カローラ スパシオ(COROLLA SPACiO)は、トヨタ自動車が製造・販売していたミニバン型(初代のみ2列シートのトールワゴン仕様も混在)自動車である。目次 日本での販売取扱店はトヨタカローラ店であった。車名の「スパシオ」(SPACiO)はイタリア語で「空間」という意味の「Spazio」を元にした造語である[1]。 また、本項では欧州専売のカローラ ヴァーソ(COROLLA VERSO )についても記述する。 トヨタ・カローラスパシオ(初代)
1 概要
2 歴史
2.1 初代(E110N型、1997年-2001年)
2.2 2代目(E120N型、2001年-2007年)
2.2.1 エンジン
3 欧州専売車種「カローラヴァーソ」
4 関連項目
5 脚注
6 外部リンク
概要
歴史
初代(E110N型、1997年-2001年)
E110W型
前期型後期型(1999年4月-2001年5月)後期型 エアロツアラー
販売期間1997年1月-2001年5月
乗車定員4-6人
ボディタイプ5ドアコンパクトミニバン
(ただし2列シート車は5ドアトールワゴン)
エンジン4A-FE型
7A-FE型
駆動方式FF/4WD
変速機4AT
サスペンション前:マクファーソンストラット
後:マクファーソンストラット
全長4,185mm-4,210mm
全幅1,690mm
全高1,620mm-1,630mm
ホイールベース2,465mm
生産台数不明[2]
-自動車のスペック表-
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2列シートの4人乗り(2-0-2レイアウト)と、3列シート(2-2-2レイアウト)の6人乗りが設定され、エンジンは4A-FE型1,600cc(FF)と7A-FE型1,800cc(4WD)がラインナップされた。デザインは雲形定規のような曲面主体のもので、他のカローラのバリエーションとは違った風貌であった。内装ではスピードメーターがデジタル式であり、当時のカローラ系では唯一の採用であった。コンセプト企画、エクステリアデザイン、インテリアデザイン、設計製造とも関東自動車工業が行なったモデルである。全車岩手工場製。
1997年1月 - カローラのコンパクトサイズ乗用型ミニバンとして登場した。CM出演者は爆笑問題(ただし前期型はナレーションのみの出演)。キャッチコピーは「カタチがきいてる スパイシースパシオ」
7月15日 - 2列シート且つトールワゴン仕様の5人乗り(2-3レイアウト)モデルを追加。
9月 - 特別仕様車「Vパッケージ」を発売。スパシオ2-3グレードの1.6L FF車と1.8L 4WD車をベースに、ボディカラーはダークブルーマイカ、シルバーメタリック、レッドマイカメタリックの3色に加え、特別色ペールイエローオパールを採用。内装は、プライバシーガラス、電動リモコンミラー(格納機能を省く)などを特別装備している。
10月 - 特別仕様車「ホワイトパールスパシオ Gパッケージ」、「ホワイトパールスパシオ Lパッケージ」発売。スパシオGパッケージシリーズ、スパシオLパッケージシリーズの、1.6Lの2WDと1.8Lの4WD車をベースに、ボディカラーは、特別色ホワイトパールトーニングを採用。そのほか、UVカットガラス、カラード電動格納式リモコンドアミラー、専用カラードルーフレール、専用高級フルファブリックシートなどを特別装備している。
1998年4月 - 一部改良。ブラックスポーツパッケージ&ブラックスポーツGパッケージを追加。別置型タコメーター、専用スピードメーター、フロントスポイラー、サイドマッドガードを装着。
10月 - 特別仕様車「スパシオ2-2-2コンセプト バイ ミキハウス」を発売。スパシオ2-2-2グレードの1.6L FF車と1.8L 4WD車をベースに、ボディカラーはスーパーレッドII、スーパーホワイトII、ダークブルーマイカの3色、内装色は専用色アイボリーを採用。内装は、タータンチェック柄基調の専用シート、オートエアコンなどを特別装備している。
1999年4月 - デザイン重視にマイナーチェンジが行われた。別置型タコメーターとボディカラー同色のエアロキットを装備したスポーティ仕様のエアロツアラーを追加。
2000年5月 - 特別仕様車「ホワイトパールリミテッド」を追加。スパシオ2-3標準グレードの1.6L FF車と1.8L 4WD車をベースに、外板色に専用色スーパーホワイトパールマイカ、内装色は専用色アイボリーを採用した。