トヨタ・パッソ
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この項目では、5人乗りハッチバックのパッソについて説明しています。かつて生産していた7人乗りミニバンのパッソセッテについては「トヨタ・パッソセッテ」をご覧ください。

トヨタ・パッソ
3代目 2018年10月改良型 MODA"G package"
概要
別名ダイハツ・ブーン
海外 : スバル・ジャスティ
プロドゥア・マイヴィ
ダイハツ・シリオン
製造国 日本
販売期間2004年7月 - 2023年10月
ボディ
ボディタイプ5ドアハッチバック
駆動方式前輪駆動
四輪駆動
系譜
先代トヨタ・デュエット
後継トヨタ・ルーミー、およびトヨタ・ヤリス(1.0Lモデル)に統合
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パッソ(PASSO)は、ダイハツ工業が開発・生産し、トヨタ自動車が販売していたハッチバック小型乗用車コンパクトカー)。
概要

ストーリアのOEMであったデュエットの後継車にあたり、初代の発売時点ではトヨタが販売する最小の乗用車[注 1]であった。

初代と2代目はダイハツと共同開発された。企画とマーケティングはトヨタが担当し、設計と開発や生産はダイハツが行った。本車型はOEMではなくトヨタがダイハツへ生産を委託しており、ダイハツのブーンバッジエンジニアリングによる双子車だが車両型式と製造事業者は各々異なっていた。しかし、パッソのスマートエントリーはトヨタの「スマートエントリー&スタートシステム」ではなく、ダイハツの「キーフリーシステム」が搭載されており、ダイハツの存在はそこに現れていた。

3代目はブーンのOEMで、車両型式表記もダイハツ流で製造事業者もダイハツであり、当然ながらスマートエントリーも「キーフリーシステム」である。
初代 AC10型(2004年 - 2010年)

トヨタ・パッソ(初代)
KGC10/KGC15/QNC10型
後期型(2006年12月 -2010年2月)
後期型リア
概要
別名ダイハツ・ブーン(初代)
プロドゥア・マイヴィ(初代)
欧州 :スバル・ジャスティ(4代目)
インドネシア:ダイハツ・シリオン(2代目)
製造国 日本
販売期間2004年 - 2010年
設計統括多田哲哉
ボディ
乗車定員5名
ボディタイプ5ドア ハッチバック
エンジン位置フロント
駆動方式前輪駆動/四輪駆動
プラットフォームAプラットフォーム
パワートレイン
エンジン1KR-FE型 996 cc 直列3気筒DOHC VVT-i
K3-VE型 1,297 cc 直列4気筒DOHC DVVT
最高出力1KR-FE型:52kW(71ps)/6,000rpm
K3-VE型:66kW(90ps)/6,000rpm
最大トルク1KR-FE型:94N・m(9.6kgf・m)/3,600rpm
K3-VE型:123N・m(12.6kgf・m)/4,200rpm
変速機4速AT
5速MT(TRD Sports Mのみ)
サスペンション
ストラット式
トーションビーム式(FF)
3リンク式トレーリングリンク式(4WD)
車両寸法
ホイールベース2,440 mm
全長3,600 - 3,630 mm
全幅1,665 mm
全高1,535 - 1,550 mm
車両重量900 - 950 kg
その他
販売終了前月までの新車登録台数の累計46万8829台[1]
系譜
先代トヨタ・デュエット
テンプレートを表示

初代ヴィッツより短い全長ながら室内が広くなっている。ただし、前突時にパワートレインを逃がすため、前席床面が傾斜している。最小回転半径は一般的な軽自動車と同レベルの4.3mを実現し、取り回しの良さに優れる。フロアシフト・レバー式パーキングブレーキを採用しているヴィッツに対して、コラムシフト・足踏み式パーキングブレーキを採用しているため、運転席と助手席との間にバッグ等を置ける空間が生まれたほか、ダッシュボードにも財布携帯電話などの小物を収納できるスペースがあるなど、より女性ユーザーを意識した造りとなっている(一般的に女性は服のポケットに小物を入れず、バッグに入れて持ち歩くことが多いため)。

翌年に発表された2代目ヴィッツが5ナンバーサイズぎりぎりの全幅1,695mmに拡大されたため、車幅がそれより30mm狭いパッソがトヨタ車のエントリーモデルとしての地位をヴィッツから受け継いだ形となっている。ダイハツからは「ブーン」として発売されている。

エンジンは新開発のダイハツ製1KR-FE直列3気筒DOHC12バルブ989cc自然吸気エンジン(FF4WD)、ダイハツ製K3-VE直列4気筒DOHC16バルブ1,297cc自然吸気エンジン(FF) になる。

トランスミッションは全てコラムシフトの4速ATとなる。なおカスタマイズカーTRD Sports Mは、フロアシフト4速ATと5速MTが設定される。
年表

2004年平成16年)

6月7日 - 初代パッソ発売。

キャッチフレーズは「プチトヨタ」で、CMキャラクターに吹石一恵を起用。型式は 1.0L・2WD車がKGC10型[注 2]、1.0L・4WD車がKGC15型、1.3L車がQNC10型となる。発売から1か月間の受注台数は月販目標(7,000台)の約3.5倍を超える約2万5,000台となり、好調な立ち上がりを見せた。


12月13日 - 1.3L車にスポーティーな外内装を採用した「Racy(レーシー)」を追加。


2005年(平成17年)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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