トヨタ・2ZZ-GE
生産拠点ヤマハ発動機
製造期間1999年7月 - 2010年8月
タイプ直列4気筒DOHC16バルブ
排気量1.8L (1,795cc)
内径x行程82.0mm x 85.0mm
圧縮比11.5
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トヨタ・2ZZ-GEとは、トヨタ自動車製1ZZ-FEをベースにヤマハ発動機が再設計を行なって生産されていたエンジン[1]。英ロータスへ供給されていた経緯もあるガソリンエンジンである。このエンジンには唯一トヨタのVVTL-iが採用されている。
2ZZ-GEは2002年インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーの1.4 - 1.8Lエンジン部門賞に選ばれている。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
出典検索?: "トヨタ・2ZZ-GE"
直列4気筒1,800ccガソリンエンジンで、4A-GEおよび3S-GE型エンジンの後継となるスポーツエンジン(スポーツツインカム)である。同社製の量産型スポーツエンジンとしては初のオールアルミエンジンであった。トヨタ製の1ZZ-FE型エンジンをベースに、ヤマハ発動機がシリンダーヘッド開発を行った。同じ可変バルブ機構を持つエンジンとして、このトヨタ自動車の2ZZ-GE、本田技研工業(いすゞ自動車にOEM供給されていた製品を含む)のVTEC、三菱自動車のMIVECが挙げられる。
連続可変バルブタイミング・バルブリフト機構(VVTL-i)を備えていて、6,000rpmでハイカムに切り替わる。8500rpm弱にレブリミッターが設定されているが、メータ上のレッドゾーンは7,800rpmからとなっている (一部車種は8,100rpm)。トルク重視のロングストロークであった1ZZ-FEに対し、2ZZ-GEは同じ排気量としながらボア(シリンダ径)が広げられ、許容回転速度は約1,000rpm高く設計された。ボアの拡大には、1ZZ-FEのシリンダーを形成している鋳鉄スリーブを取り除き、ヤマハ独自のメタル蒸着技術を用いてアルミブロックに直接シリンダーを設ける手法がとられた。圧縮比は11.5と、市販の自動車用エンジンとしては比較的高く、ハイオク指定とされ、レギュラーガソリンの使用は厳禁とされた(一般的なハイオク指定エンジンでは何らかの理由でハイオクガソリンが入手できない場合に備えてレギュラーガソリンも使用できる場合が多いが、このエンジンはレギュラーガソリンは如何なる場合でも絶対に使用してはいけない)。
1999年に登場した7代目セリカに初めて搭載された。その後、カローラフィールダー、カローラランクス(アレックス)、WiLL VS、ヴォルツ(ポンティアック・ヴァイヴ)、マトリックス(北米専売)、ロータス・エリーゼ、カローラセダンXRS(北米専売)、欧州向けカローラハッチバック(ただし3ドアのみ)に搭載され、トヨタの小排気量スポーツエンジンとして現在に至っている。また、イートンのスーパーチャージャーと空冷式インタークーラを装備し、240bhpとしたロータス・エキシージ240Rも生産された。いずれの車種においても、6速MTと組み合わされて搭載されている。
北米向けとしては2005年に、日本国内向けとしては2006年に廃止された。その後も欧州ではロータス向けに供給されていたが、2010年9月に最後の1基を搭載したエリーゼRがラインオフし、登場から11年間の歴史に幕を下ろした。
バリエーション
自然吸気
1999年型セリカ搭載
型式 2ZZ-GE
最高出力(ネット) 140(190)kW(PS)/7,600rpm
最大トルク(ネット) 180(18.4)N・m(kg・m)/6,800rpm
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン専用(無鉛レギュラーガソリンは使用厳禁[2]。