この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "トライク"
トライクは「三輪の乗り物」という意味の表現であり、さまざまな分野で三輪の車種が「トライク」と呼ばれている。
馬車: 馬に引かれた3輪の乗り物。三輪の荷馬車(1828年より存在)[1]。
自転車: ペダルでこぐ3輪の乗り物(1868年以降に存在していたことが確認されている[1])。
車輪が2つでなく3つの自転車[2]。三輪自転車[3]。
幼児用の(前輪をペダルで直接駆動する)3輪車。
航空機: 三輪のウルトラライトプレーン。
自動車: 原動機付き(エンジン付き)の三輪の乗り物。
「tri トライ」の語源は、「3」を意味する ラテン語の「tres」「tria」やギリシア語の「treis」「trias」である[4]。cycleの語源は「周期的に回転するもの」という意味である[5]。
本記事では「トライク」と呼ばれる乗り物全般を扱う。特に原動機つきの3輪の乗り物について詳細に解説する。
ペダルでこぐ三輪の乗り物TAYLORTRIKE テイラートライク (2008年)
冒頭の定義でも解説したように、ペダルでこぐトライクは1868年以降に存在していたことが確認されている。下に1885年のものの写真を掲載しておく。「三輪車」も参照 原動機(エンジン)がついた、3つの車輪が車両中心線に対して左右対称な二等辺三角形に配置された乗り物である。(なお、日本の一部の人によって「三輪バイク」と呼ばれることもあるが、「バイク」はあくまで「二輪の乗り物」という意味なので、「三輪バイク」は「三輪の、二輪の乗り物」という矛盾した表現になる)。 いくつか分類があり、前輪が2輪で後輪が1輪のトライクは逆トライク、リバーストライクと分類される。オートバイのように車体を傾けることできるものはリーニングトライクと分類される。そして、車体を傾けることができ、かつ前輪が2輪で後輪が1輪のトライクはリーニングリバーストライクと分類される。 日本国外ではエンジン付の三輪の乗り物は「三輪の乗り物」というカテゴリで一本化されて扱われることが多い。 一方、日本では三輪の乗り物の法体系がかなり混乱してしまっている。屋根つきと屋根無しで分類先が異なっており、屋根つきで後部が荷台になっている貨物運搬用のものは昔からその存在が認められ「オート三輪」とも呼ばれているが、屋根無しで左右対称のもののは法体系から当初排除されてしまっていて法的に(一応)認められたのは後になってのことである。この日本の法体系の混乱が貿易の障壁ともなってきた歴史がある(後述)。 二輪の自転車が普及するとやがてペダルを漕ぐ苦労を減らそうと自転車に原動機をつけたもの(=原動機付きの自転車)を作り出す人が出てきたように、三輪の自転車があればそれのペダルを漕ぐ苦労を減らすためにそれに原動機をつける、ということも行われるようになる。
Bayliss Thomas Tricycle(1885年のもの)。
現代のタイ王国のトライサイクル
リカンベントタイプのトライク
原動機つきの三輪の乗り物
歴史
1899年のAster Motorized tricycle アスター・モータライズド・トライシクル