トランスフォーマー_超神マスターフォース
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トランスフォーマー 超神マスターフォース
ジャンル
ロボットアニメ、変身ヒーロー
アニメ
原作金田益実、まがみばん
シリーズディレクター今沢哲男
シリーズ構成星山博之
キャラクターデザイン金田益実、まがみばん
音楽石田勝範
アニメーション制作東映動画
製作タカラ東映
放送局日本テレビ
放送期間1988年4月12日 - 1989年3月7日
話数全47話
漫画
原作・原案など金田益実
作画まがみばん
出版社講談社
掲載誌テレビマガジン
発表期間1988年4月号 - 1989年3月号
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『トランスフォーマー 超神マスターフォース』(トランスフォーマー ちょうじんマスターフォース、Transformers: Super-God Masterforce)は、東映動画制作の日本のアニメ作品。『トランスフォーマー』シリーズの日本においてのアニメ作品第4弾。1988年(昭和63年)4月12日 - 1989年(平成元年)3月7日まで日本テレビで放映。全47話。キャッチコピーは「マスターフォースで君もトランスフォーム!」。
作品概要

トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』に続く和製トランスフォーマーアニメの第2弾。前作までのシリーズの世界設定を受け継ぎつつも、前作とは大幅に書き換えられた新機軸の物語が展開する。

これまでの「超ロボット生命体」に代わり、トランスフォーマーの力を手に入れた人間がメインキャラクターであり、またトランスフォーマーも人間や魔物に擬態するなど、人間賛歌(人間参加)を主軸にしたストーリー展開が大きな特徴である。「人間がトランスフォーマーになる」「ゴッドマスターが最強戦士である所以は『人間であること』にある」という要素を導入した。

玩具は前作同様に海外展開されていたものと共通だったが、名前やカラーリングは今作より日本独自のものになっている。本作品では場面が転換する際のエンブレムターンが廃止された。ゴッドジンライはシリーズ初の2号ロボとの強化合体である[1]

内容を東映動画に任されるようになったことから、割と自由になったといい、プロデューサーの吉田竜也は第1話を見て感激したという。スタッフは制作意欲に燃えていたが、「エンジンがかかったぞ!」というところで終わってしまい、不完全燃焼だったという[2]。またベテランおよび当時の人気声優が多数出演していたことから、声優陣のギャラの調整に四苦八苦したという逸話もある[3]
ストーリー

人間に秘められた未知の超魂パワーを巡り、闇の総統デビルZに支配されたデストロンが地球を狙って行動し始める。

太古より悪魔として恐れられ、世界各地に封印されていたデストロンプリテンダーが復活。彼らを封じ込め、人間の姿をかりて日常生活を送っていたサイバトロンプリテンダーたちはそれを察知し、戦いを再開した。そして地球人の少年少女を、ヘッドマスターJr.に任命、協力してデストロンプリテンダーやデストロンヘッドマスターJr.と対決する。

サイバトロン有利に戦況が展開するなか、デストロンはゴッドマスター(強化スーツを纏った人間がロボットのエンジン部に合体)を投入、その圧倒的な力にサイバトロンの戦士たちは苦戦する。しかしサイバトロンはゴッドマスターが世界にまだ散らばっていることを知り、各地を捜索して彼らを見つけ出し味方に引き入れる。

やがて、ゴッドマスターを主軸としたサイバトロンとデストロンの死闘が繰り広げられる。
登場キャラクター
サイバトロン
ゴッドマスター(サイバトロン)

人間と超ロボットが融合した新たな生命体。人間が「マスターブレス」と呼ばれるブレスレットによって「マスターフォース(強化服を纏った姿)」に変身。さらに魂の結晶体「アイアコーン」に変形してトランステクターに合体(ゴッドオン)し、ロボットに変形する[4]。「天超魂」「地超魂」「人超魂」の三つのエネルギーを使いこなすことによって、超パワーを生み出したり傷を自然治癒させたりすることができる(この天地人の超魂パワーを使いこなすことにより、神の域にまでいったため、ゴッドマスターと呼ばれる)。最後にはトランステクターに心が宿り、人間から分離して独立した超ロボット生命体となって逃亡したオーバーロードたちを追い宇宙へと旅立っていった。なお、サイバトロンのゴッドマスターのトランステクターは総て自動車(民間車両)である。
総司令官 ジンライ
声 - 竹村拓第10話から登場。総司令官。日本・長野県出身の青年。自由を求めてアメリカに渡り、トレーラーの運転手(本人曰く「自由気ままなトラック野郎」)として生計をたてていた。やや短気だが(これは本人も自覚している)過ぎたことには固執しない爽やかな性格で、秀太たちヘッドマスターJrの良き兄貴分。正義感は強いものの自由を好むがゆえに、当初は孤独を愛し、サイバトロンのメンバーになることにはためらいを見せていた。しかし運転手仲間たちが自分を狙うハイドラー兄弟の卑劣な罠で命を落としたことや、秀太やキャブもそれぞれの家族や故郷がデストロンの攻撃に晒されたのを知ったことで徐々に闘う決意を強くしていった。その勇敢な戦いぶりをホークたちプリテンダーから評価され、味方のゴッドマスターが揃ってサイバトロンの陣容が固まった後にサイバトロン総司令官に任命された。赤いトレーラーヘッドからゴッドオンする。
総司令官 スーパージンライ
第15話から登場。ゴッドマスター・ジンライがコンテナ部と合体(ダブルオン)し巨大化した姿。コンテナはジンライが日本に戻った際(第13話)、長野県のトンネル採掘現場から発見された強固な鉱石の中に隠されていた。玩具はオプティマスプライム(Optimus Prime)の仕様変更品。
最高総司令官 ゴッドジンライ
第26話から登場。スーパージンライがゴッドボンバーと「超神合体」して誕生する最強の戦士。玩具はスーパージンライとゴッドボンバーのセット版も販売された。
副官 ライトフット
声 - 柏倉つとむ第16話から登場。17歳。3月17日生まれ[5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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