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この項目では、T240型(2001年)以降のプレミオについて説明しています。T210型(コロナプレミオ)については「トヨタ・コロナ#11代目 T21#型(1996年 - 2001年)」をご覧ください。
プレミオ(PREMIO)は、トヨタ自動車が製造・販売していた4ドアセダン型乗用車である。 コロナの後継車である。初代コロナから数えると初代プレミオは通算12代目にあたる。 先代にあたるT210型コロナには「コロナプレミオ(CORONA PREMIO)」とのサブネームが与えられていた。また、初代プレミオ販売時のキャッチコピーに「コロナの新しい成熟」と「コロナ」を冠名しており、プレミオはコロナの系統色を明確に表現している。 トヨタ・プレミオ(初代)
概要
初代 T24#型(2001年 - 2007年)
NZT/ZZT/AZT24#型
後期型(2004年12月 - 2007年6月)
フロント
リヤ
概要
別名トヨタ・アリオン(初代)
販売期間2001年12月 - 2007年6月
設計統括堀重之
ボディ
乗車定員5人
ボディタイプ4ドア セダン
駆動方式前輪駆動 / 四輪駆動
プラットフォームトヨタ・MCプラットフォーム
パワートレイン
エンジン1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC
1ZZ-FE型 1.8L 直4 DOHC
1AZ-FSE型 2.0L 直4 DOHC
変速機CVT/4速AT
サスペンション
前マクファーソンストラット式
後トーションビーム式(前輪駆動)
ダブルウィッシュボーン式(四輪駆動)
車両寸法
ホイールベース2,700mm
全長4,595mm
全幅1,695mm
全高1,470mm
車両重量1,140 - 1,280kg
系譜
先代トヨタ・コロナプレミオ
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2001年(平成13年)12月25日 - コロナの後継車として販売開始[1]。
V50型ビスタから採用されたトヨタ・MCプラットフォームの改良型を採用している。カリーナの後継車であるアリオンとは姉妹車として基本的設計・仕様を共有する。アリオンと同様にマニュアルトランスミッション(MT)車が設定されない。
外観はアリオンと差別化され、上質感を凝らしており、エアロパーツなどのドレスアップ用アイテムは用意されない[注 1]。
クラス最長の2,700mmのホイールベースを活かした室内の広さを特長とする。リヤシートはハッチバックやワゴンのようにダブルフォールドで格納可能であり、トランクルームと後席スペースをつなげてフラットな荷室が設定可能で、リクライニング機構を備える。
価格帯はアリオンとほぼ共通だが、アリオンより数万円程度高額である。前期型が2002年度グッドデザイン賞を受賞している。
2002年(平成14年)10月22日 - 「1.5F/1.8X」に一部装備を簡素化・省略化したことで価格を低く設定した「スタンダードパッケージ」を追加発売[2]。
2003年(平成15年)4月2日 - 「1.5F/1.8X」をベースとした特別仕様車「Lパッケージ・リミテッド」を発売[3]。
「Lパッケージ」の装備と本革巻き&木目調3本スポークステアリングホイール、ディスチャージヘッドランプなどを装備した。
2004年(平成16年)
4月19日 - 「1.5F/1.8X」をベースとした特別仕様車「Lパッケージ・プレミアムエディション」を発売[4]。
ベース車に「Lパッケージ」の装備とディスチャージヘッドランプ等を装備し、高級感を向上。
12月20日 - マイナーチェンジ[5]。
フロントデザインをよりエレガントさと力強さを融合したスタイルに変更。15インチアルミホイールを新デザインに変更し、4色のボディカラーを追加。内装ではアイボリーの配色を明るめの色調に変更。装備面では車速感応式ドアロック、ガラスプリントアンテナ、花粉除去タイプのクリーンエアフィルター、天井照明付バニティミラーなどを標準装備するほか、一部グレードにはマルチインフォメーションディスプレイ、ゲート式シフトレバーノブ、雨滴感知機能付フロントワイパーなども装備。オプション装備のDVDボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーションをG-BOOK対応モデルに変更した。
排出ガスのクリーン化により1.8L・前輪駆動車は「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」を、2.0L車は「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(☆☆☆)」をそれぞれ取得。