸也のそっくりさんとして小島茂が選ばれ、大和田と同時にアクションをする時に起用された[1][3]。 スケバンの星川花子は、野宿しようとしたところで死体遺棄現場を目撃、花子はその犯人に気付かれたことで犯人たちに命を狙われるようになり、刑事の大山一郎・二郎兄弟のアパートに保護される。無事事件は解決され、花子は一郎と二郎の手助けをしているうちに婦警になりたいと懇願する[1][3][4]。 毎週月曜日 20:00 - 20:56 1973年7月9日 - 9月24日(全12話) ※カッコ内は役名 回数放送日 サブタイトル 脚本 監督 ゲスト 7月9日ポンコツ車の中で死美人山浦弘靖瀬川昌治宍戸錠、久富惟晴
概要
放送時間
放送期間
出演
大山一郎/二郎:大和田伸也
星川花子:ビーバー
夏木:川津祐介
伴野三平:長門勇
水木:草刈正雄
佐々木警部:黒沢年男
大門正明
野川由美子
スタッフ
企画:
プロデューサー:
脚本:山浦弘靖、石松愛弘、白坂依志夫、工藤裕弘
音楽:渡辺岳夫
監督:瀬川昌治、土井茂、富本壮吉、国原俊明
製作協力:
制作:フジテレビ、大映テレビ
主題歌
大塚たけし『風は知らない』(作詞:山口あかり、作曲:平尾昌晃、編曲:竜崎孝路 ワーナー・パイオニア)
挿入歌:大塚たけし『愛は燃えつきて』(作詞:山上路夫、作曲・編曲:クニ河内)
サブタイトル
11973年
27月16日恐怖の盆踊り殺人事件土井茂森本レオ(清司)、水原真記
37月23日パンダにさらわれた少年石松愛弘富本壮吉長谷川哲夫(岡島)、葉山葉子(君子)、山下雄大(岡島勉)、小池栄(谷田)、
此島愛子(清美)、渥美国泰(支店長)
47月30日怪談・結婚の夜に花嫁が消える山浦弘靖国原俊明河原崎建三(忠、幸治 ※二役)、大塚道子(由江)、和田恵利子(圭子)
58月6日人気歌手・ギャング団の襲撃白坂依志夫井上昭奈美悦子(玲子)、矢野間啓二(六雄)、伊藤高(勉)、林ゆたか(明)、
幾野道子(さわ)、山内正子(まり子)、大泉滉(西村)
68月13日夏休みに誘拐された少女工藤裕弘土井茂吉行和子(時子)、田代真由美(真弓)、浦辺粂子(波)、
和崎俊哉(景浦正)、柴田昌宏(江堀卓次)、荒砂ゆき(由美)、深沢英子(可南子)
78月20日必殺花火ダイナミック作戦瀬川昌治小松方正(足立長之助)、曽我町子(足立房江)、池田弘美(足立ユリ子)、太宰久雄(丸井八太郎)、
茶川一郎(花火屋清吉)、蟹江敬三
88月27日赤ん坊に会いに来る殺人者下飯坂菊馬尾藤イサオ、笈田敏子、酒井修、今井健二、
北林早苗、上野山功一
99月3日結婚式から誘拐された花嫁石松愛弘土井茂川口恒(浩二)、珠めぐみ(順子)、木村元(小山)、
藤木敬士(石田)、江角英明(栄市)
109月10日復讐鬼・白昼の大脱走工藤裕弘井上芳夫中尾彬(白石敏彦)、中川加奈(可奈子)、宗田政美(新子)、大門正明(池田刑事)
119月17日予告爆弾魔の挑戦加瀬高之田中重雄鈴木瑞穂(早見社長)、光川環世(ゆかり)、北島マヤ(沢田典子)、桜井浩子(山下由紀江)、
会田由来(林崎由美子)、小林トシエ(金子令子)
129月24日宝石泥棒に追いつ追われつ土井茂木の実ナナ(木谷英子、木谷京子 ※二役)、津川雅彦(源次)、田武謙三(周三)、
瞳麗子(花村ユリ)、西本裕行(宝石店支配人)
脚注[脚注の使い方]^ a b c 京都新聞 1973年7月9日夕刊 14面(テレビ欄)での本作の紹介記事より。