トモニホールディングス
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トモニホールディングス株式会社
TOMONY Holdings, Inc.

本社
種類株式会社
機関設計監査等委員会設置会社[1]
市場情報東証プライム 8600
2010年4月1日上場
略称トモニHD
本社所在地 日本
760-0050
香川県高松市亀井町7-1
香川銀亀井町ビル
設立2010年4月1日
業種銀行業
法人番号5470001011928
事業内容銀行その他銀行法により子会社とすることができる会社の経営管理及びこれに付帯関連する一切の業務
代表者代表取締役社長兼CEO 中村武
資本金250億円
(2019年9月30日現在)
発行済株式総数1億6,372万8,911株
(2019年9月30日現在)
売上高連結:798億54百万円
(2023年3月期)
従業員数連結:2,237人
単体:35人
(2023年3月31日現在)
決算期3月31日
会計監査人EY新日本有限責任監査法人[2]
主要株主日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口)6.45%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口)3.91%
トモニホールディングス従業員持株会 3.42%
日亜化学工業 3.05%
DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.02%
(2019年9月30日現在)
主要子会社#グループ会社参照
外部リンクhttps://www.tomony-hd.co.jp/
特記事項: 
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トモニホールディングス株式会社(英:TOMONY Holdings, Inc.)は、香川県高松市に本社を置く金融持株会社徳島大正銀行香川銀行を傘下に置いている。
概要

2010年4月1日に徳島銀行と香川銀行の両行が傘下となる金融持株会社として設立。高松市の香川銀亀井町ビルに本社が設置された[3]

徳銀は東証大証の各1部・香川銀は東証1部(大証1部は既に上場廃止済み)にそれぞれ上場していたが、いずれも2010年3月29日に上場廃止され、トモニHDは、設立と同時に東証1部にのみ新規上場した。

徳島銀行がトモニHD発足直後の2010年4月2日に取得した徳島県青少年センター施設命名権(ネーミングライツ)では、施設の愛称を徳島銀行の略称である「とくぎん」に加えて「トモニ」を冠した『とくぎんトモニプラザ』に設定した[4]

両行の経営統合は、営業基盤である徳島・香川両県で人口減少による資金需要の先細りが不可避と見たからであるが、それを見据えた経営戦略として関西圏への進出がトモニHD設立時からあった[5]。2015年4月、大阪第二地方銀行である大正銀行を、株式交換方式での買収で基本合意した[6][7]。大正銀行は三菱UFJフィナンシャル・グループの系列会社で、海外事業の強化で地銀との関係を整理したい大手銀行(三菱UFJ)と、関西圏進出で生き残りをかけるトモニHDの利害が一致した形になる[8][注釈 1]。また、会社規模が拡大する買収へ向けてトモニHDを指名委員会等設置会社に移行する予定であるとしているが、未だ実現には至っていない[10]。2015年9月15日には、大正銀との経営統合の最終合意を発表し、統合後の傘下3行の合併に関しては、2019年3月末までに判断を下したいとしている[11][12]。2016年4月1日、株式交換により大正銀行を完全子会社化した[13]

2018年3月23日、傘下の徳島銀行と大正銀行が2019年秋までに合併することが発表された[14]。合併の目的について、コスト改善効果が大きく、また徳島銀行の強みである事業性融資や中小企業取引および大正銀行の強みである住宅・不動産分野でノウハウ共有を一段と進めることであるとトモニホールディングス社長の遠山誠司は明かしている[14]。特にコスト改善については両行は既に同一のシステムを有していることから、事務効率化等も期待できると日本経済新聞は指摘している[14]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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