トヨタ・カローラツーリング
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カローラ ツーリング(COROLLA Touring)は、トヨタ自動車が生産しているステーションワゴン型の乗用車である。トヨタ・カローラとしては12代目のモデルとなる。

本項では、プラットフォームデザインの一部を共有したステーションワゴンタイプのヨーロッパ諸国向け仕様「カローラ ツーリングスポーツ」(COROLLA Touring Sports)についても便宜上、詳述する。なおこの代のカローラのステーションワゴンタイプは、日本、ニュージーランド、欧州のみでの発売となる。
初代(シリーズ通算12代目) E21#W/EA1#W型(2019年 - )

トヨタ・カローラツーリング(初代)
(シリーズ通算12代目)
NRE210W/ZWE21#W/
ZRE212W/MZEA1#W型

国内仕様 2022年10月改良型HYBRID W×B E-Four

概要
別名スズキ・スウェイス(初代)
製造国 日本愛知県豊田市
販売期間2019年9月17日 -
設計統括小西良樹
上田泰史
ボディ
乗車定員5名
ボディタイプ5ドアステーションワゴン
駆動方式前輪駆動
ガソリン車・ハイブリッド車
四輪駆動
ハイブリッド車(e-Four)のみ設定
プラットフォームGA-Cプラットフォーム
パワートレイン
エンジン8NR-FTS型 1.2L 直4 DOHC
(ガソリン前輪駆動の6iMT車専用)
M15A-FKS型 1.5L 直3 DOHC
2ZR-FAE型 1.8L 直4 DOHC
2ZR-FXE型 1.8L 直4 DOHC
(四輪駆動を含むハイブリッド車専用)
M20A-FKS型 2.0L 直4 DOHC
モーター1NM型 交流同期電動機
(ハイブリッド車、2022年10月まで)
1VM型 交流同期電動機
(ハイブリッド車、2022年10月より)
変速機Super CVT-i(1.8Lのガソリン車専用)
Direct Shift-CVT(2.0Lのガソリン車専用)
6速iMT(ガソリン車の1.2Lの前輪駆動専用)
電気式無段変速機
(四輪駆動を含むハイブリッド車専用)
前前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
(2022年10月以降のガソリン車のみトーションビーム
後前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
(2022年10月以降のガソリン車のみトーションビーム
車両寸法
ホイールベース2,640mm
全長4,495mm
全幅1,745mm
全高1,460mm
その他
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
特記事項ツーリング登場後も当面の間は既存の3代目フィールダーと併売
系譜
先代トヨタ・カローラフィールダー
トヨタ・オーリスツーリングワゴン
トヨタ・アベンシスワゴン
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日本市場向けのカローラセダン(カローラアクシオ)及びワゴン(カローラフィールダー)のフルモデルチェンジ版として発表されたモデルで、実質的には欧州仕様のオーリスツーリングワゴンの後継モデルにあたる(欧州では2018年に発表済み)。セダンモデルについては無印の「カローラ」となったが、ワゴンモデルについては引き続きカローラフィールダーを併売することもあり、新たに「カローラ ツーリング」の名称が与えられることになった。
2019年8月2日
日本市場向けカローラシリーズのセダンモデル、およびワゴンモデルを同年9月17日にフルモデルチェンジすることが明らかとされた[1]
2019年9月17日
フルモデルチェンジを発表し、ワゴンモデルについては「カローラ ツーリング」と命名された[2]。キャッチフレーズは「あなたの真ん中へ。この世界の真ん中へ。」で、2020年8月からのCMには菅田将暉[注釈 1]OKAMOTO'S[注釈 2]が出演している。グレード体系はガソリン車・ハイブリッド車共通で、「G-X」・「S」・3代目フィールダーから継続の「W×B」の3グレード[注釈 3]となった。プラットフォームは後述する欧州向けモデルと同じGA-Cプラットフォームが採用されて3ナンバーとなったものの、ボディは日本国内専用設計となり、全高は国外向けモデルと同じだが、全長で155 mm・全幅で45 mmそれぞれ小さく、ホイールベースも60 mm短くなっているほか、同時発売されたセダン同様、前後オーバーハングも当然、短縮されている[注釈 4]。また、ドアミラーの取り付け位置を変更することでミラー格納時の全幅は3代目フィールダーと同等としている。外観はフロントフェイスにおいて大型台形のロアグリルフレームとメッシュグリルに統一され、ヘッドランプは光源をLED化してラウンドを強めた一文字形状とした。また、立体的な造形を実現するため、バックドアは樹脂製となった。ボディカラーは「G-X」系グレードと「S」系グレードは新規開発色の「セレスタイトグレーメタリック」を含む7色展開、「W×B」系グレードは新規設定色の「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」を含む3色展開としている。内装はインストルメントパネルが薄型・ワイド化され、Aピラーは細形化された。荷室にはリバーシブルデッキボードが設定されており、上段にセットして後席を倒すとフラットなスペースが、下段にセットすると背が高い荷物の積載が可能な2段式[注釈 5]とし、裏面はタフユースに対応した樹脂とした。パワートレインは全面刷新され、ガソリン・CVT車とハイブリッド車は排気量を3代目フィールダーの1.5 Lから1.8 Lにアップし、ガソリン・CVT車はバルブマチックエンジンの2ZR-FAE型に、ハイブリッド車は2ZR-FXE型にそれぞれ変更。ガソリン・MT車は反対にダウンサイジングされ、カローラスポーツと同じ1.2 L直噴ターボエンジンの8NR-FTS型に変更された。また、ハイブリッド車は3代目フィールダーでは設定されなかった4WDが新設され、電気式4WDシステム「E-Four」を搭載。ガソリン・MT車はカローラスポーツと同じ「i-MT」となり、6速に多段化された。中間グレードである「S」グレード、上位グレードである「W×B」系グレードでは電動パーキングブレーキ(ブレーキオートホールド機能付き)が装備され、下位グレードの「G-X」グレードではレバー式となっている。さらに、日本国内のトヨタ車で初となるディスプレイオーディオが全車標準装備されており、SmartDeviceLink・Apple CarPlayAndroid Autoに対応してスマートフォンとの連携が可能なほか、エントリーナビキットまたはT-Connectナビキットを選択することで車載用ナビ機能を利用することが可能である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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